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jukeboy’s diary

ローリング・ストーンズを中心にいろいろな珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ ドイツ・クラブ・エディション③THE ROLLING STONES IN ACTION いろいろ!!

ローリング・ストーンズ

ローリング・ストーンズのドイツ・クラブ・エディションで人気があるのがこの『THE ROLLING STONES IN ACTION』です。このジャケットはブートレグでもよく使われています。1966年4月にS&R INTERNATIONALというところから発売されました。ホフマン氏のホワイトブックではBertelsmann Club Centerから16.25DMで売られたとありますが、Bertelsmann~のクレジットはどこにもありません。66年当時のドイツ・マルクはわかりませんが、80年頃の為替レートでは1DM=約125円ですのでそれで計算すると2031円くらいでしょうか?規格番号は74307です。ジャケットはブライアンが中心の躍動感のあるステージ写真が使われています。上にはメンバーのアイドル的な写真が並んでいて、下にサイケ調のデザインのタイトルとS&R INTERNATIONALとDECCAのロゴがあります。ジャケットはペラ・ジャケよりもっと柔らかいペラペラなジャケで見つけてもボロボロなのが多いのが難点です。

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リア・カヴァーです。こちらも同じ時のステージ写真が使われています。上に曲目があります。

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ジャケット表側のタイトルの部分です。色鮮やかなサイケデリック調のデザインです。

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ジャケット表側のS&R INTERNATIONALとDECCAのロゴの部分です。

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裏ジャケ上部の曲目の部分です。内容は『NOW』+『OUT OF OUR HEADS』+『DECEMBER'S CHILDREN』といった感じですね。

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裏ジャケ右上のメンバー・クレジットです。『BEAT BEAT BEAT』同様イアン・スチュワートのスペルがJanになっています。規格番号の74307の隣にP13の文字があります。

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裏ジャケ左下の部分です。S&R INTERNATIONALとDECCAのクレジットがあります。ステージ写真は65年エッセンでのコンサートの時のものらしいです。撮影はデンマークのBent Rejという写真家でストーンズの初期のステージ、オフ・ショットを撮影した『THE ROLLING STONES IN THE BEGINNING』という写真集も出ています。この人の写真はUK盤EP『GOT LIVE~』の裏ジャケでも使われていますね。

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裏ジャケ下部にはドイツ語で長々書いてありますが何て書いてあるのか分かりません(笑)。最後にPrinted in Western Germanyとあります。

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ラベルです。このレコードのラベルは全部で3種類存在します。最初はラウンド・デッカと呼ばれているものです。えび茶にゴールド文字のドイツ・デッカの初期のラベルです。右側にステレオ効果を強調しようなデザインのSTEREOと規格番号、その下に(SAD 1097-C)とサブの番号のようなものがあります。左側にSonderauflage(ドイツ語で特別版)とドイツの著作権協会GEMAのロゴ、マトリクスの文字があります。マトリクスは機械打ちでK LPD-Ste-012001-1 X/K LPD-Ste-012002-Xです。両面共Manufactured in Germanyの刻印があります。

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B面のラベルです。

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66年7月からのボックスト・デッカのラベルです。DECCAのロゴとリムの文字以外は上のラベルと同じデザインです。マトリクスは上と同じでK LPD-Ste-012001-1 X/K LPD-Ste-012002-Xです。両面共Manufactured in Germanyの刻印があります。

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B面のラベルです。

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66年の終わり~67年からレッド・ラベルに変りました。文字は黒でリムは白い文字になっています。文字の配置等は今までのラベルと変わりません。このアルバムは67年末には全部売り切れたようです。こちらもマトリクスは上と同じでK LPD-Ste-012001-1 X/K LPD-Ste-012002-Xです。両面共Manufactured in Germanyの刻印があります。

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B面のラベルです。また、このアルバムにはスイス盤のクラブ・エディションも存在し、そちらはレッド・ラベルでドイツ盤よりもリムの文字が大きくクレジットも違います。ラベルの文字の配置や、ジャケットはドイツ盤と同じなのでリムで見分けるしかありません。

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私は88年頃にこのレコードを買いましたが、最初に買ったものがジャケットも盤もボロボロだったので状態の良いものに買い替えたらラベルの違いを発見しました。結構買い直しでラベル違いや、細かなジャケットの違いなどを発見することって多いですよね。ステレオのクレジットがありますが全曲疑似ステで、特に「Get Off Of My Cloud」と「As Tears Go By」の電気処理が強烈でミックが風呂の中で歌っているような感じです(笑)。「The Under Assistant West Coast Promotion Man」はエンディングのカットが無くフェイドアウトが長いヴァージョンです。このレコードは単なるベストではなくアルバム曲も収録していて面白い選曲です。結構ビートの聞いた曲が並んでいるのでジャケットの躍動感と内容がマッチしていて当時の勢いがあってノリのいいストーンズを楽しめるマニア向けのアルバムだと思います。

ローリング・ストーンズ 南アフリカと南ローデシアにもあったSTONESミスプリント!!

