ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ローリング・ストーンズのオリジナル盤、各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ USAジュークボックスEP② アトランティック編!!

前回に引き続きローリング・ストーンズのUSA盤ジュークボックス用EPです。今回はストーンズ・レーベル設立以降、アトランティックからの2枚を紹介します。最初は『EXILE ON MAIN STREET』のジュークボックス用EPです。1972年に作られ、規格番号はCOC 7-22900です。同アルバムから5曲収録されており、アルバムの裏ジャケの一部を使った独自のデザインのジャケットが付けられています。メンバーの写真がちりばめられていてカッコいいデザインです。このジャケットだけ普通のピクチャースリーヴのような薄い紙で作られています。右上と左上にSTEREO ALBUMとあります。

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裏ジャケです。上にふたがありそこからレコードを出すようになっています。グループ名、タイトル、曲目が書かれています。収録されている5曲は2枚組の1枚目からの選曲となっています。一番上のLLP #199というのは何の番号か不明です。一番下におそらく制作会社のLittle LP's Unlimitedのクレジットがあります。 

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ジュークボックス・ストライプです。ミニLPの紙は無く、ストライプに直接ジャケットの写真が載っている凝った造りになっています。こちらのストライプにもLittle LP's Unlimitedのクレジットがあります。この会社はコネチカット州にあり、このEPはANOTHER GREAT STEREO ALBUMというシリーズらしいです。それでジャケットの表側にSTEREO ALBUMのクレジットがあったんですね。おそらく他のアーティストのレコードも出ているかと思います。

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ラベルです。アトランティックの黒ラベルです。上部にATLANTICの文字が、下部にアトランティックのロゴがあります。ストーンズのレコードでこのラベルは珍しいですよね!左側にCOC 7-22900とSTEREOがあります。右側に面表示のSIDE 1があります。マトリクスは手書きでST-RS-33125/ST-RS-33126 Aです。両面にROLLING STRONESとPRがあります。これはニュージャージー州のPresswell Recordsでプレスされたレコードです。 

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B面のラベルです。こちらは2曲が収録されています。AB面の5曲は正規盤と同じミックスですがA面の3曲は何となく音の広がりが狭いような気がします。

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次は『GOATS HEAD SOUP』のジュークボックス用EPです。1973年に作られ、規格番号はCO 7-59101です。アルバムから4曲が収録されています。ジャケットは正規盤と同じデザインでアルバムのような硬い紙質で造られています。

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裏ジャケは白で何も印刷されていません。ジュークボックス・ストライプです。一枚の紙に4曲ではなく、それぞれA面、B面収録曲に分かれています。このレコードはミニLPの紙は元々無かったようです。一番下にこのストライプを作ったSterling Title Strip Co., Inc.のクレジットがあります。この会社はニュージャージー州にあるようです。 

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ラベルです。アトランティックの黒ラベルです。上部にATLANTICの文字と33と回転数が、下部にアトランティックのロゴがあります。左側に面表示のSIDE ONEとマトリクスがあります。右側にCO 7-59010とSTEREOがあります。この表示は上の『EXILE~』のラベルとは左右逆ですね。「Star Star」はセンサード・ヴァージョンです。その他の3曲はアルバムと同じヴァージョン、ミックスです。マトリクスは手書きでST-RS-33145 A/ST-RS-33146 Aです。両面のマトの離れたところにPRがあります。ニュージャージー州のPresswell Recordsでプレスされたレコードです。余談ですがこのレコードは4~5回見ましたが写真のように全部ラベルが浮いていました。糊の調子でも悪かったんでしょうか?

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B面のラベルです。

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EXILE ON MAIN STREET』の方はジュークボックス独自のジャケットでデザインがかっこよく気に入っています。『GOATS HEAD SOUP』の方は普通だったら「Angie」や「Doo Doo Doo Doo Doo」を入れそうですが、結構マニアックな選曲でこれをジュークボックスで聞いていたら結構渋いですよね(笑)。2枚共アトランティックの黒ラベルストーンズ・レーベルの黄色いラベルでないところもレアな感じです。なんだかストーンズのレコードじゃないみたいですよね~。おそらくアトランティック系の他のアーティストのレコードも作られていると思います。あと、この他に『LOVE YOU LIVE』からの5曲入りのプロモをジュークボックスEPとしている資料もありますが、こちらはストーンズ・レーベルの白ラベルで、ジュークボックス用というよりは普通のプロモ盤だと思うのでUSAのプロモの時に紹介しようと思います。

ローリング・ストーンズ USAジュークボックスEP① ロンドン編!!

