jukeboy’s diary

ローリング・ストーンズの珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ イタリア盤シングル CON LE MIE LACRIME いろいろ!!

ローリング・ストーンズのイタリア盤シングル「Con Le Mie Lacrime/Heart Of Stone」です。1966年5月2日(一般的には3月16日と言われていますが??)に発売され、規格番号はF 22270です。ご存知の通り「As Tears Go By」のイタリア語ヴァージョンです。ミックがイタリア語で歌い、バックの演奏も違います。1966年3月15日にロンドンのIBCスタジオで録音されたそうです。イタリア語の訳詞を書いたのはダンパという人で、ラベルの作者クレジットに名前を連ねています。この曲は当時イタリアのみのシングル盤で発売されています。ジャケットは65年頃のメンバーの写真が使われています。

f:id:jukeboy:20180807211634j:plain

裏ジャケです。メンバーの紹介が書かれています。

f:id:jukeboy:20180807211758j:plain

このレコードのラベルは2種類存在します。こちらは初版のカーヴド・デッカのラベルです。作者クレジットにはJagger-Richardの他にイタリア語の訳詞をしたDanpaの名前がクレジットされています。マトリクスは機械打ちでXDRI 34777 A  16-3-66/XDR 34777  16-3-66です。16-3-66の日付の部分は手書きです。 日付のクレジットから考えて一番最初に書いた一般的な発売日の3月16日は間違いで、5月2日の方があっていると思います。おそらくここに刻まれた日付が間違って発売日になってしまったのだと思います。 

f:id:jukeboy:20180807211858j:plain

こちらはボックスト・デッカのラベルです。イタリアでは67年3月発売の「Let's Spend The Night Together」までカーヴド・デッカ、67年8月発売の「We Love You」からボックスト・デッカとなっているのでその間にデッカのロゴが変更されたと思います。上のラベルと比べると文字の大きさやクレジットが大幅に変更されています。マトリクスは上と同じです。

f:id:jukeboy:20180807212749j:plain

また、細かいことですが裏ジャケのレコード取り出し口に切り込みがあるものと無いものがあります。切り込みの有り無どちらが初期型か、また印刷所の違い等現時点では不明です。

f:id:jukeboy:20180807212928j:plain

また1973年5月(71年説もありますが…)にはセカンド・ジャケが登場します。こちらはミックのステージ写真になっています。

f:id:jukeboy:20180807213250j:plain

裏ジャケです。こちらも初回盤とは全く違ったデザインになっています。下にストーンズのレコードのカタログがあります。ここにイタリアで72年10月に発売された『ROCK'N ROLLING STONES』が載っているので71年発売説は間違っていると思います。

f:id:jukeboy:20180807213315j:plain

ボックスト・デッカですがラベルも薄い青になり、リムも違ったものになっています。マトリクスは機械打ちでXDRI 34777 A  16-3-66/XDR 34777  8/5/73です。A面の日付の部分だけ手書きです。B面の日付から考えて73年発売で間違いないと思います。

f:id:jukeboy:20180807213752j:plain

イタリアでは白ラベルのジュークボックス用のレコードが多数作られていますがこのシングルもジュークボックス用のレコードが存在します。最初の発売より少し前の66年4月5日に配られたという資料があります。規格番号は45-F DJB 1となりB面が「Heart Of Stone」ではなく、「Talkin' About You」に変更されています。イタリアのジュークボックス用のレコードはタイトルによってB面が違っていたり、違うアーティストのものもあります。このレコードにはピクチャースリーヴの真ん中をくり抜いたジャケットのものもあります。おそらく初期の一部に付けられていたのかと思います。ジャケットのB面は「Heart Of Stone」のままです。

f:id:jukeboy:20180807214509j:plain

裏側です。B面は「Talkin' About You」です。

f:id:jukeboy:20180807214713j:plain

ラベルです。カーヴド・デッカの白ラベルです。マトリクスはきか機械打ちでXDRI 34777 A  16-3-66/ARL 6974/1  5-4-66です。両面共日付の部分は手書きです。B面の日付が4月5日で、先に書いた配られたという日付と同じなのでこれも怪しくなってきますね! 

f:id:jukeboy:20180807215058j:plain

77年か78年頃に出たボックスト・デッカの白ラベルです。こちらはA面にOLYMPIC RUNNERSというアーティストの「Keep It UP」という曲が収録されています。この曲は1977年に発売された曲だそうです。規格番号はDSP 101です。マトリクスはZCL 8207  25-11-77/XDRI 34777 A  16-3-66でストーンズ側のマトは同じです。また、このシングルには文字だけのデザインのジャケットが存在しますが1度しか見た事が無く、とんでもない高値で売られていたので持っていません。

f:id:jukeboy:20180807215313j:plain

82年にヨーロッパ・ツアーのイタリア公演を記念して4枚のプロモ・シングルが入ったボックスが作られましたがその中の1枚に「Con Le Mie Lacrime」があります。こちらはA面が「Satisfaction」になっています。ラベルにステレオとクレジットされていますがモノラルです。マトリクスは機械打ちでXDR 35801/XDRI 34777 A 16-3-66でこの「Con Le Mie Lacrime」は最後まで同じマトが使われていたことになりますね!このシングルはボックスに4枚まとめて入っているものと単品のものが存在します。デッカからは4曲選ばれましたがこの曲が入っているという事はイタリアの人にとってこの曲は特別なものなのかもしれませんね!

