jukeboy’s diary

ローリング・ストーンズの珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ フランス盤AROUND AND AROUND いろいろ!!

ドイツ盤に続き今回はフランス盤の『AROUND AND AROUND』です。フランスでは1964年10月20日、ドイツよりも早く発売されました。規格番号は初回盤が158.012、72年の再発盤が258.059Bです。ジャケットのデザインはドイツ盤と同じです。フランス盤は表側だけコーティングされていて、初期のジャケットはフリップ・バックになっています。

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右上のDECCAのロゴの部分です。初回盤はロゴの下に何も書かれていません。60年代後半から158.012 Sと入ります。一番右が72年以降に規格番号が258.059 Bと変わってからで下にSTEREOのクレジットがあります。ステレオといっても疑似ステです。なお、60年代の158.012の盤はモノラルという資料もありますが、ドイツ盤同様「Not Fade Away」「Bye Bye Johnny」「I Wanna Be Your Man」「Poison Ivy」の4曲はモノラルで残りは全て疑似ステとなっています。中のレコードのラベルがフランスのモノラル用だったことや音の広がりがあまりないのでモノラルという説が出たのだと思います。疑似ステのせいかこのフランス盤はやや迫力に欠けます。

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初回盤の裏ジャケです。フリップ・バックでグループ名やDECCAのロゴが赤で印刷されています。中央にファン・クラブの住所が書かれています。

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ファン・クラブの住所の部分です。初回盤は赤い枠ですが、再発は青になります。また見た事はありませんが、60年代後半のジャケットで一時的にファン・クラブの住所がないジャケットがあるそうです。すぐに復活したそうなのでこれは単に印刷ミスかも知れません。

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再発盤の裏ジャケです。フランス盤はジャケットの右下に発売日のクレジットがありますが、これは6-70となっています。フリップ・バックでグループ名とファン・クラブの住所の枠が青くなっています。DECCAのロゴは黒で左上に移動しています。

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72年からの規格番号が258.059に変わってからの裏ジャケです。フリップ・バックがなくなっています。グループ名とファン・クラブの住所の枠は青です。DECCAのロゴも同じく左上にあります。

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裏ジャケ右上の部分です。上からオリジナル盤、セカンド・プレス、規格番号が258.059のジャケットです。

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左上の部分です。オリジナル盤だけ規格番号で、それ以降はDECCAのロゴになっています。

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右下の部分です。発売日やMade in Franceの位置など微妙に違います。この部分の発売日のクレジットは他にも多数あると思います。

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左下の部分です。上から初回盤でこちらも全部クレジットが違います。

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インナーです。フランスでは64年から67年までこのパラフィン紙のようなインナースリーヴが使われていました。これにレコードを入れるとなんだか貴重なものを扱っている気分になりますが、破けやすいので完全な形で残っているのが少なくて残念です。68年以降は普通の白い袋に入っています。

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規格番号が158.012のラベルです。60年代に使われていたモノラルの黒ラベルです。MADE IN FRANCEはDECCAのロゴの上に沿って斜めにあります。ラベル左側にあるBIEMというのはパリで設立された録音権協会国際事務局の事で、日本でいうところのJASRACのようなものです。面表示はFace 1、Face 2となっています。規格番号の上にマトリクスがあります。曲名の後にShake、Blues、Limboなどドイツ盤によくみられる曲のタイプが書かれています。ドイツよりも少し早く発売されたのにこのクレジットがあるという事はこのアルバムはドイツ主導だったのかもしれません。マトリクスは機械打ちでLPD 010836 D1/LPD 010837 D1です。先にも書きましたがモノラルのラベルですが4曲を除き疑似ステです。このラベルは72年の規格番号が変わるまでこのラベルが使われていたようです。 

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規格番号が258.059のラベルです。フランス・デッカのステレオ用の黒ラベルです。FULL FREQUENCY STEREOPHONIC SOUNDのラインがラベルの中央にあります。また、Made in Franceがラベルの下へ移動しています。ラベルの左側のSACEMというのはフランスの著作権団体の事です。面表示はFace 1、規格番号の上のマトリクス表記は上のラベルと違い逆さ文字となっています。マトリクスは機械打ちでLPD 010836 D1/LPD 010837 D1です。上の158.012のレコードと同じマトです。

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しかしモノラル盤とステレオ盤で同じ疑似ステのマスターが使われているなんて60年代って適当ですよね!ドイツ盤同様、フランス盤の「2120 South Michigan Avenue」も後半のギター・ソロが入ったロング・ヴァージョンです。もしかしたらUK盤はEPに5曲も入れたので収録時間の関係で短くしてしまったのかと思ってしまいます。フランスではこの次のアルバムがUK盤『No.2』と同じ内容でタイトルだけ『No.3』と変えて発売しています。こういう穴埋め的なアルバムは各国にありますが、CDが出る前は勝手に独自のアルバムを作れたいい時代ですね!