ローリング・ストーンズのUSA盤ジュークボックス用EPです。USAロンドンからは5枚のジュークボックス用EPが出ています。全部表側はアルバムと同じデザインで、アルバム同様厚紙を巻いた紙の上にジャケットを印刷した紙を貼ってあるしっかりとした作りになっています。内容は各アルバムから6曲(サタニックは5曲)収録されています。タイトルによってはモノラルだったり、ステレオだったり、プロモ用のエディット・ヴァージョンが収録されていたりまちまちなので今回は5枚全部まとめていってみようと思います。


最初は『12X5』です。ステレオ用のジャケットを使っています。7インチという大きさがかわいいです。1964年10月に作られ、規格番号はSGB 23です。STEREOとありますが疑似ステです。アルバムからは6曲が収録されています。タイトルが『6X5』だったら面白かったのにあくまでアルバムからのジュークボックス用なのでそうもいきませんよね!「2120 South Michigan Avenue」はショート・ヴァージョン、「Time Is On My Side」はオルガン・イントロです。

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裏ジャケは白で何も書かれていないのでここでは省略します。ミニ・ジャケットと曲名が印刷されたジュークボックス用ストライプが付けられています。

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ラベルです。オープン・ロンドンの青ラベルです。LONDONのロゴの下にSTEREOと12X5があり、その横にMADE IN U.S.A.があります。左側に回転数、右側にSBG 23とside 1があります。マトリクスはEBS 1045-1/EBS 1046 1です。A面は手書きでB面は機械打ちです。A面だけ末尾との間にハイフンがあります。他にはA面がEBS 1045-2を確認しました。こちらもA面だけ手書きです。

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B面のラベルです。

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『NOW』です。1965年2月に作られ、規格番号はSBG 34です。アルバムから6曲が収録されています。ジャケットはアルバムと同じデザインです。疑似ステでアルバムから6曲が収録されています。

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ミニ・ジャケットとジュークボックス・ストライプです。

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ラベルです。ジュークボックス用のロンドン青ラベルです。マトリクスは機械打ちでEBS 1067-2/EBS 1068-2です。マト-1/-1があるかは未確認です。

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B面のラベルです。

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『OUT OF OUR HEADS』です。1965年7月に作られ、規格番号はSBG 37です。全曲疑似ステで、アルバムから6曲が収録されています。何故かヒット曲の「Satisfaction」が収録されていません。

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ミニ・ジャケットとジュークボックス・ストライプです。左側の一番下にこのストライプを作っている会社が書かれており、ピッツバーグのSTAR TITLE STRIP CO., INC.という会社で作られていたようです。

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ラベルです。オープン・ロンドンの青ラベルです。マトリクスは機械打ちでEBS 1073 2 1/EBS 1074 2 1です。

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B面のラベルです。

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『DECEMBER'S CHILDREN』です。1965年12月に作られ、規格番号はSBG 43です。アルバムから6曲が収録されています。STEREOとありますが疑似ステです。アルバム同様「Look What You've Done」だけリアル・ステレオです。「Get Off Of My Cloud」は疑似ステではなくこれはどう聞いてもモノラルだと思います。

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ミニ・ジャケットとジュークボックス用ストライプです。

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ラベルです。オープン・ロンドンの青ラベルです。マトリクスは機械打ちでEBS 1085 1/EBS 1086 1です。

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B面のラベルです。

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アメリカでの2枚目から5枚目のアルバムが続きましたが、ここで一気に『サタニック』に飛びます。1967年12月に作られ、規格番号はSBG 54です。アルバムから5曲が収録されていますが内容的にはこのレコードが一番面白いです。ラベルにSTEREOとありますがA面はモノラルの「She's A Rainbow」と「2000 Light Years From Home」が収録されており、ナント、プロモ用のエディット・ヴァージョンが収録されています。B面はアルバムと同じヴァージョンでステレオです。「In Another Land」は最後のいびきまで収録されています。ジャケットは3Dではなく普通の写真です。

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ミニ・ジャケットとジュークボックス用ストライプです。

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ラベルです。この時代はレギュラー盤は完全にボックス・ロンドンになっていましたが、オープン・ロンドンの青ラベルです。A面はSTEREOと書かれていますがモノラルです。マトリクスは機械打ちでEBS 1107 2/EBS 1108 1です。

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B面のラベルです。こちらはステレオです。

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ロンドンからのジュークボックス用EPは以上です。何故この5タイトルだけジュークボックス用が作られたのかは不明です。最初にも書きましたがジャケットがアルバムのようにしっかり作られています。こんなにしっかりした作りならアメリカではEP盤がないので正規発売してくれたら面白かったのにと思います。結構的を得た選曲でダイジェストに聞けて面白いですよね~。次回はストーンズ・レーベルのジュークボックスEPを紹介します。

ローリング・ストーンズ Diff.カヴァー 南アフリカ盤 REWIND 1971-1984!!