ローリング・ストーンズ

ローリング・ストーンズの「Stoned」を「Stones」とミスっているのはUK盤が有名ですが、南アフリカ南ローデシア(現ジンバブエ)も同じように「Stones」とミスっています。両国のデビュー・シングル「I Wanna Be Your Man/Stoned」です。規格番号はFM.7-7052で、1964年4月に発売されました。日本もそうですが、この「I Wanna Be Your Man」をデビュー曲に持ってきている国は結構ありますね。UK盤は発売後に間違いに気づき「Stoned」と変更されましたが、こちらは修正した盤を見たことがありません。南アフリカ盤のラベルです。こちらはB面の「Stones」と間違えている方の写真です。南アフリカローデシア盤はシングル、EP、アルバム全てラベルやジャケットに国名のクレジットはありません。マトリクスは手書きでXDR 31954/XDR 31955で枝番はありません。この番号はUK盤と同じですね。

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こちらはA面の「I Wanna Be Your Man」側のラベルです。上にDECCAのロゴ、右側に規格番号とRec.first pub.1963とタイム表記があります。マトリクスは曲のクレジットの下にありますがUK盤と同じように逆さ文字で書かれています。

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南アフリカ盤は同じレコードでもセンターのプッシュ・アウトの形が違っていたり、ラベルの色が違うものが多数ありますが、このレコ-ドには三角形のプッシュ・アウト・センターの南ローデシア盤もあります。南ローデシア1888年から1965年までイギリスの植民地で65年から80年まで白人国家と黒人国家の内戦があり80年にジンバブエ共和国として独立しているので、このレコードはイギリスの植民地時代に発売されたことになりますね。ラベルのロゴや文字の配列等は全く同じです。マトリクスも全く同じですが、こちらはマトリクスの後にMADE IN S.RHODESIAの刻印があります。

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A面の「I Wanna Be Your Man」側のラベルです。

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MADE IN S.RHODESIAの刻印の部分です。

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なお、南アフリカ盤のシングルには初回だけピクチャー・スリーヴが付けられているタイトルがありますが、この「I Wanna Be Your Man」はDECCAのカンパニー・スリーヴに入っています。このスリーヴは60年代に3回デザインが変更になりましたが、こちらは1964年前後のスリーヴになります。他のデザインのスリーブは別の機会に触れます。

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裏側です。Seven Singleとクレジットされているのが特徴です。

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このシングルが発売された頃の南アフリカは民族解放運動やイギリス連邦からの脱退といろいろともめていた時期に当たりますね。当時このレコードを買った人は現地にいたイギリス人でしょうか?このタイトルのピクチャー・スリーヴは見たことがありませんが、他のタイトルの南アフリカ盤のピクチャー・スリーヴは独自のデザインで面白いものが多いのでまたの機会に紹介します。

ローリング・ストーンズ ドイツだけの幻のエディット・ヴァージョン2曲収録ALBUM PLAY!! 

ローリング・ストーンズ

ローリング・ストーンズのドイツ盤ジュークボックスEP『THE ROLLING STONES ALBUM PLAY』です。500枚しかプレスされなかったという事でストーンズのオフィシャルのレコードの中でおそらく一番プレス枚数が少ないレコードだと思います。私は91年から探し始め去年初めて見てやっと入手したので25年間も探していたことになります。90年代に作られたカウンターフィットもありますがそれもあまり見たことが無くあっても$30~$50と高く取引されています。オフィシャルなのにレアなアナログ・ブートみたいですね(笑)。6曲収録されたこのEPは1968年8月(一説には68年の終わり)にリリースされました。規格番号はDCD 81 500です。このEPにはエディット・ヴァージョンが2曲も収録されていますが、数の少なさからかそのエディット・ヴァージョンの存在すらあまり知られていません。こちらはそのジュークボックス用のスリーブですが残念ながら復刻版です。

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ラベルです。DECCAのロゴ(後で触れますがこのロゴがカウンターフィットかを見分けるポイントになります。)と、左側にRoyal SoundとGEMA、その下にDCD 13614とマトリクスの番号があります。右側は規格番号のDCD 81 500と盤面を表すseite 1の表示があります。タイトルはTHE ROLLING STONES ! なので、Album Playというのはジュークボックス用で他のアーティストのレコードも存在するのかも知れません。マトリクスは機械打ちでSte-33-DCD-13614-X/Ste-33-DCD-13615-1 Xです。両面共Manufactured in Germanyの刻印があります。「Paint It Black」はステレオです。「Time Is On My Side」はオルガン・イントロの疑似ステで2分18秒くらいでフェイドアウトしてしまいます。「Have You Seen Your Mother~」は疑似ステです。

