ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

1972年から集めてきたローリング・ストーンズのオリジナル盤、各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ メキシコ盤 30 ANOS DE LA MUSICA ROCK-SALVAT いろいろ!!

ローリング・ストーンズのメキシコ編集盤『30 ANOS DE LA MUSICA ROCK-SALVAT』です。このレコードの再発盤には珍盤とも言える面白いジャケットが存在します。今回は順番を変えて再発盤を先に、オリジナル盤を後で紹介します。1984年に発売され、規格番号は822 289-1です。このタイトルの30 ANOS~というのはエルビス・プレスリーの登場から30年という事で付けられたそうです。内容はA面にアルバム曲を含む初期の曲、B面もアルバム曲を含んでいますが、結構マニア向けの選曲となっています。まずは再発盤です。こちらは表側のタイトルは『CON TODO EL PODER DE LA MUSICA-ⅤⅡANIVERSARO』となっています。これはストーンズのデビュー(ファースト・アルバムから)20年という事らしいです。ジャケットがミックのイラストなんですが全然似てませんよね(笑)。スパニッシュ系のミック・ジャガー

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四隅にあるイルカのイラストの部分です。

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裏ジャケです。初期のストーンズの写真が使われています。右側にスペイン語で解説がありますがなんて書いてあるのか分かりません。写真の下に曲目があります。

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A面の曲目です。

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B面の曲目です。「Citadel」が収録されているのがチョット意外ですね!他にも「Connection」「Parachute Woman」など編集盤の選曲としてはマニアックな曲が並んでいます。

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こちらはオリジナル盤のミックの写真のジャケットです。このジャケットの方は結構出回っています。

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裏ジャケです。イラストのジャケと同じデザインですがこちらはカラーになっています。曲目や、文、クレジットの部分も全く同じです。

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再発盤のジャケと並べてみました。カラーと白黒だとこんなにもイメージが違うものなんですね。

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ラベルです。両方のジャケットに同じレコードが入っています。83年以降にメキシコで使われていたボックス・ロンドンの黒ラベルです。内側のリムにHECHO EN MEXICOのクレジットがあります。マトリクスは手書きで822 289-1-A  MPI  14-Ⅵ-84 RICO/822 289-1-B  MPI  14-Ⅵ-84 RICOです。14-Ⅵ-84はおそらく日付で84年6月14日の事だと思います。MPIははっきり分かりませんがMP1かも知れません。

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B面のラベルです。

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イラストの方のジャケットはストーンズだけではなく、プレスリーのものも見た事がありますが、やはり全然似ていないイラストでしたね(笑)。他にはデビッド・ボウイも出ているようです。裏ジャケが白黒なのでプロモという説もありますが不明です。私は最初このイラストの方はブートだと思っていましたが、2つの資料でイラストのジャケットはセカンドプレスと書かれているので今回はその通りに紹介しましたが、以前紹介したウルグアイ盤の『No.2』に負けないくらいのテキトーなイラストのジャケットですよね!メキシコや南米盤は変なレコードがたくさんあって面白いですね!

ローリング・ストーンズ USA盤 THROUGH THE PAST DARKLY いろいろ!!

ローリング・ストーンズのUSA盤『THROUGH THE PAST DARKLY』です。1969年9月12日に発売され、規格番号はNPS-3です。USA盤はモノラルは発売されずステレオのみの発売です。UK盤とは曲目が違い、UK盤の「You Better Move On」「We Love You」「Sittin' On A Fence」が外され、「Paint It Black」と「Have You Seen Your Mother, Baby, Standing In The Shadow?」が追加されています。USA盤はシングル曲中心の選曲となっていますが何故か「We Love You」が外されています。ジャケットは八角形で見開きになっています。ジャケットの写真はEthan Russellによるものです。

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シールドの上からは当時の新曲「Honky Tonk Women」が収録されている趣旨のステッカーが貼られています。ステッカー右下にNPS-3とあります。

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ジャケットの表側に曲目がありますが、いつも見るたびに思うんですが曲順がメチャクチャですよね!まあ、新曲という事で「Honky Tonk Women」を最初に持ってきたのは分かりますが、タイトルの長さでキースとチャーリーの間に上手く収まるようにしたのでは、と思ってしまいます。

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裏ジャケです。

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裏ジャケ下部にロンドンのロゴと規格番号のNPS-3、STEREOなどのクレジットがあります。その下に「Have You Seen Your Mother~」はリアル・ステレオではなく、疑似ステの記述があります。この曲はブートでリアル・ステレオ・ヴァージョンが聞けるので、この時に採用されなかったと思うと惜しいですよね!その下にロンドンレコードの住所が書かれています。