f:id:jukeboy:20180807215711j:plain

発売から50年を記念して2016年に再発されたシングルです。同時期のモノ・ボックスの特典の9枚のシングルはMade in GermanyでしたがこのシングルはMade in the EUとなっているので特典とは別にリリースされたようです。規格番号は0602557019643です。ジャケットはオリジナル盤と同じデザインですが厚紙で写真もコピーしたような感じになっています。専用のビニール袋の左上にイタリア語で書かれたシールが貼られています。B面はオリジナル同様「Heart Of Stone」です。

f:id:jukeboy:20180807220542j:plain

裏ジャケもオリジナル盤と同じデザインです。バーコードと下部にいろいろなクレジットが追加されています。

f:id:jukeboy:20180807220355j:plain

ラベルです。カーヴド・デッカですが右側にABCKOのロゴがあります。ラベルにはXDRI 34777という今までのマトの逆さ文字が書かれていますが、レコードのマトは手書きでBG 45607 01 A1  5701964/BG 45607 01 B1  5701964と全く違ったものとなっています。

f:id:jukeboy:20180807220508j:plain

当時はビートルズもドイツ語の「She Loves You」や「抱きしめたい」があり、現地語で録音するのが流行ったんでしょうか?フランス・ギャルやシルビー・ヴァルタンも日本語で録音していますね。このストーンズのこのイタリア語のヴァージョンはどういったいきさつで録音されたのか不明ですが、英語版とはバックの演奏も全く違うので貴重だと思います。私は77年頃に『SHADES OF ORENGE』というブートレグでこの曲を初めて聞きましたが当時はイタリアで正規発売されていたことを知らず未発表曲だと思っていました。このアルバムには『サタニック』の未発表曲だといってTHE ENDの曲が収録されていたりしましたね(笑)。当時は情報が無かったし本気にして聞いていました。イタリア以外では80年代に入ってから発売され、2016年のモノ・ボックスでやっとCD化されましたね。ブートではハープシコードがオーバーダビングされる前のテイクも聞くことが出来ますが、このハープシコードを弾いているのはMike Leanderという人らしいです。また、この曲は2006年7月11日にミラノでライヴ演奏もされていてブートで聞くことが出来ます。ストーンズの長い歴史の中でイタリア語の歌というのはこれしかないので珍品ともいえる曲ですよね! 

ローリング・ストーンズ DANCE Pt.2が収録されたインド盤 EMOTIONAL RESCUE !!

ローリング・ストーンズのインド盤『EMOTIONAL RESCUE』です。1980年6月に発売され、規格番号はCUN 39111です。インド盤はナント!A面1曲目に通常の「Dance」ではなく、「If I Was A Danceer (Dance Part 2)」が収録されています。何故こうなってしまったのかは不明ですが、この「DancePt.2」が各国で収録されたのは81年3月発売の『SUCKING IN THE SEVENTIES』ですので他国よりかなり早く登場したことになります。ジャケット表側は各国盤と同じですが、前回紹介したインド盤『IT'S ONLY ROCK'N ROLL』同様裏ジャケが2種類あります。

f:id:jukeboy:20180804204627j:plain

ジャケットはUK盤と比べるとかなり青っぽいです。左がUK盤、右がインド盤です。

f:id:jukeboy:20180804211159j:plain

裏ジャケです。このインド盤の裏ジャケは細かいクレジット違いですが2種類あります。こちらは左下に大きくEMIのロゴがあり基本的には他国と同じ仕様です。区別するためにこちらをAとします。

f:id:jukeboy:20180804204820j:plain

こちらは違うタイプにの裏ジャケです。左下のEMIのロゴが無く、その部分にクレジットがあります。こちらをBとします。

f:id:jukeboy:20180804204947j:plain

裏ジャケ右上の規格番号の部分です。CUN 39111 Stereoが右端にあるのがAの裏ジャケ、中央に寄っているのがBの裏ジャケです。

f:id:jukeboy:20180804205342j:plain

左下の部分です。上のEMIのロゴが大きいのがAの裏ジャケ、その部分が違うクレジットになりその右側に小さくEMIのロゴがあるのがBの裏ジャケです。私はBの方を後で発見しましたが最初に見た時には何かシールでも貼ってあるのかと思いました。が、その右側も空白なので明らかに違うジャケットだと思い買いました。

f:id:jukeboy:20180804205606j:plain

Aの裏ジャケの左下を拡大した写真です。EMIのロゴの横にインドでの配給元のグラモフォンのクレジットがあります。その一番最後にINDIAの文字があります。

f:id:jukeboy:20180804210750j:plain

そのさらに右側にThe Eagle Litgographing Co (P) Ltd.と印刷所のクレジットがあります。

f:id:jukeboy:20180804205914j:plain

Bの裏ジャケの左下を拡大した写真です。EMIのロゴがあった部分にグラモフォンのクレジットがあります。最後にINDIAの文字があり、クレジットの内容はAのジャケットと全く同じです。

f:id:jukeboy:20180804210143j:plain

その右側にGANGES PRINTINGと印刷所のクレジットがあります。どうやらAとBのジャケットは印刷所の違いのようです。どちらが初版なのか、同じインド盤なのにどうして複数の印刷所で印刷されていたのか不明です。

f:id:jukeboy:20180804210246j:plain

ラベルです。インドのEMI用のラベルです。AとBのジャケット共に同じレコードが入っています。このタイプのラベルは東南アジアや南米各国でも使われています。一番上にSide 1とStereo、その下に規格番号、タイトル、曲目があります。「Dance」は普通にクレジットされています。下に縦書きでMade in Indiaがあります。マトリクスは機械打ちでCUN 39111 A1  26578/CUN 39111 B1  26579です。

f:id:jukeboy:20180804210927j:plain

B面のラベルです。

f:id:jukeboy:20180804210954j:plain

このインド盤の一番の特徴は先にも書きましたが、「Dance Part 2」が収録されている事でしょうね!『SUCKING IN THE SEVENTIES』以前では1981年11月18日と日付が入ったUSA盤のテストプレスがありますが、インドではそのテストプレスより5ヶ月も前に登場したことになります。通常盤で考えると1年近く前にインドの人はこちらのヴァージョンを聞いていたことになりますね!逆に考えるとCD時代になってからインドの人は普通の「Dance」を初めて聞いたことになりますね。インド盤に既に収録されたことから『EMOTIONAL RESCUE』発売時には「Dance Part 2」が既にミックスも出来上がっていたことになるので、発売にあたってアルバムにはどちらのヴァージョンを入れるのか迷ったかも知れませんね。それが間違ってインドに行ってしまったのかといろいろ考えると面白いですね!このインド盤はメリハリのあるいい音が聞けます。