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B面のラベルです。こちらにこのレコードでしか聞けないエディット・ヴァージョンが2曲収録されています。「Ruby Tuesday」はここでしか聞けないエディット・ヴァージョンで最後の"Goodby ruby tuesday~"を2回繰り返す箇所が1回で終わってしまう2分56秒のヴァージョンです。フェイドアウトではなくちゃんと終わるので最後から2番目のコーラスをカットしたことになります。録音はステレオです。 「Mothers Little Helper」はモノラルです。「Under The Boardwalk」もここでしか聞けないエディット・ヴァージョンで2コーラス目のサビの部分から間奏の途中までカットされ終わり方もフェイド・アウトしてしまいます。タイムは2分12秒で擬似ステです。このエディットはホフマン氏も見落としているのか昨年の暮れに出たホフマン氏の「Recording Index 1961-2016」 にも載っていません。「Ruby Tuesday」の方は載っています。

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カウンターフィットのラベルです。本物そっくりに作られていますが盤の溝が違います。マトリクスは手書きでDCD 13614 A/DCD 13614 Bです。B面にもA面のマトの番号が使われています。

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本物かを確かめるのはマトリクスを見るのが一番ですが見れる状況にない時にはDECCAのロゴが見分けるポイントになります。ドイツ・デッカのロゴは71年頃にロゴの枠の中に白い枠がありDECCAの文字が大きめのものに変りますが、それ以前の68年から71年までは全体に黒っぽいロゴでDECCAの文字も小さめでした。本物の方は68年のリリースですのでDECCAの文字が小さめの方です。拡大して比べてみました。こちらは本物の方です。

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こちらはカウンターフィットの方です。ロゴの外枠の内側が白いです。ラベルを作る時に間違えて71年以降のロゴを貼ってしまったのかロゴの周りにまた白い枠があり不自然なものとなっています。また、こちらをこのレコードのセカンド・プレスとしている資料もありますがドイツ盤のマトは機械打ちなのでそれは間違いだと思います。

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EP盤は普通4曲入りですが、このレコードは6曲も無理やり詰め込んだおかげで早くフェイドアウトしたり、レアなエディット・ヴァージョンが収録されていて貴重なレコードとなっていますね。一説ではこのレコードは当時ジュークボックスを買ってくれた人に無料でプレゼントしたけど、33回転だったので役に立たなかったなんて話があります。そういえばジュークボックスって45回転ですよね!いずれにせよここでしか聞けない貴重なヴァージョンが収録されているし、レコード自体も貴重なものなので見つけた時の感動は忘れられません。ドイツのオムニバスのプロモ盤には「Tell Me」のアメリカ盤のエディットとは違った部分を切ったエディット・ヴァージョンもあるそうでオフィシャルでもまだまだ知られてない事がたくさんありそうですね!

ローリング・ストーンズ いろいろあるぞUK盤THROUGH THE PAST, DARKLY!!

ローリング・ストーンズ

ローリング・ストーンズのイギリスでの2枚目のベスト・アルバム『THROUGH THE PAST, DARKLY (BIG HITS Vol.2)』です。ブライアンの死後、1969年9月12日に発売されました。規格番号はモノラルがLK 5019、ステレオがSKL 5019です。このアルバムは何といっても八角形のジャケットがユニークです!当時日本でも八角形で発売されましたね。選曲は66年から当時の新曲「Honky Tonk Wemen」までのシングル曲(イギリス以外でのシングル曲を含む)と初期のEPから「You Better Move On」、この時点でイギリスで未発表だった「Sitten' On A Fence」などで構成されています。ジャケットは両面コーティングされていて、イーサン・ラッセルによるブライアンとの最後のフォト・セッションで撮影された写真が使われています。

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裏ジャケです。上部にモノラル、ステレオを判別する穴があります。下部にDECCAのロゴと住所などのクレジットがあります。印刷所は八角形のものは全てGarrod and Lofthouse International Limitedです。

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裏ジャケ下部のDECCAのロゴの部分です。DECCAの住所、コーティングの会社、印刷所のGarrod and Lofthouse International Limitedのクレジットがあります。

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ジャケット表側に曲目が書かれていますが収録順ではありません。これってどういう順番か不明ですね。ちなみに当時の日本盤はちゃんと収録順になっていました。

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見開きの内側です。地べたに寝転がっている5人と、右側は曲目とブライアンに捧げる詩があります。レコードは見開きの内側から取り出すようになっています。また、レコードを収納する側(見開きの右側)は初期型はフリップバックになっていますが後期はフリップバックではありません。

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レコードは見開きの内側から取り出すようになっています。

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八角形の初期型はフリップバック、後期型はフリップバックではありません。こちらはフリップバックのジャケットです。

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こちらはフリップバックではない方のジャケットです。

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裏ジャケ上部は穴が開いていて中のインナーの色でモノラル(赤)、ステレオ(青)を判別できるようになっています。

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見開き内側のブライアンへの詩です。写真では見えずらいので原文をそのまま載せておきます。

BRIAN JONES (1943-1969)

When this you see, remember me and bear me in your mind.
Let all the world they may speak of me as you find.

