jukeboy’s diary

ストーンズ大好き人間です。1972年から集めてきたローリング・ストーンズの各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ チェコスロバキア盤Diff.カヴァー THROUGH THE PAST DARKLY!!

ローリング・ストーンズチェコスロバキア盤『THROUGH THE PAST DARKLY』です。一見すると『ファースト』かな?と思ってしまいますが、内容はUKヴァージョンの『THROUGH THE PAST DARKLY』です。1972年(78年説もあり)に発売され、規格番号は9113 1465です。レーベルはDECCAですが、配給元はOPUSという会社です。ジャケットの上部に大きくTHE ROLLING STONESとあり、ブライアンの下に小さくタイトルの『THROUGH THE PAST DARKLY』があります。

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右上にDECCAとOPUSのロゴ、その下にStereo、規格番号の9113 1465があります。

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左下のタイトルのTHROUGH THE PAST DARKLYの部分です。

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裏ジャケです。60年代中期のストーンズの写真が使われています。曲目の下にP.Danisovicという人による長文のライナーがありますが、現地語(チェコ語?)で書かれているので何が書かれているのか全く分かりません。ただ、文の中に1983の文字があるのが気になります。文の内容が全く分からないので何とも言えませんが発売が72年とも78年ともいわれているこのレコードはもしかしたら1983年の発売なのかも知れません。印刷所はGrafobal, n.p., Skalicaとクレジットがあります。

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左上にグループ名、タイトルと曲目があります。

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下部中央にMade in Czechoslovakiaがあります。

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右下にOPUSと規格番号9113 1465があります。

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ラベルです。薄い緑色のOPUSのラベルです。上にSTEREOと回転数があります。リムは現地語で書かれており下にMADE IN CZECHOSLOVAKIAがあります。左側にマトリクスのOE 4140が、右側に規格番号の9113 1465があります。下部にLIcenced by The Decca Record Company, LTD. Londonとクレジットされています。マトリクスは機械打ちでOE 4140/B Ⅱ B/OE 4141 A  Aです。

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B面のラベルです。

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『THROUGH THE PAST DARKLY』というと八角形のジャケですが、このレコードはファーストの写真を使っているので何となく違和感がありますね!チェコスロバキアではストーンズのレコードは60年代は全く発売されず、70年代に入ってからこのアルバムと『BLACK AND BLUE』が発売され、その後は89年の『STEEL WHEELS』と91年の『FLASHPOINT』、そして93年のチェコスロバキアに解体前の91年に『ステッキー』『メインストリート』『山羊頭』の3枚がカラー盤と黒盤で発売されただけです。チェコスロバキアに解体された後はストーンズのレコードは出ていません。ドイツのすぐ隣なのでストーンズのレコードがもっと出ていてもいいと思いますが、89年までは社会主義国だったのでロックはあまり聞かれていなかったと思います。当時のチェコスロバキアで一体どんな人がこのレコードを聞いていたのか考えると面白いですよね!

ローリング・ストーンズ 日本盤 彼氏になりたい セカンド・ジャケ!!

前回に引き続きローリング・ストーンズの日本盤シングル「彼氏になりたい」です。今回は規格番号はHIT-323のままジャケットのデザインを変え1967年に再発されたセカンド・ジャケを紹介します。ジャケットは67年のハイドパークでの写真が使われています。彼氏になりたいのタイトル文字はオリジナル盤と同じ書体というかデザインのものが使われています。

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裏側の広告も変更されています。ストーンズの「この世界に愛を」のシングルが載っているのでこの再発盤は67年10月以降に発売されたと思われます。値段は370円ですが、私の持っているものは400円と訂正してあります。著作権表記は©1967となっています。右下にHIT 323とキングレコードのロゴがあります。

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見開きの内側は初版と同じ解説と歌詞が載っていますが、タイトルの部分だけ変更されています。上が初版でタイトル、グループ名を英語表記でまとめ、解説の最初に日本語表記のタイトルがあります。下が再発盤で、タイトル、グループ名を英語と日本語を並行して表記しています。

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レコード袋は青のものが使用されています。

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ラベルです。67年後半から使われているffrrの耳のロゴがないタイプです。HIT-323としては3番目のラベルになります。ffrrのロゴがなくなってしまったせいか前回の2枚と比べると何となく地味な印象を受けます。2番目のラベルで左側にあった45 R.P.M.は右側へ移動しています。67年になっても相変わらずLemon、McCarthyとミスったままです!マトリクスは機械打ちでDSt 821-6/DSt 822-5です。前回と比べA面だけ枝番が進んでいます。