ローリング・ストーンズ USA盤 BETWEEN THE BUTTONS ステレオいろいろ!!

前回に引き続きローリング・ストーンズのUSA盤『BETWEEN THE BUTTONS』です。今回はステレオを紹介します。規格番号はPS 499でモノラルと同じ1967年2月11日に発売されました。モノラルでは左下にあったLONDONのロゴと規格番号は左上へ移動しています。モノラル同様シュリンクの上にタイトル・ステッカーが貼られています。

f:id:jukeboy:20180707205020j:plain

左上のロンドンのロゴとSTEREO PS 499の部分です。

f:id:jukeboy:20180707205115j:plain

裏ジャケです。こちらはモノラルと共用で両方の規格番号がクレジットされています。細部はモノラルと全く同じですのでここでは省略します。

f:id:jukeboy:20180707205342j:plain

ラベルです。ステレオ用のブルーのロンドン・ラベルです。右側にPS-499とSIDE ONEがあります。リムはありません。下部のマトリクスの末尾にBWがあります。これはプレス工場コードでニュー・ジャージー州のBestway Products,Inc.のことです。その下にMade in U.S.A.があります。マトリクスは機械打ちでZAL 7616-1A  1-6-67/ZAL 7617-1A  1-6-67です。日付の部分は手書きです。

f:id:jukeboy:20180707210113j:plain

上のラベルと似ていますが下部のマトリクスの末尾のBWとその下のMade in U.S.A.がありません。マトリクスも同じで機械打ちでZAL 7616-1A 1-6-67/ZAL 7617-1A 1-6-67です。日付の部分は手書きです。

f:id:jukeboy:20180707210308j:plain

右側のPS-499とSIDE ONEの文字が異常に大きなタイプです。リムなしです。一番最初のラベル同様下部のマトリクスの末尾にBWがあり、その下にMade in U.S.A.があります。マトリクスも同じで機械打ちでZAL 7616-1A 1-6-67/ZAL 7617-1A 1-6-67です。日付の部分は手書きです。このレコードのジャケットには丸いプロモ・ステッカーが貼られていました。マトの枝番が-1A/-1Aで日付がある事からここまでの3枚のどれかがオリジナル・プレスだと思います。

f:id:jukeboy:20180707210825j:plain

写真では薄い色になってしまいましたが実際は濃いブルーのラベルです。面表示はside oneと小文字です。マトリクスは機械打ちでZAL 7616-1B/ZAL 7617-Bです。

f:id:jukeboy:20180707212103j:plain

上のラベル同様濃いブルーのラベルです。面表示はside oneと小文字で、その他の文字の配置も同じですが、下部のプロデューサー・クレジットが2列だったのが、こちらは1行です。マトリクスは機械打ちでZAL 7616-1M/ZAL 7617-1Cです。

f:id:jukeboy:20180707211538j:plain

上のラベル同様濃いブルーのラベルです。面表示はside oneと小文字で、その他の文字の配置も同じですが、上のラベルの下部のマトリクス表記にカッコがありません。マトは-1Gで以降のラベルと前後してしまいますが、ラベルが似ているのでここへ入れました。マトリクスはZAL 7616-1G  △10041/ZAL 7617-1G  △10041Xです。△以降は手書きです。

f:id:jukeboy:20180707212734j:plain

左側にside oneとXZAL 7616が、右側にPS 499があります。曲目が左揃いとなっています。Made in U.S.A.はありません。マトリクスは機械打ちでZAL 7616-1E/ZAL 7617-1Eです。

f:id:jukeboy:20180707213136j:plain

面表示はSide 1で文字のフォントが縦長になっています。このラベルでは色の薄いものと濃いもの、文字が白っぽいものの3種類ありましたが基本的な文字の配置は同じなのでマトを挙げておきます。マトリクスはZAL 7616-1B  PS 499 A-/ZAL 7617-1Bです。A面のZAL 7616-1Bだけ機械打ちで、後は手書きです。他に機械打ちでZAL 7616-1F  PS 499 A/ZAL 7617-1B  PS 499 B(各面PS以降は手書き)と、機械打ちでZAL 7616-1F  PS 499 A-/ZAL 7617-1F  PS 499 B-(各面PS以降は手書き)の2種を確認しました。

f:id:jukeboy:20180707214425j:plain

面表示はSide 1です。タイトル文字は大文字です。リムはありません。マトリクスはZAL 7616  ZAL 7616-1G W  △10041/ZAL 7617  ZAL 7617-1G W  △10041です。両面共真ん中のZAL 7616-1Gの部分は機械打ち、その他の部分は手書きです。 

f:id:jukeboy:20180707215010j:plain

上のラベルと同じ文字の配置ですが、リムがあります。マトリクスも同じでZAL 7616 ZAL 7616-1G W △10041/ZAL 7617 ZAL 7617-1G W △10041です。両面共真ん中のZAL~1Gの部分は機械打ち、その他の部分は手書きです。