ブライアンは42年生まれだと思いますがここでは1943となっています。

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インナーはこのアルバムだけの八角形の専用のものが使われています。赤がモノラル、青がステレオです。

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74年以降はジャケットが普通の四角いものに変ります。日本でも76年のGPシリーズで普通のジャケットになってしまいましたね。

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裏ジャケです。シングル・ジャケになってしまったので見開きの内側にあった写真が使われています。八角形ではチャーリーが上でしたが、写真が回転してミックが上になっています。空間の部分にブライアンへの詩や曲目、印刷所などのクレジットがあります。これ以降は印刷所がRobert Staceに変ります。

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四角いジャケットも初期型と後期型があります。初期型はモノラル、ステレオを判別する穴が開いていますが、後期型は穴が無くステレオの規格番号しかありません。

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裏ジャケの右下の部分です。DECCAのロゴと住所、印刷所のクレジットなどがあります。後期型はコーティングが無いのでラミネートの会社の部分と、何故かDECCAの住所も一緒に削除されています。

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ラベルです。最初はモノラルです。オープン・デッカの赤ラベルです。Side 1が右側にあります。規格番号の上のマトリクスの逆さ文字にカッコはありません。マトリクスはXARL-9067-P-1A/XARL-9068-P-3Aです。

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Side 1が左側へ移動しています。タイトルとサブタイトルの(BIG HITS Vol.2)が2行に渡ってクレジットされています。全体に文字が大きいです。マトリクスの逆さ文字に括弧があります。マトリクスはXARL-9067-P-1A/XARL-9068-P-3Aです。

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ボックスト・デッカです。上のラベルと文字の配置は同じですがリムが上に行ってしまったのでその分文字が大きくなっています。ボックスト・デッカには70年頃に変ったという資料があります。この頃になると見開き内側のフリップバックはありません。マトリクスはXARL-9067-P-1A/XARL-9068-P-3Aです。

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ここからステレオです。オープン・デッカの青ラベルです。Side 1が右側にあります。規格番号の上のマトリクスの逆さ文字にカッコはありません。マトリクスはXZAL-9067 P-1W/XZAL-9068 P-2Wです。

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Side 1が左側へ移動しています。タイトルとサブタイトルの(BIG HITS Vol.2)が2行に渡ってクレジットされています。全体に文字が大きいです。マトリクスの逆さ文字に括弧があります。マトリクスはXZAL-9067 P-1W/XZAL-9068 P-2Wです。

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70年からのボックスト・デッカです。上と同じ配置ですがリムはラベルの上部にあります。マトリクスはXZAL-9067 P-1W/XZAL-9068 P-2Wです。オリジナルの八角形のジャケットに入っています。

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ボックスト・デッカでSide 1が右側でタイトルも1行です。マトリクスはXZAL-9067 P- 3W/XZAL-9068 P-3Wです。ステレオの一番最初のものと同じ配置ですがマトの枝番が進んだのとここからジャケットが四角くなったのでここで取り上げましたが、こちらがボックスト・デッカの最初としている資料もあるのでおそらくこれよりもマトが若く、八角形のジャケットのもあると思います。四角い青枠のインナーで裏ジャケの穴で判別するようになっています。

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ボックスト・デッカのラベルで、Side 1が左側です。規格番号の上のマトリクスが逆さ文字ではありません。マトリクスはXZAL-9067 P-1W/XZAL-9068 P-2Wです。おそらく70年代後半のラベルだと思います。ジャケットは四角いもので裏側にステレオを判別する穴があるタイプです。

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80年代へ入ってからのプレスです。ジャケットは最後の裏ジャケに穴が無くSTEREOのみの表示へ変わっています。マトリクスはXZAL-9067 P- 4W/XZAL-9068 P-3Wです。

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このUK盤にはイタリアへの輸出仕様があります。これはジャケットだけイギリス製で規格番号がイタリアのSKLI 5019となっています。ジャケットは四角でUK盤の四角のものとは違い角の黒い部分が無く全部写真になっています。

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裏ジャケです。裏側も全部写真になっています。

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規格番号の部分です。SKL→SKLIとイタリアの番号Iが追加されています。

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右下のDECCAのロゴの部分です。イギリスの住所があります。

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60年代中期以降のベストですが、シングル曲はもちろん、イギリスではシングル発売がなかった「Mother's Little Helper」や「She's A Rainbow」「2000 Light Years From Home」が収録されたことによって当時のサイケ期ストーンズの移り変わりが分かります。今聞くと1曲、1曲がホントに名曲ですね!シングルだけだった曲はここでステレオでも聞けるようになりました。私はUSA盤よりこのUK盤の選曲の方が好きです。当時は他のアーティストもジャケットに凝り始めましたがこの八角形のジャケットも画期的だったですね!

ローリング・ストーンズ フェイク・ジャケいろいろ!!