ローリング・ストーンズ南アフリカ盤『REWIND 1971-1984』です。このアルバムはEMIからの最後のアルバムで、南アフリカではCBS移籍後の再発盤に独自のジャケットが存在します!発売は1989年で、規格番号はNIC 020です。ジャケットは『STEEL WHEELS』の時のストーンズの写真が使われています。上に大きくTHE ROLLING STONES-GREATEST HITSとあるのでそちらがタイトルかと思ってしまいますが、右側にREWIND 1971-1984とあります。下部に曲目があります。

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タイトルのREWIND 1971-1984の部分です。

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裏ジャケです。タイトルと曲目があるだけで南アフリカ独自のデザインです。裏ジャケにはREWIND 1971-1984がどこにもなく、GREATEST HITSと大きく書かれているのでこれがタイトルなのかと思ってしまいます。また、このジャケットには表も裏もベロマークがどこにもありません。

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左上にバーコードがあります。

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右上に規格番号のNIC 020とカセットとCDの番号があります。レコード、カセット、CDの3つの番号が書かれているなんて80年代後半から90年代前半って感じですね!

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右下にストーンズ・レーベルの登録票所のPromotone B.V.のクレジットがあります。その右側に南アフリカ盤によくみられるARTONEの文字があります。

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左下の部分です。発売元のCBSのクレジットと、60年代から南アフリカのレコードを配給しているGallo Record Companyのクレジットがあります。

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A面の曲目です。

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B面の曲目です。AB面ともEMIのUK盤と同じ曲目です。このレコードはCBS盤ですが、一部の曲が入れ替わったUKのCBS盤とは違ってEMI盤の方と同じ曲目とは面白いですね。

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ラベルです。CBSのレギュラー・ラベルで、上部にCBSのロゴがあります。その下にタイトルとグループ名があります。ラベルではGREATEST HITSの文字はどこにもなくREWIND 1971-1984がタイトル扱いとなっています。右側に規格番号のNIC 020とマトリクス、SIDE 1があります。ジミー・ミラーがプロデュースした曲や、通常ローリング・ストーンズとクレジットされているアレンジも全部The Glimmer Twins名義となっています。マトリクスは手書きでNIC 020 A-3/NIC 020 Bです。

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B面のラベルです。

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このレコードには通常のジャケットも存在します。どちらが最初かは不明ですが規格番号や中のレコードは上と同じです。

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裏ジャケです。

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左上にバーコードがあります。

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右上に規格番号のNIC 020があります。上のジャケットではCDの番号が書かれていましたが、こちらはカセットのみです。

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右下にストーンズ・レーベルの登録票所Promotone B.V.のクレジットがあります。上のジャケットではベロマークがありませんでしたが、こちらはあります。

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左下にCBSのロゴと、配給元のGallo Record Companyのクレジットがあります。

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こちらのオリジナル・ジャケットの方のレコードは上の別カヴァーのレコードと全く同じラベルとマトなのでここでは省略します。ストーンズ・レーベルになってからは各国共通のデザインのジャケットになってしまったので、この別カヴァーの『REWIND』はホントに珍しいですよね!使われている写真が当時の最新の写真でビルがいた5人時代の最後の頃でやっぱりストーンズは4人より5人というのがしっくりきますね。音はUKのオリジナル盤と同じ音圧、音質です。この頃になると各国での音の違いはあまりないように思います。この南アフリカ盤はジャケットがオリジナルと同じものと独自のものの2種、そして内容もCBS時代なのにUK盤の再発CBS盤の曲目とは違いEMIのオリジナルと同じという二つの謎があり、今後も調査が必要だと思いますのでなにか分かりましたら追記します。

ローリング・ストーンズ ドイツ盤 No.2 いろいろ!! 