f:id:jukeboy:20180707215222j:plain

ラベルの色が薄いタイプです。文字の色も薄く見えずらいですが面表示はSide 1です。タイトル、グループ名は大文字です。マトリクスは機械打ちでPS-499-A  ZAL 7616-1H/PS-499-B  ZAL 7617-1Hです。両面共PSで始まる箇所は手書きです。

f:id:jukeboy:20180708211156j:plain

左側にside one、XZAL 7616 PHが、右側にPS 499があります。曲名の最後にタイム表記があります。マトリクスは手書きでZAL 7616-15-1-11/ZAL 7617-15-1-11です。

f:id:jukeboy:20180708211525j:plain

面表示はSIDE 1です。タイトル、曲名などの文字のフォントが初期盤と全く同じなのでもっと早いような気がしますが、マトから考えてここへ入れました。下部のマトリクス表示の末尾にBWがあります。リムはありません。マトリクスはZAL-7616-16 BEST/ZAL-7617-1Aです。A面は手書きで、B面は機械打ちで日付はありませんが、最初のマトと同じです。

f:id:jukeboy:20180708212113j:plain

上と同じデザインですがリムがあります。面表示も同じSIDE 1です。マトリクスは手書きでZAL-7616-16 BEST/ZAL-7617-16 BESTです。

f:id:jukeboy:20180708212256j:plain

左側にPS 499、XZAL 7616が、右側にSIDE ONE、MADE IN U.S.A.があります。タイトル、グループ名は大文字です。溝の形から見てかなり後期のラベルです。マトリクスは手書きでC-1 ⇔ ZAL 7616-1/B-1 ⇔ ZAL 7617です。B面のマトの最後に判別不明の文字があります。

f:id:jukeboy:20180708212637j:plain

おそらく最終プレスだと思います。左側にSTEREO、SIDE 1が、右側にPS 499、(ZAL-7616-A)があります。タイトル、グループ名は大文字です。曲目の後にタイム表記があり、作者クレジットは下部にまとめられています。マトリクスは手書きでPS 499 A 1-1-1 ZAL-7616-17  PRCW/PS 499 B 1-1-1 ZAL-7617-17 W PRCWです。

f:id:jukeboy:20180708213144j:plain

同じラベルでもマト違いがかなりあるので、ここで紹介した他にもマト違いがあると思います。「Let's Spend The Night Together」と「Ruby Tuesday」はシングルはモノラルだったのでこのステレオ盤でいち早くステレオ・ヴァージョンが登場した事になりますね!このアルバムは前作『AFTERMATH』同様ブライアンがビブラフォンマリンババンジョー、カズーなどいろいろな楽器を担当しておりサウンドのバラエティーに富んでいるので評価は低いですが結構楽しめるアルバムだと思います。フォーク調の「Back Street Girl」とこの次の『サタニック』へ続くサイケ調の「Please Go Home」が外されてしまったのが惜しいですが、このUSA盤の選曲もなかなかいいですよね!

ローリング・ストーンズ USA盤 BETWEEN THE BUTTONES モノラルいろいろ!!  

ローリング・ストーンズアメリカでの9枚目のアルバム『BETWEEN THE BUTTONES』です。1967年2月11日に発売され、規格番号はモノラルLL 3499、ステレオPS 499です。今回はモノラルを紹介します。ジャケットはUK盤と同じジェレド・マンコウィッツが撮影したスタジオでの徹夜明けの写真が使われています。アメリカ盤で初めてUK盤と同じジャケットが使われたアルバムですが相変わらず内容は異なっています。UK盤から「Back Street Girl」「Please Go Home」をカットし、当時のシングル曲「Let's Spend The Night Together」「Ruby Tuesday」を収録しています。オリジナルを無視してシングル曲を収録するあたりアメリカ盤らしいですね!

f:id:jukeboy:20180617192300j:plain

タイトルがチャーリーのボタンのところで小さくて目立たないせいかUSA盤はシールドの上にタイトルとグループ名、INCLUDING RUBY TUESDAYと書かれたステッカーが貼られています。これはモノラル、ステレオ共通です。アメリカでは「Ruby Tuesday」が全米No.1になったのでここでもプッシュしてますね。

f:id:jukeboy:20180617192538j:plain

右下にLONDONのロゴとMONO、LL 3499があります。

f:id:jukeboy:20180617192630j:plain

チャーリーの服のボタンにタイトルとグループ名が書かれています。これはUK盤と一緒です。

f:id:jukeboy:20180617192746j:plain

裏ジャケです。チャーリーによるイラストが描かれています。この漫画はストーンズが人気者なのに音楽業界の上層部から嫌われている事を表したそうです。モノラル、ステレオ共通の裏ジャケが使われています。

f:id:jukeboy:20180617192959j:plain

左側に写真がジェレド・マンコウィッツとイラストがチャーリー・ワッツのクレジットがあります。

f:id:jukeboy:20180617193807j:plain

左下にプロデューサー・クレジットと規格番号があります。ステレオ、モノラル共通の裏ジャケのため、両方の規格番号が書かれています。

f:id:jukeboy:20180617193333j:plain

裏ジャケ下部中央にPRINTED IN U.S.A.があります。

f:id:jukeboy:20180617193421j:plain

右下にロンドン・レコードの住所が書かれています。

f:id:jukeboy:20180617193513j:plain

ラベルです。最初はマルーンから行きます。右側にLL-3499とSIDE ONEがあります。リムがありません。マトリクスは手書きでXARL-7616  12-27-66/XARL-7617  12-27-66です。日付が彫られているのはこれだけなので最初に挙げました。実際はもっと濃い色です。また、マトリクスはこれ以降全部手書きです。