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B面のラベルです。

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この再発が出た時点でこの2曲はアルバムに収録されていなかったのでシングル盤を買った方も多かったのではと思います。私は80年代の終わり頃に通販店のリストの写真で見て初めてこのセカンド・ジャケの存在を知りました。70年代に入ってからの再発盤と違い規格番号がHIT-323と同じなので最初は驚きましたが、その後これを含めて「リトル・レッド・ルースター」「ハート・オブ・ストーン」「ザ・ラスト・タイム」にもセカンド・ジャケがある事を知りました。その中でも「ハート・オブ・ストーン」のセカンド・ジャケは回収された説があり滅多に見かけません。数多い初期のシングルの中で何故この4タイトルだけがジャケットを変えて再発されたのか不明な点も多いですね。偶然か分かりませんがこの4枚と「一人ぼっちの世界」が70年代に入ってから「ビッグ・ヒッツ・リバイヴァル」というシリーズで規格番号とジャケットを変えて発売されています。90年代の終わりに、「それだったら一人ぼっちの世界にもセカンド・ジャケあるんじゃないか」、とマニアの方がおっしゃっていましたが、それは未だに見た事がありませんし実際に存在するのかも分かりません。それを考えると実は日本盤が一番謎が多いのかも知れませんね!

ローリング・ストーンズ 日本でのデビュー・シングル 彼氏になりたい!!

ローリング・ストーンズの記念すべき日本でのデビュー・シングル「彼氏になりたい/ストーンド」です。キングレコードから1964年4月に発売され、規格番号はHIT-323です。1964年というと日本では昭和39年、東京オリンピックが開催された年で高度成長期真っ只中ですね!私事ですが幼稚園に入園した年(笑)で今考えると大昔ですね~!当然このシングルは中古で入手しましたが、一体どんな方が当時このシングル盤を買ったんでしょうか?ビートルズは既に日本で有名になっていましたが昭和39年にストーンズを聞いていた人はなんて最先端を行っていた方なんだろうなぁ~といろいろ考えると面白いですね。そして、ストーンズの活動期間がとんでもなく長いのを実感して驚いてしまいます。このシングルにもいろいろなヴァリエーションがあります。ジャケットはUK盤の最初のEPと同じ写真が使われています。この当時のシングル盤によく見られたように写真のバックは単色となっており、タイトルが大きく書かれています。右上にLONDONのロゴと規格番号のHIT-323があります。下部にグループ名があります。

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ピクチャースリーヴは一枚の紙を折りたたんだものとなっており、裏側はレコードのカタログとなっています。この裏側は同じタイトルでもこのレコード違いのいろいろなヴァリエーションがあります。こちらは初版の裏側です。下部にキングレコード株式会社、©1964と、HIT-323などのクレジットがあります。レコードの値段は330円です。

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こちらは1966以降プレスの裏側です。ストーンズの「黒くぬれ」が載っていて値段も370円と変更されています。下部のHIT-323の下にキングレコードのロゴが追加されています。また、著作権表記が何故か©1966と変更となっています。

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ピクチャースリーヴを見開いた写真です。左側に解説、右側に歌詞があります。この内側は上の2種ともに全く同じです。

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キングレコードのレコード袋です。66年以前はピンク色のレコード袋に入っています。それ以降は青い袋に入っています。

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ラベルです。こちらはffrrが左側にある初版のラベルです。このタイプは「彼氏になりたい」と次の「ノット・フェイド・アウェイ」にしか存在しません。上部にLONDONのロゴ、右側に規格番号のHIT-323があります。これは有名ですが、作者クレジットをLemon, McCarthyとミスっています。規格番号は機械打ちでDSt 821-2/DSt 822-2です。

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B面のラベルです。

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Lemon, McCarthyとミスっている個所です。これは何故か67年の最終プレスまで訂正されませんでした。

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ffrrが上部にあるセカンド・ラベルです。64年8月に発売された3枚目のシングル「イッツ・オール・オーバー・ナウ」ではこのタイプからしかないのでおそらくこちらも64年8月以降のプレスだと思います。ffrrが上に移動してしまったので、回転数の45 R.P.M.が左側へ移動しています。このラベルは66年か67年頃まで使われているので他のタイトルでもよく見かけるラベルです。このラベルではピクチャースリーヴの裏側の広告は初期型と66年以降の両方存在します。マトリクスは機械打ちでDSt 821-3/DSt 822-3(初期型のピクチャースリーヴ)、DSt 821-5/DSt 822-5(66年以降のピクチャースリーヴ)を確認しました。これは私の持っているレコードのものですのでピクチャースリーヴと枝番の組み合わせは他にもあると思います。またレコード袋も途中でピンクから青に変わっています。

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B面のラベルです。

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67年にはセカンドのピクチャースリーヴが発売されますが、ラベルは上の2枚とまた違ったものになります。これは次回触れますが同じ「彼氏になりたい」で3種類のラベルが存在するとは驚きです。ヨーロッパ各国でもこの「I Wanna Be Your Man」をデビュー・シングルに選んだ国は多いですね。やはりレノン・マッカートニーのコンビが作ったのが影響しているんでしょうか?この曲は何といってもブライアンのスライドギターと、ビルの走るベースがいいですね~!ブライアンのだみ声のコーラスも聞けます。また、ブート・ビデオでTVショーの映像も見ることが出来ますね。ビートルズの演奏はリンゴのヴォーカルでストーンズ版よりも後で発売された『WITH THE BEATLES』で聞くことが出来ますが、この曲は断然ストーンズの方がロックっぽくてカッコいいですね!記念すべき日本での第一弾!ストーンズはまだまだ続いています!