ローリング・ストーンズ

レコードを買っていると資料でも見たことがないジャケットに出会うことがあります。こんなデザインのものがあったかな?と調べてみると偽物のジャケットだったりします。今回はフェイク・ジャケを集めてみました。ジャケットとレコードをそっくりそのままコピーしたカウンターフィットはドイツ盤クラブ・エディションなどでよくありますがそれは手触りや印刷が不鮮明なのですぐに分かりますが、フェイク・ジャケは独自のデザインなのでよくこんなジャケット考えたな~と感心してしまいます。まあ、ブートレグのジャケットのデザインも言ってみれば同じことですよね。過去に一番有名だったのがUSA盤の「Street Fighting Man」のジャケットではないでしょうか?これは80年代にセカンド・ジャケだとかプロモ用のジャケットと言われていたものです。今では考えられませんが当時は警官が群衆を殴っているとか、警官が殴られているとかいろいろと噂だけで肝心のジャケットの写真が無く、本物のデザインがどういったものかも知られていない時代でした。私は80年代に今は無き某レコード店で大枚はたいて買いましたが無知だったですね~。このレコード店はめったに出てこない「Beast Of Burden」のPSやビートルズのレア盤など珍しいものばかり売ってましたが、はたして全部本物だったのでしょうか?これしか買わなかったので今となってはわかりません。裏も同じデザインです。88年に出た中野〇児さんのディスコグラフィにも載っていたのでこれが本物だと思いましたが、紙の質が他のUSA盤のピクチャー・スリーヴと違って作りも雑です。

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私は本物は持っていませんが、数多くでまわっているカウンターフィットの中で一番本物っぽいのはこれでしょうか?

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実物は17枚しか現存していないそうです。こちらは裏側です。

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USA盤シングルの偽物PSは他のタイトルでも多数出回っています。中に本物のレコードが入っているので、レコードだけ売るより付加価値を出そうとしたのか分かりませんがあくどいですよね~。こういうのは無視して買いませんが、中のレコードのラベルのヴァリエーションが持っていないものだったので渋々買ったのがこの「Tell Me」です。こんなジャケット、USA盤にはありませんね(笑)。

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あと、80年代に出回っていたのが次の2種です。これは当時はセカンド・ジャケだなんて言われて買いました。やはり中に本物のUSA盤のレコードが入っていますが、PSは本物のデザインの周りに白い枠があり、手触りも違います。「The Last Time」です。右側に本物を並べてみましたがメンバーの写真が暗くいかにもコピーというのがわかります。

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「19th Nervous Breakdown」です。こちらも右側に本物を並べてみました。このジャケットは本物でもかなり暗い写真が使われているのであまり画質の違いはありませんが、手触りが全く違います。

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次はドイツ盤の「Little Red Rooster」です。5Headsと呼ばれる初期のドイツ・シングルのデザインのもので、私はこりゃ大発見!と買いましたが「Little Red Rooster」の本物はファーストLPの写真が使われていてこのジャケットは存在しないです…。

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裏も当時のドイツ盤をそっくりそのままコピーしています。

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この「Little Red Rooster」のジャケットは印刷も鮮明でよく出来ています。本物のジャケットと並べても不自然さはありません。ただやはり紙の質がツルツルしていて、メンバーの写真も暗いです。他には「The Last Time」でこのタイプを見たことがありますがそれも存在しません。5Headsと呼ばれるドイツ盤のデザインでは「I Wanna Be Your Man」「It's All Over Now」「Not Fade Away」「Time Is On My Side」の4枚しか存在しません。 f:id:jukeboy:20170403204026j:plain

他にはもともとジャケットが無いはずのUK盤の「Come On」や、ストーンズのレコードが発売されていないボリビア盤なんていうのもありました。ボリビアと言われるレコードはブラジル盤のようにビニールに2枚の紙を両側に挟んでレコードを入れるジャケットですが、わざわざ古いビニールで包んで当時の雰囲気を出していて芸が細かいですので要注意ですぞ。裏ジャケはブラジルのもので、中のレコードはブラジル盤が入っていてブラジル輸出仕様だといって売られていました(笑)。最近見かけたのは、実際には存在しないUSA盤仕様の「Come On」がジャケットを付けてパープル/ホワイトラベルで売られていましたがここまでくるともうブートレグですね!ドイツ盤の「Little Red Rooster」は勉強不足で買ってしまいましたが、何でもありの世界、要は資料でも見たことがないジャケットは疑え、という事でしょうか。 

ローリング・ストーンズ USA盤12X5 ステレオいろいろ!!