ローリング・ストーンズ ドイツ盤AROUND AND AROUND いろいろ!!

ローリング・ストーンズのドイツ編集盤『AROUND AND AROUND』です。ドイツでは1964年11月に2枚目のアルバムとして発売されました。規格番号は初回盤がBLK 16315-Pです。この番号は発売の年によって変化していきますので順を追って紹介したいと思います。またジャケット、ラベルも同時に変遷していくレコードなのでまとめてみると結構面白いと思います。内容は当時のアルバム未収録のシングル、EPからの曲で水増し的なアルバムです。ジャケットは5人が並んでいる写真でミックが目をつぶっていて普通だったら没になるような写真が使われています。初回盤のジャケットはコーティングがなく、触った感じが柔らかい紙質です。セカンド・プレスからコーティングされています。

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64年から75年まではDECCAのロゴが右上にあります。それ以降は後で触れますが左下へ移動します。

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初回盤の裏ジャケです。観客がステージに上がってミックに抱き着いている写真が使われています。その下に曲目が書かれています。また、初回盤のジャケットはコーティングされてなく、初期ドイツ盤特有の艶が無い柔らかい紙質でペラペラしています。普通だったら初回盤がコーティングされていると思いますが、このアルバムの前後の『ファースト』と『No.2』を見てみると同じようにゴールド・ラベルのものがコーティングされてなく、再プレスの赤ラベルからコーティングがあるのでコーティング無がオリジナルと判断しました。また、上部に2ヶ所ある規格番号の片方がBLKではなく、BKLとミスっているジャケットがあるようですが未確認です。

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セカンド・プレスの裏ジャケです。こちらは表裏両面コーティングされています。写真と曲目は同じですが、規格番号の下が空白になり、右下のクレジットが全く違います。

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初回盤のインナー・スリーヴです。上質な紙が使われ、表側の下にドイツ語でいろいろ書かれています。

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初回盤のラベルです。ワインレッドにゴールドの文字です。ラウンド・デッカと呼ばれるDECCAのロゴがあります。ドイツ盤特有のラベルの一番下に33と書かれた逆三角形のマークがあります。面表示はSeite 1です。マトリクスは機械打ちでLPD-010836-1 X/LPD-010837 Xです。両面共にManufactured in Germanyの刻印があります。

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67年からの赤ラベルです。文字のフォントや配置は上と同じですが右側にMONOのクレジットが追加されています。マトリクスは同じでLPD-010836-1 X/LPD-010837 Xです。両面共にManufactured in Germanyの刻印があります。ジャケットは2番目の裏ジャケのもので表裏コーティングされています。

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1970年9月に規格番号がSLK 16315-Pと変わり再発されます。裏ジャケの右上の部分です。上からBLK 16315-Pのオリジナル盤、セカンド・プレス、規格番号がSLK 16315-Pのものです。SLKのジャケットも表裏コーティングされています。

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左上の部分です。上からBLK 16315-Pのオリジナル盤、セカンド・プレス、規格番号がSLK 16315-Pのものです。SLK 16315-Pはここにはクレジットがありません。

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右下のクレジットです。上からBLK 16315-Pのオリジナル盤、セカンド・プレス、規格番号がSLK 16315-Pのものです。初回盤だけシンプルにグループ名とタイトルだけです。後の2種は同じクレジットです。

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左下のクレジットです。上からBLK 16315-Pのオリジナル盤、セカンド・プレス、規格番号がSLK 16315-Pのものです。オリジナル盤だけLANGSPIELPLATTEと書かれています。

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70年9月からのSLK 16315-Pのラベルです。規格番号が変わり、MONOの文字が無くなっています。マトリクスは同じでLPD-010836-1 X/LPD-010837 Xです。両面共にManufactured in Germanyの刻印があります。

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1975年5月から規格番号が6.21392に変わります。それと同時に表側のジャケットの右上にあったDECCAのロゴが、左下へ移動しています。中央は後で触れますが76年のNOVA RECORDSのロゴです。左側は80年代のDECCAのロゴがジャケットから消えてしまったタイプです。80年代は規格番号も820 717-1と変わります。また、規格番号が6.21392に変わってからはジャケットのコーティングはありません。

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裏ジャケ右上です。上から6.21392の赤ラベル、NOVA TECORDSのラベル、80年代のシルバーのラベルです。80年代はバーコードになってしまっています。

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左上の部分です。80年代プレスだけLONDONのロゴがあり、この時期にはもうDECCAではなくなってしまいます。

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右下の部分です。上から2枚が赤ラベル、NOVAラベル、シルバー・ラベルです。一番上の赤ラベルのP1964の位置が1行目にあり、次の赤ラベルとNOVAのジャケットはP1964が最後にあり最後の2行のクレジットが全く同じなのでこの順番で並べました。80年代のジャケットはP1964とあるだけでその他のクレジットはありません。