ローリング・ストーンズのドイツ盤『No.2』です。1965年3月に発売され、規格番号はモノラルがBLK 16325-P、ステレオがSLK 16325-Pです。(このステレオに関しては疑惑があるので詳しくは後で触れます。)ドイツでは『ファースト』の次に『AROUND AND AROUND』があるのでこのアルバムは3枚目のアルバムですがオランダやフランスのようにタイトルを『No.3』にしないで『No.2』のまま発売されました。内容はUK盤の『No.2』と同じです。このドイツ盤はジャケットや、規格番号、ラベルなど時代で変わっていくので順に紹介したいと思います。最初はオリジナル盤です。オリジナルはモノラルのみで規格番号はBLK 16325-P、ジャケットはコーティング無しです。他のタイトル同様柔らかい上質な紙を使っています。

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裏ジャケです。こちらもUK盤と同じデザインです。

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右上に規格番号のBLK 16325-Pがあります。ドイツ盤は全てblind man表記で最後まで訂正されませんでした。

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右下にフォトグラファーのデヴィッド・ベイリー、アレンジとプロデュースのクレジットがあります。

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オランダ盤のようにNo.3にならずドイツ盤はNo.2のままです。

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左下にPrinted in Germanyがあります。

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インナーです。ドイツ・デッカのモノラル専用インナーで裏側は何も書かれていません。

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ラベルです。オリジナルはえび茶にゴールド文字のラベルです。上にラウンド・デッカと呼ばれる楕円形のロゴがあります。右側にBLK 16325-Pと面表記があります。面表記はSelte 1/Selte 2です。マトリクスは機械打ちでXARL-6619-X/ARL-6620-Xです。両面にManufactured in Germanyの刻印があります。

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B面のラベルです。

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67年からの赤ラベルです。上部にボックスト・デッカのロゴがあります。右側にMONOの表記があります。トータルのタイム表記はありません。それ以外はえび茶のラベルと文字の配置は同じです。マトリクスは機械打ちでXARL-6619-X/XARL-6620-Xです。両面にManufactured in Germanyの刻印があります。このラベルからジャケットは両面コーティングされているものに変わります。文字の配置やクレジット等はオリジナルと全く同じで、厚紙でしっかりとしたジャケットです。

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B面のラベルです。

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ここから規格番号がSLK 16325-Pのレコードです。各資料にステレオとして載っていますが疑似ステでもなくモノラルです!ステレオ感が感じられないので最初は聞き間違いかなと思いましたが、マトリクスがモノラルと同じです。まあ、ジャケットにもラベルにもステレオの表記がないので許せますが紛らわしいですよね…。また、この規格番号の登場は65年といわれていますが、赤ラベルなので67年以降のものと推測されます。上のモノラルの赤ラベルと同時期に発売されたのかも知れません。ジャケットは先の赤ラベルと同じく厚紙で両面コーティングされています。裏ジャケの規格番号の部分だけSLK 16325-Pとなっています。その他は全く同じです。

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ラベルです。デッカの赤ラベルです。規格番号の部分がSLK 16325-Pとなっています。上のラベルにあったMONOはありません。曲名の前に曲順の数字が加わりその分活字が少しずれています。マトリクスは機械打ちでXARL-6619-X/XARL-6620-Xです。両面にManufactured in Germanyの刻印があります。

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B面のラベルです。

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1970年(70年代後半説もあり)には規格番号が6.21393と変更になりジャケットの上部にTHE ROLLING STONES No.2と印刷されようになります。

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裏ジャケです。右上の規格番号が変更となっています。

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ラベルです。デッカの赤ラベルです。規格番号が6.21393となっています。面表記はSide 1で、その横にSTEREOがあります。マトリクスは機械打ちで6.21393-01-1/6.21393-01-2です。両面にManufactured in Germanyの刻印があります。今までのモノラルのXARL~のマトリクスをXXXXXXXと消してあります。という事でこのレコードはSTEREOとクレジットされていますがモノラルです!