ローリング・ストーンズ

ローリング・ストーンズのUSA盤『12X5』のステレオ盤です。規格番号はPS 402で1964年10月24日に発売されました。現在はCDで何曲かはリアル・ステレオで聞けますが当時は全曲疑似ステでした。よって最初はSTEREO表示だけだったジャケットにその後疑似ステのクレジットが入るようになり、裏ジャケもステレオから疑似ステの説明に変るなどいろいろなヴァリエーションが存在します。ジャケットです。モノラル同様水色のLONDONのロゴ、その上に規格番号とSTEREO表示があります。

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裏ジャケです。モノラルと同じデザインで、こちらも「Congratulations」のスペルをミスってます。ちなみに2002年に発売されたデジパックのCDでもスペルを間違えています。

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ジャケット表側の右上のSTEREOのクレジットの部分です。初期はSTEREOだけでしたが途中から疑似ステのクレジットが入っています。写真では分かりずらいですが色も水色から白に変っています。

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裏ジャケ左下の部分です。規格番号PS 402とalso available in Mono, LL 3402のクレジットがあります。 

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裏ジャケ左下の部分です。PS 402とPRINTED IN U.S.A.のクレジットがあります。この頃のアメリカのステレオ盤には両側に規格番号の表示があります。

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裏ジャケ下部中央の部分です。初期型がPLAY THIS RECORD ONLY ON STEREOPHONIC EQUIPMENTだったのに対して、途中からELECTRONICALLY RE-PROCESSED FOR STEREO FROM A PERFORMANCE ORIGINALLY RECORD MONAURALLYとモノラルを電気的にステレオ化したというクレジットに変ります。最後は一番下のようにこの部分が空白になります。基本的にはジャケットの表側がSTEREOだけのものは1番目で、疑似ステ表示のものは2番目ですが、STEREOだけでも2番目だったり、疑似ステでも1番目だったりと表裏で違ったものもありますのでその組み合わせは5組もあることになりますね!この辺がテキトーです(笑)。話が変わりますが『ENGLAND'S NEWEST HIT MAKERS』ではこの表示が2番目のものしかなく、ラベルもオープン・ロンドンのものが存在しないのでやはりステレオだけ相当後で発売された事が考えられます。

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ラベルです。これは前回も取り上げましたがMADE IN ENGLANDのラベルです。上部にMADE IN ENGLAND、LONDON ffrrのロゴがあります。マトリクスは機械打ちでZAL-6493-2L/ZAL-6494-3Lです。その他に-3L/-3Lのものも確認しました。

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ここからUSAプレスのラベルです。最初はオープン・ロンドンをまとめて紹介します。ジャケットも表裏ステレオか疑似ステか参考までに書いておきます。もちろんマトもジャケットの組み合わせも私の所持しているものなので同じラベルでも違うものもあると思います。

オープン・ロンドンでタイトルは12X5です。面表示はSIDE 1、MADE IN U.S.A.があります。マトリクスは機械打ちでZAL 6493-1A/ZAL 6494-1Aです。ジャケットは両面ステレオです。

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オープン・ロンドンでタイトルは12 BY 5です。面表示はSIDE 1、MADE IN U.S.A.はありません。マトリクスは機械打ちでZAL 6493-1B/ZAL 6494-1Bです。ジャケットは両面ステレオです。

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明るい青のオープン・ロンドンでタイトルは12 BY 5です。面表示はside 1と小文字です。MADE IN U.S.A.はありません。マトリクスは機械打ちでZAL 6493-1C S  △7164/ZAL 6494-1C S △7164Xです。ジャケットは両面ステレオです。

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明るい青のオープン・ロンドンでタイトルは12 BY 5です。面表示はside 1と小文字です。上のラベルと似ていますがこちらはMADE IN U.S.A.があります。マトリクスも上と同じく機械打ちでZAL 6493-1C S  △7164/ZAL 6494-1C S △7164Xです。ジャケットは両面ステレオです。 

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ここからボックスのロンドンです。タイトルは12X5です。面表示はSIDE 1、MADE IN U.S.A.があります。マトリクスは機械打ちでZAL 6493-1A/ZAL 6494-1Aです。ジャケットは両面疑似ステ表示です。

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タイトルは12X5です。面表示はSIDE 1、MADE IN U.S.A.がありません。マトリクスは機械打ちでZAL 6493-1B/ZAL 6494-1Bです。ジャケットは両面疑似ステです。

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明るい青のラベルです。このラベルだけタイトル表示がありません。面表示はSide 1でMADE IN U.S.A.があります。ラベルの全部の文字が縦長のフォントになっています。マトリクスはZAL 6493 -1B  PS-402-A/ZAL 6494-1A  PS-402 B-です。両面ともPS以降は手書きです。ジャケットは表がステレオ、裏が疑似ステです。

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タイトルは12 BY 5です。面表示はside 1と小文字でMADE IN U.S.A.があります。マトリクスは機械打ちでZAL 6493-1C S  △7164/ZAL 6494-1C S △7164Xです。ジャケットは表がステレオ、裏疑が似ステです。

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ラベルの左側にside one、ZAL 6493 PHが、右側にPS 402があります。タイトルは12X5です。MADE IN U.S.A.はありません。マトリクスは手書きでZAL 6493-6-1-1/ZAL 6494-6-1-1です。ジャケットは表が疑似ステ、裏は空白です。