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見開きの内側です。UK盤は見開きの内側からレコードを取り出すようになっていましたが、USA盤はジャケットの袖から普通に取り出すようになっています。

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各国と同じようにブライアンへ捧げる言葉が書かれています。

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A面の曲目です。

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B面の曲目です。

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曲目の下のクレジットの部分です。

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見開き右ページの左下にNPS-3があります。

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見開き右ページの右下にPrinted in U.S.A.があります。

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インナーも八角形のものが付けられています。UK盤ではモノラル、ステレオ共に八角形の形をしたデッカ専用のインナーが付けられていましたが、USA盤はプレーンで、他のタイトルにあったロンドンの広告入りのインナーは作られなかったようですね。

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後期型では通常の形のジャケットもあります。一部の国の四角のジャケットでは八角形でカットされていた四隅が黒くなっていますが、USA盤は黒ではなく、写真がきちんと収まっています。もしかしたらUSA盤のこの四角のジャケットは八角形と作りが同じことから角をカットする前のジャケットなのかも知れませんね。

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裏ジャケです。

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見開きの内側です。

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ラベルです。このアルバムは他のロンドン盤と比べるとラベルのヴァリエーションがあまりありません。右側にNPS-3、SIDE ONEがあります。文字のフォントがやや縦長です。キースの名前は全部のラベルでKeith Richardsとなっています。マトリクスは手書きでZAL 9133-2/ZAL-9134-3です。マトリクスはこれ以降全て手書きです。また、これ以降全てのマトにBellsoundとSfの刻印があります。

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左側にMunufactured by Nanker Phelge Music Ltd.とNPS-3、Made in U.S.A.があります。右側にAll selections written by Mick Jagger & Keith RichardsとSide 1、その下にPublished by Godeon Music Inc. (BMI)があります。グループ名は曲目の下にあります。各クレジットがばらばらな位置にある珍しいラベルです。曲目は左揃いになっています。マトリクスはZAL 9133-4/ZAL-9134-4です。

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左側にNPS-3とMade in U.S.A.が、右側にSIDE ONEとZAL 9133があります。全体に文字のサイスが小さいです。マトリクスはXZAL 9133-9/XZAL 9134-9です。この盤だけ何故かマトの最初がXZALとなっています。

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右側にNPS-3、SIDE ONEがあります。リムはありません。ラベル下部のマトの最後にWがあります。Wはプレス工場コードでカリフォルニア州のH.V. Waddellのことです。マトリクスはZAL 9133-12 W/ZAL 9134-12 Wです。

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一番最初のラベルと似ていますが、グループ名とタイトルが横一列となっています。またラベル下部のマトの最後にWがあります。これだけ四角いジャケットに入っていました。マトリクスは上と同じでZAL 9133-12 W/ZAL 9134-12 Wです。

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左側にSTEREOとSIDE 1が、右側にNPS-3と(ZAL-9133-A)があります。グループ名は曲目の下にあります。かなり後期のラベルだと思います。マトリクスはZAL 9133-12  NPS-3 A-1-1-1  PRCW/ZAL 9134-12  NPS-3 B-1-1-1  PRCWです。

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左側にNPS-3、ZAL 9133が、右側にSIDE ONEとMade in U.S.A.があります。マトリクスはC-1 ⇔ ZAL 9133-2  TRSP 1081/C-1 ⇔ ZAL 9134-2  TRSP 1081です。私はこのラベルのレコードを82年に新品で買いましたが、1081というのは81年10月のことだと思います。

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『THROUGH THE PAST DARKLY』は「Jumpin' Jack Flash」で始まるUK仕様の方が日本盤でも出ていたせいか、こちらのUSA仕様の方は最初違和感がありましたね~。当時USA仕様で発売された国はカナダ、メキシコ、ペルー、コロンビア、ブラジル、ヴェネズエラの主に北米、南米諸国で、ヨーロッパ諸国、南アフリカ、日本、インド、イスラエル、オーストラリア、ニュージーランドはUK仕様で発売されました。面白いのはアルゼンチンとチリで、南米なのにUK仕様で発売されています。曲目が違うので単純には比べられませんがUSA盤はUK盤ステレオのまろやかな音よりも音圧が高く、音が派手に鳴っているような感じです。一部の曲を除き67年の麻薬事件からブライアンの死までトラブル続きだった時期の曲で構成されているベストで、タイトル通りそれを払拭して新たな出発を期待させるようなタイトルです。が、このアルバムの後もオルタモントの悲劇や、キースの麻薬問題などストーンズはトラブル続きでしたよね!逆に言えば最近の真面目なストーンズはなんか物足りない(笑)。

ローリング・ストーンズ UK盤 METAMORPHOSIS いろいろ!! 