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ラベルです。75年5月からの赤ラベルです。マトリクスは機械打ちで6.21 392-01-1/2//6.21 392-01-2、他には6.21 392-01-1/1//6.21 392-01-2/1のも確認しました。前者のB面のマトは前回のマトLPD-010837 XをXXXXXXXと消した跡があります。Manufactured in Germanyの刻印はありません。また、ラベルにSTEREOとありますが、「Not Fade Away」「Bye Bye Johnny」「I Wanna Be Your Man」「Poison Ivy」はモノラル、その他は疑似ステです。 

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76年3月に発売されたNOVAのラベルです。上部にNOVAのロゴ、左側にDECCAのロゴがあります。マトリクスは機械打ちで6.21 392-01-1/2//6.21 392-01-2と赤ラベルの最初と同じです。前回のマトをXXXXXXXと消した個所も同じです。Manufactured in Germanyの刻印はありません。

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1980年から87年までのシルバーのラベルです。規格番号が820 717-1に変わります。ロゴがDECCAからLONDONに変わります。左側にMade in West Germanyのクレジットがあります。マトリクスはNOVA盤と同じで6.21 392-01-1/2//6.21 392-01-2です。

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88年からのLONDONのシルバーのラベルです。ここまでくるとMADE IN HOLLANDでヨーロッパ全土に出回っていたのでUK盤の時にも取り上げていないんですが、この再発のシリーズで編集盤は珍しいので取り上げました。 マトリクスは機械打ちで820 717 1  S1=1  670  07  1 1/820 717 1  S2=1  670  07  1 1 12です。ジャケットは上のラベルと同じです。

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ここに収録されている「2120 South Michigan Avenue」はこの時期には珍しく後半のギター・ソロが入ったロング・ヴァージョンです。また、同じアルバムがフランスでも発売されています。これと似たアルバムが昨年紹介したオランダ盤の『GREATEST HITS』です。本国イギリスではシングル、EPの曲を一切アルバムには入れなかったのでこういうアルバムが各国で生まれたんでしょうね。それぞれファーストとセカンドの間に位置しますが、フランスとオランダでは次の『No.2』を『No.3』と変更して発売したのに対してドイツでは『No.2』とそのままで発売したので当時のドイツの人はあれれ??と思ったでしょうね(笑)。このアルバムは編集盤ですが他のオリジナル・アルバムと重複がなくシングル、EPの曲をまとめて一気に聞けるので便利なアルバムですね!次回はフランス盤の『AROUND AND AROUND』を紹介します。

ローリング・ストーンズ 『サタニック』で見るカナダ・ロンドン盤ラベルの変遷!!

前回に引き続きカナダ盤『THEIR SATANIC MAJESTIRS REQUEST』です。今回はレギュラー盤のラベルの移り変わりを紹介します。カナダではこのアルバムでモノラルが終了したため、初期のカナダ・ロンドン盤のラベルの変遷を全て見れるのでこのアルバムを選びました。前回のクラブ・エディション盤とジャケットやラベルを比べてみると面白いと思います。カナダ盤の『サタニック』は1967年12月に発売されました。規格番号はモノラルNP-2、ステレオがNPS- 2です。ジャケットは3Dで、周りの青い色が濃くUSA盤と同じ感じです。またジャケットは80年代まで全て見開きになっています。 

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裏ジャケです。基本的にはUSA盤と同じですが、LONDONのロゴの下のクレジットが違います。

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LONDONのロゴの下の部分です。LONDON RECORDS OF CANADA (1967) LTD.と書かれています。

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右下にモノラルとステレオを判別するクレジットがあります。この部分はUSA盤と同じです。

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背の下の部分です。USA盤と並べてみました。USA盤の方は白い文字でNP-2と書かれていますが、カナダ盤の方は黒い枠に囲まれています。外から見分ける時は裏ジャケのLONDONのロゴの下とこの部分でカナダ盤と分かります。ステレオも同じです。

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専用の紅白のインナーです。

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モノラルのラベルです。マルーンで、上にLONDON ffrrのロゴがあります。左側にSide 1、規格番号の表記はNP. 2となっています。リムの最後にMADE IN CANADAがあります。マトリクスは手書きでARL 8126/ARL 8127-2です。AB面のマトを間違えたのか両面共最後の6と7を間違えて書いて線で修正して直してあります。このマルーンのラベルは65年の『ファースト』から『サタニック』までのモノラル盤で使われています。

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ステレオのラベルです。ブルーのラベルで上にLONDON ffrrのロゴがあります。左側にSide 1、規格番号の表記はNPS. 2となっています。モノラル同様にリムの最後にMADE IN CANADAがあります。マトリクスは手書きでZAL-8126 SIDE-1/ZAL-8127 SIDE-2です。両面共NPS-2というのを線で消してあります。カナダでは66年に『ファースト』から『DECEMBER'S CHILDREN』まで一斉に発売され72年頃までこのブルーのラベルが使われています。