f:id:jukeboy:20180617194451j:plain

これもマルーンです。左側にside oneとXARL 7616が、右側にLL 3499があります。曲目が左揃いになっています。マトリクスはXARL 7616-1R/XARL 7617-1Nです。

f:id:jukeboy:20180617194759j:plain

マルーンで右側にLL 3499とSide 1があります。全体に縦長のフォントです。マトリクスはLL 3499 A-XARL-7616-1E/LL 3499 B-XARL-7617-1Eです。マトは-1E/-1Eですが、このタイプのマトは割と後期なのでここへ入れました。後で紹介しますが赤ラベルでもこれと全く同じデザインのラベルがあります。

f:id:jukeboy:20180617195340j:plain

ここから赤ラベルです。右側にLL 3499とside oneがあります。マトリクスはXARL-7616-1A/XARL-7617-1Bです。

f:id:jukeboy:20180617195735j:plain

上のラベルとほぼ同じですが、下のプロデューサー・クレジットが2行から1行に変更されています。その他の部分は全く同じです。マトリクスはXARL-7616-1C/XARL-7617-1Cです。

f:id:jukeboy:20180617195941j:plain

上の2枚と似ていますがタイトル、グループ名の文字が大きめです。また、上の2枚では1行だった「Let's Spend The Night Together」の作者クレジットが次の行に書かれており、この曲だけ2行に渡ってクレジットされています。プロデューサー・クレジットは横一列です。マトリクスはXARL 7616-1K △10008/XARL 7617-1K  △10008-Xです。

f:id:jukeboy:20180617200556j:plain

やや暗いような赤でこのラベルだけタイトルとグループ名が全部大文字となっています。面表示はSide 1です。マトリクスはXARL 7616-1G  LL 3499-A-1G/XARL 7617-1H  LL-3499-B-1Hです。

f:id:jukeboy:20180617201208j:plain

マルーンの最後のラベルと文字のフォント、配置が全く同じの赤ラベルです。特徴のある縦長のフォントなので一目で同じだと分かります。マトリクスはLL 3499 A/LL 3499 Bで過去のマトをXXXXと消してあります。マトから考えてこれがモノラルの一番最後だと思います。

f:id:jukeboy:20180617201538j:plain

このモノラル盤はおそらく68年には生産が終了したと思われます。赤ラベルの最初の3枚(面表示がside oneのラベル)が微妙な違いだけというのがプレス工場の違いなのか分かりませんが何でこうなったかと考えると面白いですね。また、シングル2曲はこの次の『FLOWERS』にも再度収録されることになるので無理にここへ入れる必要はなかったかもしれませんが、UK盤仕様だと地味で売れないと思ったんでしょうか?USA盤はこの2曲が入っているのでUK盤と印象が大分違ってしまうのでなかなか面白いですよね。 

ローリング・ストーンズ インド盤 IT'S ONLY ROCK'N ROLL いろいろ!!

ローリング・ストーンズのインド盤『IT'S ONLY ROCK'N ROLL』です。インド盤は真空管カッティングで音が良く人気がありますね!ジャケットはガイ・ピラートが書いた絵が使われています。ストーンズ・レーベルになってからはユニークなジャケットが続いてきましたがこのアルバムは普通のシングル・ジャケとなっています。規格番号はCOC 79101でインドでは他国より遅れて1975年3月に発売されました。プロデューサーはミック、キースによるグリマー・ツインズです。インドでの配給元はグラモフォンです。

f:id:jukeboy:20180719093158j:plain

インド盤は何故か裏ジャケが2種類あります。こちらは他国と同じ一般的な方です。

f:id:jukeboy:20180719093252j:plain

こちらは曲目やインナーにあったクレジットがそのまま印刷されているタイプです。下部のクレジットの部分は上のジャケットと同じです。これはオークションで売っていましたがどこの国のレコードなのか説明が無く、この裏ジャケの印刷は見た事が無かったので700円で即決で買ったのを覚えています。届いたらインド盤で、インド盤は真空管プレスということで高値で売られていますがこの時は安く買えてラッキーでした!

f:id:jukeboy:20180719093703j:plain

両方の裏ジャケ右上にCOC 79101とSTEREOのクレジットがあります。

f:id:jukeboy:20180719094006j:plain

左下にベロマークがあります。その横にローリング・ストーンズ・レコーズと商号のPromotone B.V.があります。このクレジットも両方の裏ジャケで同じです。

f:id:jukeboy:20180719111938j:plain

下部中央にインドと発売元のグラモフォンのクレジットがあります。このクレジットも両方の裏ジャケで同じです。

f:id:jukeboy:20180719112307j:plain

右下にインドの印刷会社なのか?STUDIO GRAFICのクレジットがあります。こちらも両方のジャケットにクレジットされています。

f:id:jukeboy:20180719112402j:plain

こちらは裏ジャケ違いの方の曲目の部分です。

f:id:jukeboy:20180719112636j:plain

その横にインナーにもあったクレジットが印刷されています。裏ジャケにここまで印刷されているのは珍しいです。

f:id:jukeboy:20180719112710j:plain

インナーです。これは表裏共各国盤と同じです。

f:id:jukeboy:20180719115215j:plain

右上に規格番号のCOC 79101とSTEREOのクレジットがあります。

f:id:jukeboy:20180719115450j:plain

下部に裏ジャケ同様ベロマークとインドのグラモフォンのクレジットがあります。

f:id:jukeboy:20180719115331j:plain

インナーにも裏ジャケにあったSTUDIO GRAFICのクレジットがあります。

f:id:jukeboy:20180719115549j:plain

インナーの反対側です。

f:id:jukeboy:20180719115643j:plain

右下にCOC 79101とPrinted in の後は消したままになっています。おそらく他国版をそのまま使い、そのままインドと入れないまま発売してしまったのではないかと思います。