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B面のラベルです。

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76年3月には配給元がNOVAに変わりジャケットにNOVAのロゴが入り、ラベルのデザインも変更となります。上のタイトルが入ったジャケットのロゴの部分です。左からDECCAのロゴ、NOVAのロゴ、そして後で紹介する80年代のLONDONのロゴです。

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裏ジャケの左下にもNOVAのロゴがあります。

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ラベルです。このタイトルは微妙な違いで2種類のNOVAのラベルがあります。右側にSTEREOと6.21393があります。左側に面表記とDECCAのロゴがあります。面表記はSide 1です。マトリクスは機械打ちで6.21393-01-1/6.21393-01-2です。上のラベル同様モノラルの番号をXXXXXXXと消してあり、これもステレオではなく明らかにモノラルです。両面にManufactured in Germanyがあります。

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こちらはもう一つのラベルで、左側のSide 1の横にあったDECCAのロゴが下へ移動しています。ロゴ自体も大きいです。マトリクスは上と全く同じです。モノラルの番号をXXXXXXと消してあるのも同じです。ただ、Manufactured in Germanyの刻印が無いのでこちらを後期プレスとしました。

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88年9月12日にLONDONに変更となり再発されました。規格番号も820 673-1と変更となっています。表側は先に挙げたLONDONのロゴになり、裏ジャケの右上の番号の部分が変更となっています。

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ラベルです。LONDONのシルバーのラベルです。左側にMade in West Germanyがあります。面表記は中央の上に、その右側に規格番号の820 673-1があります。マトリクスは機械打ちで6.21393-01-1/6.21393-01-2です。やはりモノラルの番号をXXXXXXXと消してあります。Manufactured in Germanyの刻印はありません。

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全部で4回規格番号が変わり、STEREO表記があるにも関わらずこのレコードは最後までモノラルというのも面白いですよね!製造途中で誰かステレオ(疑似ステ)ではないことに気が付かなかったんでしょうか?私も聞き比べていて疑似ステ特有の音の幅が感じられないのでおかしいと思い、マトリクスを見て全部モノラルと確証しました。ドイツ盤なのにこんな間違いは珍しいですよね!結局USA仕様の『12X5』には疑似ステがありますが、『No.2』はモノラルだけってことですね。ただ、モノラル、疑似ステ疑惑があってもこのレコードは中低音がしっかりしていて迫力もあり、さすがドイツ盤だな、といった感じです。 

ローリング・ストーンズ USA盤 GET YER YA-YA'S OUT いろいろ!! 

新年あけましておめでとうございます。昨年はたくさんの方にアクセスして頂きましてありがとうございました。今年もストーンズのレコードをたくさん紹介しますのでよろしく願い致します。今回は今年50周年を迎えるローリング・ストーンズの『GET YER YA-YA'S OUT』のUSA盤です。1970年9月26日に発売され、規格番号はNPS-5です。ストーンズにとって2枚目のライヴ・アルバムで、69年マジソン・スクエア・ガーデン(一部バルチモア)でのライヴが収録されています。当時出回り始めたブートレグの『LIVE'R TAHN YOU'LL EVER BE』の対策のため急遽発売されたのは有名な話ですよね。ジャケットは全世界共通のチャーリーがロバと一緒に楽器を運んでいる写真です。

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USA盤はUK盤と比べると曇り空のような感じになっています。左がUSA盤、右がUK盤です。

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裏ジャケです。69年USツアーの写真と曲目です。USA盤は最後までクレジット等の細かい違いはありませんでした。

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左下に60年代後半からのアルバムにあるLINERと規格番号があります。

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中央下部左側にABCKOのロゴと住所があります。この時期にアブコが関与していたとは驚きです!

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その右側にLONDONのロゴと住所があります。

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右下にQUEENS LITHO IN U.S.A.とあります。

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ラベルです。全部ボックスロンドンの青ラベルです。このレコードはマトに日付があるものが多いのでそれを最初に挙げてみました。A面が70年9月23日(一部24日)、B面が70年9月10日の日付があります。

左側にNPS-5とMade in U.S.A.が、右側にSIDE 1とXZAL 10076 SHがあります。SHはプレス工場で、『HOT ROCKS』のシェリー盤で有名なニューヨークのShelley Products, Ltd.です。マトリクスは手書きでXZAL-10076-    9/23/70//XZAL-10077-  SHELLY    9-10-70です。A面のマトの10076-の後に3-ALを消した跡があります。このA面のマトは次にあげるラベルのマトと同じです。なお、マトリクスはこれ以降全て手書きです。

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左側にNPS-5とMADE IN U.S.A.が、右側にXZAL 10076 ALとSIDE ONEがあります。MADE IN U.S.A.と面表記が全部大文字となっています。ALはプレス工場でペンシルベニア州のAllentown Record Co.です。マトリクスはXZAL-10076-3-AL    9/23/70//XZAL-10077-AL    9-10-70です。