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70年代に発売された3Dではないジャケットです。裏側は3Dと同じデザインです。

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72年頃からのブラック・ラベルです。このレコードは上の3Dではないジャケットに入っていました。ブルーのラベルと文字の配置は同じですが、Side 1の下にSTEREOが追加されています。マトリクスは手書きでZAL-8126-2/ZAL-8127-2です。このラベルは78年のサンセット・ラベルが出るまで使われていました。(78年以前にブルーに戻った説もあり)

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78年からのサンセット・ラベルです。USA盤ではシングルで使われていましたが、カナダではLPも変更になりました。マトリクスは手書きでZAL-8126/ZAL-8127です。86年にデジタル・リマスター・シリーズが出るまでこのラベルが使用されていました。

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83年に配給元がポリグラムに変わり、裏ジャケの一部が変更になっています。LONDONのロゴが中央から左側へ移動し、右側にpolyGramのロゴがあります。中のレコードはサンセット・ラベルのままです。

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ロゴの部分を拡大した写真です。

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ジャケットの色もオリジナル盤と比べると薄くなっていて再発盤はUK盤に近い色合いです。

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カナダではほかに72年にだけプレスされたという『HOT ROCKS』と『MORE HOT ROCKS』だけに赤いラベルが存在します。赤といっても100% VIRGIN VINYLのものではなく、70年代のものです。ロゴの下のSTEREOPHONICという帯がないのでシンプルなデザインです。このラベルの『HOT ROCKS』の方は見た事がありませんが、『MORE HOT ROCKS』の赤ラベルの写真です。これは短い期間の発売だったせいかあまり見かけません。マトリクスは機械打ちでSAHS-1636-2/SAHS-1639-2/SAHS-1637-2/SAHS-1638-2です。このレコードは1枚目がSIDE 1とSIDE 4、2枚目がSIDE 2とSIDE 3と変則的になってるのでマトの順番もその並びになっています。  

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カナダ盤のラベルはUSA盤のようにside one、SIDE 1などの表記や文字のフォントの違いはあまり見かけません。ラベルの色で見ると65年~72年:モノラルのマルーンとステレオのブルー→72年:一時的に赤『HOT ROCKS』『MORE HOT ROCKS』のみ→72年~78年:黒ラベル→78年~86年サンセット・ラベル→86年以降:ABCKOの100% VIRGIN VINYLと変遷していったようですね!今回は『サタニック』のラベルで紹介しましたが、カナダ盤の他の全タイトルも同じように変わっていきます。ジャケットもUSA盤と同じデザインですが、クレジット等がわずかに違います。カナダのシングル、EPもラベルの色で変化していくのでまたの機会に紹介したいと思います。

ローリング・ストーンズ カナダ・クラブ・エディション THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST!!

ローリング・ストーンズのカナダでのクラブ・エディション盤『THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST』です。昨年『サタニック』のDiff.カヴァーの時にジャケットの写真だけ載せましたが、今回はジャケットの細かい部分やラベルを紹介します。このレコードはCanadian Book Clubというところから1967年12月(69年説もあり)に通販で発売されました。規格番号はレギュラー盤と同じでNPS-2です。カナダでは唯一のクラブ・エディション盤でステレオしか存在しません。ジャケットはメンバーの部分が普通よりも大きく3Dの画像を2Dで印刷した特殊なものになっています。2Dなので写真は動きません!また、通常のカナダ盤は見開きですがこちらはシングル・ジャケットとなっています。

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右上にPLAYABLE ON MONO EQUIPMENT. FOR BEST RESULTS USE STEREO NEEDLEとモノでも再生可能、ステレオ針だと最高の結果を出せると書かれています。ステッカーにように見えますがジャケットに直接印刷されています。

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裏ジャケです。USA盤と似ていますが、LONDONのロゴの下の住所などのクレジットが全て消されています。またアメリカやカナダ盤は背も含め全面にサイケ調の模様が入っていますが、こちらは背や裏ジャケの元は白くその上に裏ジャケを印刷した紙が貼ってあります。

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USA盤と同じく右下にstereo NPS-2があります。拡大するとダンボ-ルに表側のジャケットの隅の白い部分が巻かれてその上に裏ジャケが張り付けられているのがわかります。

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背の上部に規格番号NPS-2とTHE ROLLING STONESと書かれています。

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背の中央にタイトルが書かれています。

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タイトルの下にLONDON RECORDSのクレジットがあります。

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その下にLITHO IN CANADAのクレジットと四角く囲まれたPというマークがあります。Pの下にも文字がありますが小さすぎてなんて書いてあるのか読めません。