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タイトルは12X5です。面表示はSIDE 1、MADE IN U.S.A.があります。プロデューサー・クレジットがなく、リムもありません。マトリクスは手書きでZAL 6493-8 BEST/ZAL 6494-8 BESTです。ジャケットは両面疑似ステです。ラベルの下部のマトリクスの後にBWとプレス工場コードがあります。

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上のラベルと似ていますが、リムがあります。プロデューサー・クレジットはありません。タイトルは12X5です。面表示はSIDE 1、MADE IN U.S.A.があります。マトリクスも上と同じでZAL 6493-8 BEST/ZAL 6494-8 BESTです。ジャケットは表がステレオ、裏は疑似ステです。こちらもラベルの下部のマトリクスの後にBWとプレス工場コードがあります。

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左にPS 402、右にSIDE ONEがあります。タイトルは12X5でMADE IN U.S.A.があります。曲目が左揃いになっています。マトリクスは手書きでZAL 6493-9  T1/ZAL 6494-9  T1です。ジャケットは表が疑似ステ、裏は空白です。ラベルの下部のマトリクスの後にTHとプレス工場コードがあります。

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 明るい青です。右にPS 402、Side 1があります。タイトルは12 BY 5でMADE IN U.S.A.があります。リムはありません。文字のフォントが他のラベルと違います。マトリクスは手書きでZAL-6493 (REPL) W/Diane  △16555/ZAL-6494(REPL) W/Diane  △16555Xです。ジャケットは表がステレオ、裏は疑似ステです。

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上と似ていますが面表示がside 1と全部小文字になり全体に文字のサイズが小さくこじんまりしています。ラベル下部のマトリクスの最後にWが追加されています。こちらもリムがありません。マトリクスは上と同じでZAL-6493 (REPL) W/Diane  △16555/ZAL-6494(REPL) W/Diane  △16555Xです。ジャケットは表がステレオ、裏は疑似ステです。

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上と基本的には同じですがリムがあります。こちらもマトリクスは上と同じでZAL-6493 (REPL) W/Diane  △16555/ZAL-6494(REPL) W/Diane  △16555Xです。ジャケットは表がステレオ、裏は疑似ステです。

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濃いブルーです。右にPS-402、side 1があります。タイトルは12 BY 5でMADE IN U.S.A.があります。こちらもマトリクスは上と同じでZAL-6493 (REPL) W/Diane △16555/ZAL-6494(REPL) W/Diane △16555Xです。ジャケットは表がステレオ、裏は疑似ステです。ここまでの4枚は全て同じマトリクスです。

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左にPS 402、ZAL 6493が、右にSIDE ONE、MADE IN U.S.A.があります。タイトルは12X5です。ラベルの下部にクレジットが無いのでシンプルな印象です。マトリクスは手書きでZAL 6493-2 (判読不明)D-1/ZAL 6494-1 (判読不明)C-1です。ジャケットは両面疑似ステです。

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左側にSTEREO、SIDE 1、そして72という数字が、右側にPS 402、(ZAL-6493-A)があります。タイトルは12X5でMADE IN U.S.A.がありません。珍しくArranged by The Rolling Stonesとクレジットがあります。マトリクスは手書きでPS 402 ZAL 6493-A-2 1 1 (判読不明)PRC-R/PS 402 ZAL 6494-B-2 (判読不明)PRC-Rです。ジャケットは表が疑似ステで裏は空白です。ジャケットとラベルから考えてこれが青ラベルの最後だと思います。86年以降の再発LONDON→ABKCOはUSのファーストと同じパターンですのでここでは省略します。

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全部で19種類のラベルを確認出来ましたがまだまだあるかも知れません。映像では「T.A.M.I.ショー」でこの当時のストーンズのノリノリの演奏を見ることが出来ます。ジャケットはこの頃のストーンズの危ないイメージをよく出していると思います。内容もアレンジが良くソリッドな演奏で初期の名盤ですね!

ローリング・ストーンズ USA盤12X5 モノラルいろいろ!!

ローリング・ストーンズ

 ローリング・ストーンズのアメリカでの2枚目のアルバム『12X5』です。1964年10月24日にモノラル(LL 3402)、ステレオ(PS 402)として発売されました。今回はモノラル盤を取り上げます。規格番号はLL 3402です。内容はUK盤のEP『5X5』全曲とアメリカでのシングル「It's All Over Now」と「Time Is On My Side」のAB面、そしてUK盤『No.2』に収録された3曲から構成されたアメリカ独自のアルバムです。日本ではUK盤『No.2』よりこちらの方が馴染みがあると思います。「Time Is On My Side」はオルガン・イントロ・ヴァージョンです。ジャケットはUK盤『No.2』と同じ写真が使われていますが、何もクレジットが無いUK盤と比べてこちらはグループ名、タイトルを派手に表記しています。右上に水色のロンドンのロゴと、右下に規格番号とMONOのクレジットがあります。