f:id:jukeboy:20180719115933j:plain

ラベルです。ストーンズ・レーベルのイエロー・ラベルです。左側にベロマークとマトリクスが、右側にSTEREO、COC.39101と面表示のSIDE ONEがあります。曲目はセンター・ホールを挟んで上下に分かれています。マトリクスは機械打ちでST-RS-743197-1/ST-RS-743198-1です。このマトは枝番を除きUSA盤と同じ番号です。

f:id:jukeboy:20180719121738j:plain

B面のラベルです。

f:id:jukeboy:20180719121806j:plain

先にも書きましたがインド盤は真空管カッティングで有名ですよね!音圧はUK/USA盤と同じですが、まるでひとつ前のマスターでも使っているように各楽器の音がより鮮明に聞こえるような気がします。「If You Cant Rock Me」や「Dance Little Sister」でのギターの歪み音なども生々しいです。ミック・テイラー在籍時最後のアルバムとなってしまいましたが、「Time Waits For No One」は文句なしの名曲ですし、「Luxury」「Fingerprint File」等新しい試みも見られて内容の濃いいいアルバムですよね! 

ローリング・ストーンズ 日本オリジナル盤 BEGGARS BANQUET いろいろ!!

ローリング・ストーンズの日本盤『BEGGARS BANQUET』です。メ直盤は1969年2月20日に発売されましたが、純粋な日本盤はなんと4年後の1973年1月25日に幻となった初来日に合わせて発売されました。規格番号はSLC 479です。今回はジャロイドさんから頂きました情報で今まで気が付かなかったこの日本盤のマトリクスの謎を中心に取り上げてみました。ジャロイドさん貴重な情報をありがとうございました!日本盤は通常のジャケットの上にLP大のスリック・カヴァーが付けられて発売されました。当時私はストーンズのオリジナルのアルバムはどんなものが出ているのか把握していなかったのでレコード店でこのジャケットを見た時はキング独自の編集盤と勘違いしていました。今考えると無知だったですね…。

f:id:jukeboy:20180709210203j:plain

スリック上部のキャッチコピーの部分です。国内盤として初の登場‼と書かれています。

f:id:jukeboy:20180709210337j:plain

右上にLONDONのロゴと規格番号のSLC 479があります。

f:id:jukeboy:20180709210844j:plain

スリックの下には通常のジャケットがあります。

f:id:jukeboy:20180709211320j:plain

スリックの裏側です。ライナーは亀淵昭信さんでメ直盤の後半に書かれていた文と同じものが流用されています。右側に当時のストーンズディスコグラフィーが載っています。

f:id:jukeboy:20180709213140j:plain

右下にSLC 479とキングレコード株式会社、そして℗1973のクレジットがあります。

f:id:jukeboy:20180709213302j:plain

裏ジャケです。基本的なデザインは各国盤と同じです。下に℗1973 King Record Co. Ltd. Japanのクレジットがあります。

f:id:jukeboy:20180709213348j:plain

この裏ジャケは2種類あり、下部に¥2000と値段が書かれているものと書かれていないものが存在します。プロモが入っていた方は¥2000とあるのでおそらく値段が書かれている方が初期のジャケットだと思います。この年の後半にオイルショックがあり、74年頃からレコードが値上がりしたので後期のジャケットでは値段が消えたのかも知れません。

f:id:jukeboy:20180709213743j:plain

歌詞カード表側です。

f:id:jukeboy:20180709214046j:plain

歌詞カード裏側です。メ直盤ではB面2曲目以降が省略されていましたが、ここでは全曲の歌詞が掲載されています。

f:id:jukeboy:20180709214107j:plain

ラベルです。SLC 479規格にも白ラベルのプロモが作られました。メ直盤発売時の69年にも日本製のプロモが作られましたがジャロイドさんからそのメ直盤のプロモのマトとこの日本盤のマトが同じことを教えて頂きました!これは今まで全く気が付きませんでした!マトが同じという事は当時の日本盤のプロモのスタンパーを流用しているという事なのでそんなことなら最初から日本盤を発売してくれればよかったのに、なんて思ってしまいます。白ラベルでLONDONのロゴはありません。上に見本盤とSTEREOのクレジットがあります。メ直盤のプロモは「悪魔」側がB面になっていましたが、こちらはちゃんとA面になっています。マトリクスは機械打ちでSDLBT 750-6/SDLBT 751 B-1です。メ直盤のマトは-1/-1でしたので結構進んでいますね。

f:id:jukeboy:20180709214554j:plain

B面のラベルです。

f:id:jukeboy:20180709214740j:plain

レギュラー盤のラベルです。日本盤の青いレギュラーのロンドン・ラベルです。マトリクスは機械打ちでSDLBT 750-6/SDLBT 751 B-5です。他には-14/B-3などを確認しました。

f:id:jukeboy:20180709214818j:plain

B面のラベルです。

f:id:jukeboy:20180709214836j:plain

この後の再発盤GP規格では-14/B-3、LAX規格では-B-1/-C-1、GXD規格では-B-4/-C-8を確認しました。私の持っているレコードの枝番なので他にも多数あると思います。しかし、キング時代は結局最後までSDLBT 750/SDLBT 751のマトが使われていたんですね!日本盤の再発までが同じマトだとは今まで気が付きませんでした。このレコードは73年の来日記念盤として発売されましたが、それまでの4年間日本盤が出なかったというのも不思議ですよね。『BEGGARS BANQUET』だけ何故?という疑問が残りますが理由は分かりません。当時私は一学年10クラスのマンモス校にいましたがストーンズを聞いている人は殆どいませんでした。来日中止になった時に少し話題になったくらいでみんなはストーンズ=麻薬というイメージを持っていたようです。クラスではT.レックスがダントツの人気で、後はカーペンターズミッシェル・ポルナレフなどを聞いてる人が多かったです。しかしこのアルバムは「Sympathy For The Devil」と「Street Fighting Man」という今でもステージで演奏している曲が含まれているストーンズにとっての重要なアルバムです。この時は結局幻の来日記念盤になってしまいましたが、その後のストーンズの原点になったアルバムといっても過言ではないほどの名盤ですよね!