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ラベルです。濃いマルーンのラベルです。カナダのモノラル盤がこの色ですが、こちらはクラブ・エディション専用のステレオのラベルになります。LONDON ffrrのロゴの下にMADE IN CANADAがあります。左側にNPS 2とSTEREO、右側にSide 1と(ZAL 8126)があります。作者やプロデューサーなどのクレジットやリムがなくシンプルなデザインです。マトリクスは手書きでNPS-2-A-4/NPS-4 SIDE-2-4です。レギュラー盤のZAL 8126/7はどこにもなくクラブ・エディション独自のマトになっています。

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B面のラベルです。なお、サタニックについている紅白の専用の内袋は元々なく、レコードは白い袋に入っています。

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このレコードは何といっても3D風に印刷された写真を使ったジャケットが珍品の部類に入りますよね!また、当時通販で安く売るためコストを抑えてシングル・ジャケットになってしまったのかは分かりません。このレコードは自分で買った時に一度見ただけなので、おそらくあまり売れなかったのかと思います。先日、『サタニック』の50周年記念盤が出ましたが、改めて聞くと当時のサイケデリックな空気を感じられる面白いアルバムですよね!通常のカナダ盤はUSA盤と同じ規格番号モノラル、ステレオが発売されていますが、次回は『サタニック』のカナダ盤でラベルの変遷などを紹介します。

ローリング・ストーンズ ドイツ・クラブ・エディション⑪20 SUPER HITS BY THE ROLLING STONES!!

ドイツ・クラブ・エディションの『20 SUPER HITS BY THE ROLLING STONES』です。このレコードに関してはスイス向けのクラブ・エディションという説と、ドイツ国内で発売されたという説がありますが、ドイツ国内では同じアルバムがレギュラー盤で発売されているので、そちらと一緒にジャケットの違いなどをまとめて紹介したいと思います。規格番号はクラブ・エディション盤は34 243 6、レギュラー盤は初版が6.23502 AO、セカンド・プレスが6.23502 APです。発売はクラブ・エディション盤は1979年1月、レギュラー盤は1978年8月とレギュラー盤の方が5か月ほど早く発売されていますが資料によっては両方共78年8月に発売されたという記述もあります。クラブ・エディション盤はEuropaischer Phnoklubというところから発売されました。また、クラブ・エディション盤としては珍しくカセット・テープ(規格番号:68 598 2)も発売されています。ジャケットのデザインは両方とも同じでクラブ・エディション盤はDECCAのロゴの下にClub Editionの文字が入っています。

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DECCAのロゴの下の部分です。Club Editionのクレジットがあります。レギュラー盤の方は何も書かれていません。

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表側左下の部分です。クラブ・エディション盤の方はP1978のクレジットがあります。これを見るとクラブ・エディション盤も78年8月に同時発売された説の方が正しいような気がします。

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裏ジャケです。表側と同じデザインですが、メンバーの写真の両側に曲目が書かれています。

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裏側左上の部分です。クラブ・エディション盤はDecca Club Editionと書かれています。レギュラー盤の方は何も書かれていません。

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裏側右上の部分です。上からクラブ・エディション盤STEREO 34 243 6、中がレギュラー初回盤の6.23502 AO、下がセカンド・プレスの6.23502 APです。クラブ・エディション盤とレギュラー盤のセカンド・プレスの方は番号の下にカセットテープの番号が書かれています。

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裏側下部中央です。上からクラブ・エディション盤、レギュラー初回盤、セカンド・プレスです。この部分のクレジットはそれぞれ全く違います!

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下部右下の部分です。上の写真でセカンド・プレスでLC 0171のクレジットが中央にありましたが、レギュラー初回盤では右下にクレジットされています。

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曲目の部分です。こちらはA面です。20曲も詰め込んだので片面に10曲ずつ収録されています。「Dandelion」で始まるというちょっと変わった選曲です。このアルバムはSTEREOのクレジットがありますが、A面でリアル・ステレオは「Dandelion」「Something Happend To Me Yesterday」「My Girl」「Child Of The Moon」で「Bye Bye Johnny」はモノラル、あとは疑似ステです。

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B面の曲目です。こちらもマニア向けの曲が並んでいます。B面でリアル・ステレオは「Mothers Little Helper」だけで、「poison Ivy」と「Money」はモノラル、あとは疑似ステです。「The Under Assistant~」はエンディングでカットがあるヴァージョン、「Poison Ivy」はUK盤EPのヴァージョンです。

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また、このアルバムにはアメリカ向けの輸出仕様もあり、表側のDECCAのロゴの部分にTELEFUNKENのステッカーが貼られ、メンバーの写真の右側にDIRECT IMPORT FACTORY SEALEDとMADE IN GERMANYと書かれたステッカーが貼られています。