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リア・カヴァーです。上部にタイトルとグループ名、64年頃の5人の写真があります。左側に曲目と、右側にAndrewの解説文があります。

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フロントの右上のLONDONのロゴの部分です。グループ名に合わせたのか珍しく水色です。

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右下の規格番号とMONOの部分です。こちらも水色です。

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裏ジャケの右上の部分です。モノラル、ステレオ同時発売だったので規格番号のところにalso available in Stereo, PS 402のクレジットがあります。

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右下にPRINTED IN U.S.A.のクレジットがあります。ファーストと比べてこのアルバムのジャケットにはヴァリエーションがありません。

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曲目の部分です。有名ですが、「Congratulations」のスペルが「Congradulations」とミスっています。

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なお、前回取り上げたファーストの写真を使ったUSA盤の別カヴァーですが、アメリカでの初回盤との説がありますが真相は不明です。また、このアルバムのモノラルの初回盤はブルー・ヴィニールだったという事が「Rock'n Roll Price Guide」に載っていますが、これについてはprivete pressing、ブートレグとした資料がありますのでこちらも真相は不明です。以前UKファーストのボックスト・デッカの青盤も見かけましたがこれも多分ブートレグだと思います。

ラベルです。MADE IN ENGLANDの発売時期が不明ですので最初にこちらから取り上げます。こちらはMADE IN ENGLANDのテスト・プレスです。マトリクスは機械打ちでARL-6493-1A/ARL-6494-1Aです。DECCAのFactory SampleのラベルにボールペンでマトリクスとLL 3402と書かれています。

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テストプレスのマトの部分です。

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レギュラー盤のUKプレスです。上部にMADE IN ENGLANDがあります。マトリクスは機械打ちでARL-6493-1A/ARL-6494-1Aとテストプレスと同じです。

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ラベルの上部がMADE IN ENGLAND BY THE DECCA RECORD CO, LTD.となっています。マトリクスは機械打ちでARL-6493-1A/ARL-6494-2Aです。右側の規格番号の上のマトリクスの逆さ文字にカッコがありません。また、曲目の文字のフォントも違います。UKプレスは2枚ともタイトルの表記がありません。

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ここからUSAプレスです。マルーンのオープン・ロンドンでタイトルは12X5表記です。面表示はSIDE 1です。ラベルの下部にMade in U.S.A.があります。マトリクスは手書きでARL-6493-1A/ARL-6494-1Aです。これ以降は全て手書きです。 

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マルーンのオープン・ロンドンでタイトルは12 BY 5表記です。面表示はSIDE 1、Made in U.S.A.はありません。マトリクスは手書きでARL-6493-1C/ARL-6494-1Dです。

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マルーンのオープン・ロンドンでタイトルは12 BY 5表記ですが面表示がside 1と小文字になっています。Made in U.S.A.はありません。マトリクスは手書きでARL-6493-1E △7163/ARL-6494-1F △7163Xです。

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ここからボックス・ロンドンです。ラベルの色も赤に変ります。タイトルは12X5、面表示はSIDE 1です。ラベルの下部にMade in U.S.A.があります。マトリクスは手書きでARL-6493-1A/ARL-6494-1Aです。オープン・ロンドンの1番目のラベルとロンドンのロゴ以外の部分とマトが同じです。

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えんじ色のラベルです。面表示は縦長の文字でSide 1、タイトルはありません。マトリクスはARL-6493-1D LL-3402-A/ARL-6494-2B LL-3402-Bです。A面のARL-6493-1Dの部分だけ何故か機械打ちです。

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赤ラベルでタイトルが12 BY 5、面表示はSIDE 1です。Made in U.S.A.はありません。マトリクスは手書きでARL-6493-1D/ARL-6494-1Dです。

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タイトルは12 BY 5表記ですが面表示がside 1と小文字に変ります。Made in U.S.A.があります。マトリクスはARL-6493-1E △7163/ARL-6494-1E △7163Xです。

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ファーストのモノラルはオープン・ロンドンとボックスのロンドンのマトリクスがそれぞれ別々に繋がったのですがこちらは繋がりませんね!一応オープン・ロンドンを最初に、次にボックスをまとめましたが、オープンとボックスのマトの枝番が前後して入り乱れています。プレス時期が同じでもオープン・ロンドンとボックスのロンドンを適当に使っていたのか、それとも製造工場が違うのか謎ですね。もちろん同じラベルでも枝番は数種類存在すると思いますのでこれはあくまで参考程度にしてください。このアルバムはシングル曲とEPの曲で水増しして1枚のアルバムにしてしまったアメリカらしい編集アルバムですが、曲順がすごくいいですね~。特にA面の流れは聞いていて心地よく時々出してきては聞いているお気に入りのアルバムです。ステレオは次回取り上げます。