ローリング・ストーンズ UK盤 EXILE ON MAIN STREET②EMI以降の再発盤!! 

前回に引き続きローリング・ストーンズのUK盤『EXILE ON MAIN STREET』です。今回はEMI以降を紹介します。1978年から1984年までローリング・ストーンズ・レコードはEIMと契約を結びます。78年6月には新アルバム『SOME GIRLS』が発売され好スタートを切りツアーも成功させました。『STICKY FINGERS』から『LOVE YOU LIVE』までの過去のカタログは1980年3月14日にまとめて再発されました。『EXILE ON MAIN STREET』もキニ―・グループ時代と同じ仕様の見開きの内側からレコードを取り出す特殊なジャケットで発売されました。規格番号はCUNSP 69100です。ジャケットの下地は白くなってしまいオリジナル盤の持っていたレトロな独特の雰囲気はなくなってしまいました。

f:id:jukeboy:20180704205410j:plain

裏ジャケもオリジナルと同じデザインです。右上に規格番号のCUNSP 69100とOC 052-63 077/8があります。

f:id:jukeboy:20180704210723j:plain

右下にEMI Records LTD.があります。

f:id:jukeboy:20180704210821j:plain

ポストカードは元々付けられなかったようです。インナーはオリジナルと同じデザインですがEMI盤では番号の部分のクレジット違いが2種類存在します。CUNSP69100 Aと書かれているものとCUN 1 Ⅰと省略されているものがあります。1枚目のインナーの番号の部分です。

f:id:jukeboy:20180704211147j:plain

2枚目のインナーの番号の部分です。こちらもCUNSP69100 Bと書かれたものとCUN 2 Ⅰと省略されたものの2種類存在します。なぜこうなったのか、またどちらが初期盤なのかは不明です。

f:id:jukeboy:20180704211500j:plain

ラベルです。規格番号の表示がCUNSP 69100ではなく、何故か1枚目がCUN 1、2枚目がCUN 2と書かれています。これは後に訂正されることはなく配給元がCBSに変わるまでずっとこのままでした。何故このようにクレジットされたのかは不明ですがマトリクスの番号CUN 1をミスってこの規格番号の部分にクレジットしてしまったのではと思います。マトリクスは機械打ちでCUN 1 A-1/CUN 1 B-1/CUN 2 A-1/CUN 2 B-1です。後期になるとオール1ではなくA面以外が2以降のものもあるようですが未確認です。

f:id:jukeboy:20180704212528j:plain

1987年9月21日に発売されたCBSからの再発盤です。資料によっては過去のタイトルをまとめてではなく、87年9月から数タイトルづつ段階的に発売され『EXILE ON MAIN STREET』だけ他のタイトルが全部出た後に1枚だけ取り残されていまい1番最後88年の終わりか、89年に入ってから発売されたという説もあります。規格番号は450196 1です。ジャケットにはNICE PRICE -CBS- DOUBLESとNEW AT MID-PRICEの低価格を表すステッカーが貼られています。ジャケットは見開きではなくシングルジャケになってしまい2枚のレコードがまとめて収納されています。タイトル文字はピンクになってしまいました。

f:id:jukeboy:20180704213400j:plain

裏ジャケにはバーコードがあります。その上に規格番号の450196 1があります。

f:id:jukeboy:20180704213602j:plain

裏ジャケ左下にLC 0149 56 OB242などの数字があります。

f:id:jukeboy:20180704220010j:plain

裏ジャケ中央下部にDistribution:CBS Records/CBS Disques S.A.とあります。

f:id:jukeboy:20180704214455j:plain

今までインナーだったものは曲目が書かれた側だけが表裏に印刷された1枚のシートになってしまいました。そしてストーンズ・レーベルのカタログが付けられています。レコードは他のCBSのアーティストが載ってるインナーに入っておりメインストリート本来の姿が全く無視され何とも面白くない再発盤になってしまいました。当然ポストカードも付いていません!

f:id:jukeboy:20180704214922j:plain

ラベルです。かろうじてグループ名とタイトルだけはオリジナルの書体で書かれています。ベロマークは外側へ移動して、リムの一番最後にMADE IN ENGLANDがあります。マトリクスは手書きで450196-1 A1/450196-1 B1/450196-1 C-1/450196-1 D2です。D1があるかは不明です。

f:id:jukeboy:20180704215435j:plain

2010年5月17日に発売されたユニバーサルからの再発盤です。ここからはMADE IN EUとなってしまいUK盤ではありませんがその後の流れとして取り上げます。メインストリートだけ何故かボックス・セットの他に単体でも発売されました。ボックスのものと単体のものは全く同じものです。ジャケットは柔らかい手触りで見開きとなっており、見開きの内側ではなく普通の2枚組のように両側の裾からレコードを取り出すようになっています。規格番号はレコードは271 428-4/271 428-5となっていますが、バーコードでは602527142869です。表側はオリジナル盤と同じデザインですが裏側は左側に表の左側と同じ写真が並び全体に2㎝ほど印刷が右に寄っています。左上の空白の枠が右へ寄って狭くいるのがよく分かります。