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ラベルです。こちらはクラブ・エディション盤の方です。左側にClub Editionのクレジットがあります。マトリクスは6.23502-01-1/6.23502-01-2です。両面共Munufactured in Germanyの刻印があります。

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B面のラベルです。

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レギュラー盤のラベルです。初回盤とセカンド・プレス共に同じデザインです。他のアルバムではジャケットは変わらずにラベルが変化するパターンが多いですが、このアルバムはジャケットの方が変わって中のレコードは同じままです。Club Editionの文字が消え、左側の下にP1978があります。規格番号も6.23502と変わっています。マトリクスはレコード・クラブ盤と同じで6.23502-01-1/6.23502-01-2です。両面共Munufactured in Germanyの刻印があります。アメリカ向けの輸出仕様のレコードもこちらのラベルです。

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B面のラベルです。

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ドイツ国内で同じレコードが出ていたとは考えずらいので、クラブ・エディション盤はスイス向けという説の方が正しいのかも知れませんね。これは保留にしておきますがもしわかりましたら追記します。このアルバムは何といっても選曲が面白いですね!普段あまり聞けない曲を選んだのか分かりませんが、自分でベスト盤を作ったら絶対にこの選曲にはしないでしょうね(笑)。20曲も入っているのに短い曲ばかりなのであっという間に聞き終えてしまいます。ドイツ・デッカの編集盤は日本と同じでとんでもなく種類が多く面白いものも多いので、クラブ・エディション盤が終わったらだんだんと紹介したいと思います。

ローリング・ストーンズ USA盤DECEMBER'S CHILDREN ステレオいろいろ!!

ローリング・ストーンズのUSA盤『DECEMBER'S CHILDREN』ステレオです。モノラルと同じ1965年12月4日に発売され、規格番号はPS 451です。ステレオといってもリアル・ステレオは「Look What You've Done」だけで他の曲は疑似ステです。初期盤にはシュリンクの上からステッカーが貼られていました。モノラルと同じステッカーで2種類ありますが、両方共モノラルの時に写真を載せましたのでここでは省略します。

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左上にPS 451とSTEREOがあります。このアルバムは全部ELECTRONICALLY RE-PROCESSEDのクレジットがあり『ファースト』から『OUT OF OUR HEADS』まであったSTEREOのみのジャケットはこのレコードにはありません。

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右上にLONDONのロゴがあります。

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裏ジャケです。モノラル同様「Gotta Get Away」の作者クレジットがKeith Richard, Mick Jaggerとキースが先になっています。レコードのラベルも全部キースが先になっています。

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右下にPRINTED IN U.S.A.とPS451があります。

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左下にPS 451とalso available in Mono, LL 3451のクレジットがあります。

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裏ジャケの下部中央です。『ファースト』から『OUT OF OUR HEADS』にあったPLAY THIS RECORD ONLY ON STEREOPHONIC EQUIPMENTがなくなり、全てELECTRONICALLY RE-PROCESSED FOR STEREO FROM A PERFORMANCE ORIGINALLY RECORD MONAURALLYとモノラルを電気処理でステレオ化したというクレジットになっています。よってジャケットは86年に100% Virgin Vinylのシリーズが発売されるまで変化はありません。

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ラベルです。マトリクスの枝番が前後してしまいますが、オープン・ロンドンからいきます。モノラルもこのタイプの枝番は-3でしたが、こちらも-3です。オープン・ロンドンでSide 1が2行に渡ってクレジットされています。規格番号の文字が大きく、曲名が左揃いになっています。マトリクスは機械打ちでZAL 7031-3/ZAL 7032-3です。おそらくこれが初版のラベルだと思いますので-1が存在するかもしれません。

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上のラベルと全く同じ文字の配置ですが、LONDONのロゴがオープンではなくボックス・ロンドンになっています。マトリクスは同じく機械打ちでZAL 7031-3/ZAL 7032-3です。 

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ここからはマトの番号の若い順に行きます。右側にPS 451、Side 1があります。タイトルの下に(and everybodey's)のクレジットはありません。マトリクスは機械打ちでZAL 7031-1/ZAL 7032-1です。

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上のラベルと同じ配置ですが、タイトルの下に(and everybodey's)のクレジットがあります。マトリクスは機械打ちでZAL 7031-1  N/ZAL 7032-1  Nと番号の後にNが追加されています。

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上のラベルと同じですが、左側に疑似ステの長い文が印刷されています。タイトルの下に(and everybodey's)のクレジットがあります。マトリクスは同じで機械打ちでZAL 7031-1  N/ZAL 7032-1  Nと番号の後にNが追加されています。

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右側の面表示がSide 1からSIDE 1と全部大文字になっています。タイトルの下に(and everybodey's)のクレジットがあります。マトリクスは機械打ちでZAL 7031-2/ZAL 7032-2です。