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右側にNPS-5、Side 1があります。ラベル下部にXZAL-10079-BW、Made in U.S.A.があります。BWはプレス工場でニュージャージー州のBestway Products,Inc.です。曲目は左揃いになっています。リムはありません。マトリクスはXZAL-10076-3- 9/23/70  BEST//XZAL-10077  BEST  9/10/70です。

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左側にNPS-5が、右側にSIDE ONEとSTEREOがあります。ラベル下部にXZAL 10076 Kがあります。Kはプレス工場ですがこの記号は何処なのかわかりません。リムはありません。マトリクスはXZAL-10076-3- 9/23/70//XZAL-10077-です。B面はハイフンの後の枝番と日付はありません。

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左側にSTEREOとSide 1が、右側にNPS 5とMade in U.S.A.があります。文字のフォントが他のラベルと違います。曲目は左揃いです。下部にマトXZAL 10076 THがあります。THはプレス工場でインディアナ州テレホートのColumbiaという工場です。マトリクスはXZAL-10076-3-1  9/23/70//XZAL-10077-1です。

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右側にNPS-5、SIDE ONEがあります。縦長のフォントです。曲目は左揃いです。ラベル下部にマトXZAL 10076 Pがあります。Pはプレス工場でニュージャージー州ピットマンにあるColumbiaの工場です。マトリクスはXZAL-10076-3  9/23/70//XZAL-10077-です。B面にハイフンの後の枝番と日付がありません。

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右側にNPS-5、SIDE ONEがあります。文字は他のラベルより大きいです。ラベル下部にマトXZAL 10076 Wがあります。このWはプレス工場でカリフォルニア州のH.V. Waddellという工場です。リムはありません。マトリクスはXZAL 10076-2  W/XZAL 10077-Wです。このラベルから日付がありません。

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上のラベルと文字の配置が同じですが、こちらはリムがあります。こちらもマトの最後にWがあり、カリフォルニア州のH.V. Waddell製のレコードです。マトリクスはXZAL- 10076-2-W/XZAL-10077-Wです。枝番やWは上と同じですが、こちらは数字と記号の間にハイフンがあります。

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右側にNPS 5、マト、SIDE ONEがあります。曲目は左揃いです。マトリクスはXZAL-10076/XZAL-10077です。A面のマトだけ機械打ちです。

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右側にNPS-5、SIDE ONEがあります。下部のマトの最後にPHがあります。これはプレス工場がインディアナ州リッチモンドにあるPRC Recording Corp.です。この工場は以前のPhilipsの工場です。マトリクスはXZAL-10076-2  11-1/XZAL-10077-B-1-1-11です。

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右側にNPS-5、SIDE ONEがあります。濃いブルーのラベルです。下部のマトにMがありますが、この工場がどこなのか不明です。マトリクスはXZAL 10076-2-RE  TR  △15256/XZAL 10077-   TR  △15256-Xです。TRは丸で囲まれています。

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おそらく70年代後半のプレスだと思います。右側にNPS-5、SIDE ONEがあります。このラベルはタイトルが『GET YOUR YA-YA'S OUT』とミスっています。マトリクスはXZAL-10076-3  9/24/70  NPS-5-A1-1-1//XZAL-10077-  NPS-5-B1-1-1です。A面のマトに日付があり、今までは9月23日でしたが、新たに9月24日となっています。これはNPS-5以降が新たなマトでそれ以前は過去のスタンパーを使っていると思います。B面のハイフンの後は空欄になっていますが文字を線で消しています。

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80年代前半のラベルです。左側にNPS 5とマトが、右側にSIDE ONEとMADE IN U.S.A.があります。マトリクスはB-2 ⇔ XZAL-10076  TR  9-81/C-1 ⇔ XZAL-10077-1  TR  PA  9-81です。9-81は81年9月だと思います。TRは丸で囲まれています。

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このレコードはラベルの面表記は殆どSIDE ONEとなっており、全てのラベルにタイム表記とABKCOのクレジットがあります。また、一部を除き殆どのラベルにMade in U.S.A.のクレジットが無いのが特徴です。このアルバムもラベルのヴァリエーションが多いですね!ミック・テイラーを加えた新生ストーンズによるライヴ・アルバムでスタジオ盤よりもテンポを落とした円熟した演奏を聞かせてくれます。キースとテイラーの二人のギターのコンビネーションが既に素晴らしいものになっているのも驚きですよね!ストーンズのライヴ盤で一番好きなアルバムで、アメリカ盤のカラッとした音も気に入っています。