f:id:jukeboy:20180708203013j:plain

裏ジャケ左上にポリドールのロゴがあります。ポストカードは付いていません。

f:id:jukeboy:20180708202705j:plain

裏ジャケ下部に2010 PROMOTONE B.V.、MADE IN THE EUなどのクレジットがあります。

f:id:jukeboy:20180704221557j:plain

インナーはオリジナルのものを模して作られていますが文字が全体に右へ寄っているのか左側に空白が部分が多いです。レコードの取り出し口は上にあります。

f:id:jukeboy:20180704221851j:plain

ラベルです。タイトル、グループ名はオリジナルの書体で書かれています。規格番号は1枚目のレコードは271 428-4、2枚目のレコードは271 428-5です。面表示は2枚共SIDE ONE/SIDE TWOです。マトリクスは2714284 A  95443E1B//2714284 B  95443E2/B//2714285 A  86444E1/D//2714285 B  86444E2/Dです。マトの中に/があるので各面は//で区切ってあります。

f:id:jukeboy:20180704223047j:plain

2016年5月6日に発売されたアビィロード・スタジオでハーフ・スピード・カッティングされたレコードです。日本盤のような帯が付けられています。帯に書かれた規格番号はARHSDLLP001です。インナーやレコードでは1枚目は4755178、2枚目は4755173という番号が使われています。EMI盤以来見開きの内側からレコードを取り出すというオリジナルのスタイルが復活しました!

f:id:jukeboy:20180705093449j:plain

裏ジャケです。右に寄っていた印刷は元通りになっています。左上のポリドールのロゴやその他の基本的なクレジットは2010年のユニバーサル盤に2016年のクレジットが追加されたものです。レコード音源の権利者の表示は2010となったままです。帯の裏側に曲目があります。

f:id:jukeboy:20180705093514j:plain

2010年版と並べてみると2010年の方が余計な写真が入り右側へずれていて、空白の部分が狭いのがよく分かります。何故表の左側の部分が裏ジャケにも印刷されてしまったのかは謎ですね~。

f:id:jukeboy:20180708203434j:plain

裏ジャケ下部に2010年版に2016と追加された形でクレジットされています。

f:id:jukeboy:20180708203920j:plain

付属品です。ポストカードはUSA仕様ですがオリジナル盤以来の復活を遂げました!右はハーフ・スピード・カッティングの証明書とダウンロード・カードです。特殊ジャケといい、ポストカード、インナーなどの付属品が全て復活したのでこれは嬉しい再発ですよね。

f:id:jukeboy:20180705212624j:plain

インナーはオリジナル盤と同じデザインですが、やや薄めの紙です。曲名が書かれた側の左下に1枚目は4755178、2枚目は4755173とあります。

f:id:jukeboy:20180705213040j:plain

ラベルです。2010年のユニバーサル盤と似ていますがこちらはDISC ONEのSIDE ONE、DISC TWOのSIDE ONEではなく、SIDE ONE~SIDE FOURの表示になっています。そのためSTEREOが左側へ移動となっています。上部に規格番号の4755178があります。2枚目のレコードはこの部分が4755173となっています。マトリクスは手書きで4755178 A  BF 122070 01  A1/4755178 B  BF 122070 01  B1/4755173 A  BF 12270 02  C1/4755173 B  BF 12270 02  D1です。各面にABBEYROADでカッティングした刻印があります。ハーフ・スピード・カッティングなので再発盤の中では一番音がいいと思います。

f:id:jukeboy:20180705214716j:plain

2018年にはストーンズ・レーベルの新たなアナログ・ボックスが発売されこのアルバムも収録されましたね!そちらには2016年と同じハーフ・スピード・カッティングのレコードが収録されています。規格番号のCOC 69100が復活して、裏ジャケにバーコードがなくなりオリジナル感が増しました。ただ、ジャケットの幅が異常に広くなっていて過去のUK盤と比べてみましたがこりゃ2倍以上ありますね!

f:id:jukeboy:20180712161648j:plain

裏ジャケのクレジットもシンプルになり下部にRolling Stones Records TM Musidor N.V.しかありません。

f:id:jukeboy:20180712162238j:plain

インナーとポストカードも付いています。ポストカードはUSA盤仕様です。

f:id:jukeboy:20180712162332j:plain

ラベルです。ベロマークの位置や、曲目の配置などオリジナルに近いデザインとなりましたが曲目の下のクレジットが増えています。リムの最初に℗2018があるので見分けがつきます。マトリクスは手書きで0602557974515 A2/0602557974515 B2/0602557974539 A2/0602557974539 Bです。他に全部の面にMPOの文字とABEEY ROAD 1/2 SPEED ROOM~の手書きの刻印があります。音はオリジナル盤と比べるとやや音圧が低く、高音が強調されているような感じです。 

f:id:jukeboy:20180712162352j:plain

その他に、2010年にはデラックス・エディションが発売されその時に2LP+2CD+DVDのスーパー・デラックス・エディションも発売されましたが、このデラックス・エディションについてはアーカイヴ物の時にでもまとめてみようと思います。ここまでメインストリートのEMI以降の再発盤を紹介してきましたが人気のアルバムだけあって他のストーンズ・レーベルのレコードと比べて再発が多いですね。今までに何回聞いたか分かりませんが、全然飽きないアルバムです。こういう何度聞いても飽きないアルバムがホントの名盤ですよね!ストーンズのアルバムで飽きたっていうアルバムはないんですが…(笑)。