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濃いブルーのラベルです。タイトルやグループ名の文字が大きくなり、面表示がside 1と全部小文字になっています。このラベルから後は全部タイトルの下の(and everybodey's)のクレジットが無くなってしまいます。マトリクスは機械打ちでZAL 7031-4  △8579/ZAL 7032-4  △8579-Xです。△以降は手書きです。

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上と文字と配置が全く一緒ですが、ラベルの色がやや薄めのブルーです。マトリクスも同じでZAL 7031-4  △8579/ZAL 7032-4  △8579-Xです。△以降は手書きです。

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面表示はSide 1です。今までのラベルとは文字のフォントが違います。マトリクスは機械打ちでZAL 7031-4  W   △8579/ZAL 7032-4    W △8579-Xと△の前にWが追加されています。Wと△以降は手書きです。

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上のラベルと文字、配置は同じですが、リムがありません。マトリクスも同じでZAL 7031-4  W   △8579/ZAL 7032-4    W △8579-Xです。Wと△以降は手書きです。

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左側にside 1とZAL 7031 PHが、右側にPS 451があります。PHはプレス工場コードでインディアナ州のPRC Recording Corp.の事です。マトリクスは手書きで、ZAL 7031-6  1-1/ZAL 7032-6-1-です。

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左側にPS 451とMade in U.S.A.が、右側にZAL 7031 ALとSIDE ONEがあります。ALはプレス工場コードでペンシルバニア州のAllentown Record Co.の事です。マトリクスは手書きでZAL 7031-7-AL  12-6-71/ZAL 7032-8  12-14-71と日付があります。

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左側にPS 451が、右側にSIDE ONEがあります。曲目が左揃いになっています。マトリクスは手書きでT1  ZAL 7031-9/T2  ZAL 7032-9です。

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左側にPS 451が、右側にSIDE ONEがあります。曲目が左揃いになってラベル全体に横長にクレジットされています。全体に文字が細いです。マトリクスは手書きでZAL 7031 TR SR 981 (PR)/ZAL 7032 TR SR 981 (PR)です。

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右側にPS 451とSide 1があります。9番目のラベルと似ていますが、タイトルとグループ名が小さくなり、ラベル下部のMade in U.S.A.の下になにか記号のようなものが追加されています。マトリクスは手書きでPS 451  ZAL-7031-A-1  TR 7-84/PS 541  ZAL 7032-B-1  TR 7-84です。

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左側にPS 451が、右側にSIDE ONEとMADE IN U.S.A.があります。マトリクスは手書きでA-  PS 451-A ZAL 7031  PA 3-86/A-  ZAL-7032  PS-451-B  PA 3-86です。両面共PA 3-86の前に機械打ちでMASTERED BY TRUTONEの刻印があります。3-86が日付だとすると100% VIRGIN VINYLになる前の最後の方のプレスだという事になりますね!

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左側にSTEREO、SIDE 1、26が、右側にPS 541と(ZAL 7031-A)があります。他のUSA盤から考えてこれが最終プレスだと思います。マトリクスは手書きでPS 451 A 1-1-1  ZAL 7031-4  PRCW  △8579/PS 451 B 1-1-1  ZAL 7032-4  PRCW  △8579-Xです。何故かA面のZAL 7031-4の部分だけ機械打ちです。

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こうやって並べてみるとタイトルの下の(and everybodey's)のクレジットが途中から無くなった事がわかります!ABKCOからの100% VIRGIN VINYLのシリーズもこのクレジットがありませんでしたがどうしてなくなってしまったのかは不明です。この時点でイギリスではアルバム3枚、アメリカではアルバム5枚とアメリカの方が断然多くなっています。この後、アメリカの編集盤はライヴの『GOT LIVE~』を除くと『FLOWERS』だけになってしまうので「Sad Day」「Long Long While」「Who's Driving Your Plane」などやアルバム未収録のシングルA面などでもう1枚位アルバムを水増ししたら面白かったのでは、なんて考えてしまいます。ビートルズのキャピトル盤もそうですが売れる時にレコードを乱発して稼いでしまおうというのが見え見えですね(笑)。『DECEMBER'S CHILDREN』もそういう時代のアメリカ独自の編集盤ですが、いい曲が並んでいて、ジャケットも含めて初期のお気に入りのレコードです。

ローリング・ストーンズ USA盤DECEMBER'S CHILDREN モノラルいろいろ!!