ローリング・ストーンズ UKプロモ・ソノシート EXILE ON MAIN STREET BLUES!!

ローリング・ストーンズのUKプロモ・ソノシートExile On Main Street Blues」です。1972年4月29日号のニュー・ミュージカル・エキスプレス(NME)誌に付録として付けられました。ソノシートは正式にはフレシキ・ディスク(Flexi Disc)といい、日本ではフォノシートなどとも呼ばれていますがここでは日本での一般的な呼び名のソノシートとして進めていきます。内容はピアノをバックにミック・ジャガーがブルースを歌い、『EXILE ON MAIN STREET』からの曲をその間に挟んだものとなっています。ピアノはイアン・スチュワートともミック・ジャガーともいわれています。回転数は33回転です。

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ラベルです。上部にベロマークが、中央にアルバムと同じタイトル文字とグループ名があります。ベロマークのすぐ下にM.Jagger with pianoとあります。右側にアルバムの発売日5月12日のクレジットがありますが、このソノシートが付いていたNME誌は4月29日号でアルバム発売前に出たんですね!右端に横書きでSide 1とあります。下には曲間に挟まれたアルバムからの4曲の曲名が書かれています。リムにMADE IN ENGLANDのクレジットがあります。マトリクスは手書きでSKI 107 A-2/SKI 107 B-2です。A面は番号の後にROLLING STONES RECORDSがあります。

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B面のラベルです。こちら側はストーンズではなく1曲目はオルガンをヒューチャーした女性ヴォーカルの曲、2曲目は違う女性のヴォーカルで、ハードロック調の曲が収録されています。

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ミックが歌うブルースに挟まれているアルバムからの4曲は何故かモノラル、ステレオと統一されていません。まず、ミックが主旋律を2回繰り返すとすぐに「All Down The Line」が始まります。これは前回紹介したプロモ・シングルと同じLPヴァージョンのモノラルです。「All Down The Line」の途中から「Tumbling Dice」に替わります。こちらはステレオとなっています。「Tumbling Dice」が途中まで流れ、ミックの歌に切り替わります。"Exile on Mainstreet, it's a strange street to walk down"と歌われる主旋律の他に違うメロディーの部分が加わります。そのあと「Shine A Light」が始まります。これもプロモ・シングルと同じモノラルです。「Shine A Light」の途中から「Happy」へと替わりますがこちらはステレオとなっています。そのあと再びミックの歌へと替わり、主旋律の部分が歌われ曲が終わります。収録されている曲のモノラルの2曲は前回紹介したプロモ・シングルと同じなのでその時のモノラル・ミックスを流用していると思います。そのシングルのモノラル・ミックスや、このミックの歌うブルースもデラックス・エディションにも収録して欲しかったですよね!

ローリング・ストーンズ UK盤プロモ・シングル HAPPY/SHINE A LIGHT!!

前回に引き続き『EXILE ON MAIN STREET』からのUK盤プロモ・シングルです。今回は「Happy/Shine A Light」です。規格番号はSAM 4で、このカップリングでのレギュラー盤の発売はありませんでした。前回紹介したプロモ盤「All Down The Line/Rocks Off」同様1972年5月に作られました。こちらのプロモもラベルに印と曲名の紙が貼られている仕様で、ラジオ局へ配られたようです。ベロのスリーヴには実際にラジオ局で使われていたのかマジックで書き込みがあります。

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ラベルです。ローリング・ストーンズ・レーベルのイエロー・ラベルに曲目や規格番号が書かれている白い紙が貼られています。曲はAB面共モノラルで収録されています。マトリクスは機械打ちでSAM 4 A1/SAM 4 B1です。他に手書きでROLLING STONES RECORDSと書かれています。

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B面のラベルです。この「Shine A Light」もモノラルで収録されており、この曲のモノラル・ミックスはこのプロモ盤でしか聞けません。ステレオをモノラルにしただけのものですが、何となくバスドラや、べースなどの低音が目立った音になっています。

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「Happy」はアルバムからのセカンド・シングルとしてアメリカやいろいろな国で発売されましたが、イギリスでは発売されませんでした。このプロモはB面が「Shine A Light」というのが渋いですね。この曲は近年ステージで取り上げていますが、テイラー期では一度も演奏しませんでしたね。もし72、73ツアーで取り上げていたらどんな感じの演奏になったか考えると面白いですよね!シングルのA面にしてもおかしくない名曲です。前回から『メインストリート』からのプロモ・シングルを紹介してきましたが、イギリスのWEA時代はあまりプロモ・シングルは作られなかったので当時このアルバムに対して相当プッシュしていた様子が窺えますね。