ローリング・ストーンズのアメリカでの5枚目のアルバム『DECEMBER'S CHILDREN』モノラルです。1965年12月5日に発売され、規格番号はLL-3451です。収録曲はUK盤『OUT OF OUR HEADS』から4曲、USA盤シングル「Get Off Of My Cloud」と「As Tears Go By」のAB面、イギリスでは70年代まで未発売だった「Look What You've Done」と「Blue Turns To Grey」が収録されています。そして各面の最後にライヴが収録されているといういかにもアメリカ編集盤といった感じです。ジャケットはUK盤『OUT OF OUR HEADS』と同じですが、こちらの方が写真のトリミングが大きくなっています。

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裏ジャケです。5人の写真がちりばめられています。写真が暗くいかにも危ない奴らといった感じです。その下に曲目、右側にアンドリューの文があります。

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初期盤には当時の最新シングル「Get Off Of My Cloud」が収録されているというステッカーがシュリンクの上から貼られていました。

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こちらは「As Tears Go By」がシングル・カットされてからのステッカーです。この2種類のステッカーはモノラル・ステレオ共通です。

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ジャケット表側左下にMONO LL 3451とあります。

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右下にLONDONのロゴがあります。

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裏ジャケ右上に規格番号LL 3451とalso available in Stereo, PS 451とあります。

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右下にPRINTED IN U.S.A.があります。

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曲目の部分です。何故か「Gotta Get Away」の作者クレジットだけKeith Richard, Mick Jaggerとキースが先になっています。これはモノラル、ステレオ共にジャケットやレコードのラベルでも全部このクレジットになっています。

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右下に楽器や録音場所、プロデュースなどのクレジットがあります。

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ラベルです。これはUK盤のテスト・プレスです。手書きでマトと規格番号LL 3451が書かれています。このタイトルからMEDE IN ENGLANDのラベルが無くなりますが、テスト・プレスが存在しているという事はもしかしたらMADE IN ENGLANDのレコードが作られる予定だったのか、あるいは少数プレスされたのかも知れません!マトリクスは機械打ちでARL-7031-1A/ARL-7032-1Aです。

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B面のラベルです。このテスト・プレス盤はラウド・カット盤といってもいいほど音圧が高く迫力のある音が聞けます。特に「She Said Yeah」のイントロのギターが爆音で飛び出してきてビックリします。「As Tears Go By」でもアコギの音が一音一音はっきり聞こえます。USA盤のモノラルはこれと比べるとややおとなしく、楽器の音も一旦カセットに落としたような感じです。それでもUSA盤のモノラルはガレージ・サウンドのような迫力のある音が聞けますが、もしこのレコードのMADE IN ENGLAND盤が出ていたらもっと素晴らしいサウンドだったと思います。

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A面のマトリクスの部分です。

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このテスト・プレス盤はジャケットが付けられています。『BIG HITS』の最後のページと同じデザインで裏側は空白のシングル・ジャケです。

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テスト・プレス盤が入っていたジャケットの裏側です。周りに黒い囲いがあり中は空白です。手書きでタイトルと曲目が書かれています。

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ここからレギュラー盤です。マトリクスの順番が前後しますがマルーン→赤の順番で取り上げます。マルーンのラベルです。このタイトルからオープン・ロンドンはなくなり、ボックス・ロンドンだけになります。Side 1が2行に渡ってクレジットされているのが特徴です。マトリクスは手書きでARL-7031-3/ARL-7032-3です。これ以降マトは全部手書きです。

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ここから赤ラベルです。面表示はSide 1とSだけ大文字です。タイトルの後の(And Everybody's)があります。マトリクスはARL-7031-6  N/ARL-7032-1  Nです。Nだけ離れたところにあり機械打ちです。

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上のラベルと同じ配置ですがタイトルの下の(and everybodey's)がありません。マトリクスも同じでARL-7031-1  N/ARL-7032-1  Nです。Nだけ離れたところにあり機械打ちです。

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上のラベルと同じ文字の配置ですが、面表示がSIDE 1と大文字です。タイトルの後の(And Everybody's)はありません。マトリクスはARL-7031-2/ARL-7032-2です。

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上のラベルと同じ配置ですですが、タイトルの後の(And Everybody's)があります。マトリクスはARL-7031-9/ARL-7032-2です。

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タイトル、曲名などが大きな文字でクレジットされています。面表示はside 1と小文字です。タイトルの後の(And Everybody's)はありません。マトリクスはARL-7031-4 △8580/ARL-7032-X △8580-Xです。

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B面の曲目の部分です。全部のラベルの「Got Get Away」の作者が写真のように"Keith Richard, Mick Jagger"とキースが先にクレジットされています。

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『DECEMBER'S CHILDREN』は1982年まで日本盤は発売されず(66年頃にメ直盤で発売された情報もあり)、この中の数曲は日本では聞けなかったので私は75年頃にこのアメリカ盤(ステレオの方)を買いました。当時は近くに輸入盤を売っている店が無く日本盤だけ買っていたので初めて買った輸入盤がこれだったと思います。UK盤の『OUT OF OUR HEADS』の存在も全く知らず、このアルバムはジャケットも気に入ってましたね~。日本では発売されていないアルバムだなんて言って何度も聞いた思い出のアルバムです。