ローリング・ストーンズの『METAMORPHOSIS』UK盤です。ストーンズとしては初の未発表曲集で1975年6月6日に発売されました。規格番号はSKL 5212です。未発表曲がA面に9曲、B面に7曲も収録されていて発売当時は期待して買いましたが、A面のほとんどが、アンドリュー・オールダム・オーケストラや他人に提供した曲のバッキング・トラックでミックが歌っているデモ・テープ的なもので純粋なストーンズの演奏は「Don't Lie To Me」とB面に収録された7曲という事を相当後になって知りガッカリした記憶があります。ジャケットはブライアンとテイラーを含めたメンバー6人のイラストです。

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右上にDECCAのロゴがあります。

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裏ジャケです。アンドリュー・オールダムの解説と曲目があります。

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右上に規格番号のSKL 5212とStereoがあります。当時はカセットと8トラでも発売されていたようです。

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右下にDECCAのロゴと住所があります。

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下部中央に著作権クレジットがありアブコになっています。アメリカではこのレコードはロンドンではなく完全にアブコからのリリースでしたね!

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右下にSleeve printed in Englandがあります。この他にMADE IN ENGLANDと書かれた細いシールが貼ってあるものも見た事があります。

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A面2曲目の「Don't Lie To Me」の作者をJagger/Richardとミスっています。オリジナルはタンパ・レッド(タイトルはDon't You Lie To Me)ですが、ストーンズチャック・ベリーのヴァージョンをコピーしたと思います。

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参加ミュージシャンのジャック・ニッチェのスペルもミスっています。正確にはJack Nitzscheです。

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ラベルです。ボックスト・デッカの青ラベルです。曲名と作者クレジットが半円形となっています。ジャケット同様ラベルでも「Don't Lie To Me」の作者がJagger, Richardとなっています。また、B面の「I'm Going Down」はジャケットではJagger, Richardでしたが、ラベルではTaylorも連名となっています。マトリクスは機械打ちでXZAL-13897.P-1W/XZAL-13898.P-2Wです。

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規格番号の上のマトが/    /で囲まれています。Side 1が右側へ移動しています。曲名と作者クレジットはこちらは1曲毎にきれいに改行されています。2曲の作者クレジットは上のラベルと同じです。マトリクスは機械打ちでXZAL-13897.P-2W/XZAL-13898.P-2Wです。

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「Don't Lie To Me」の作者クレジットの部分です。

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「I'm Going Down」の作者クレジットの部分です。そういえば「I Don't Know Why」がシングルで発売された時も最初はJagger, Richard, Taylorとミスっていましたね!

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80年代のラベルです。Side 1は左側です。曲名と作者クレジットが1行ずつとなっています。ここでも2曲の作者クレジットは同じです。また、「I Don't Know Why」のタイトルがこのラベルだけ「I Don't Know Why I Love You」となっています。マトリクスは機械打ちでXZAL-13897.P-6W/XZAL-13898.P-6Wです。

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「I Don't Know Why」のタイトルが「I Don't Know Why I Love You」となっている部分です。この後期盤だけ違っているのも面白いですよね!

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私は当時発売から1ヶ月後位にこのアルバムを買いました。ストーンズの未発表曲集なんて初めてで期待していましたが、A面に当たるミックだけのデモ・テープはどうも馴染めなく長い間あまり聞かないアルバムになっていましたが、後年それらのデモ・テープの曲が提供されたアーティストのヴァージョンを聞き、結構いい曲だったんだ、と再確認しました。これらの曲はストーンズとしてはイマイチだったと思いますが、Jagger-Richardの初期の頃はここには収録されていない曲も含め結構いい曲を書いていたんですね!ビルの曲はブートで聞ける「Good Bye Girl」を含めストーンズの演奏としては3曲ありますが、もっとストーンズ本体で取り上げていればストーンズの曲調の幅が広がったんじゃないかとも思います。なお、これと同じ日にストーンズ・レーベルからはベスト盤の『MADEIN THE SHADE』が発売されています。この年はベストとアウトテイクだけでニュー・アルバムも出ないし、ロン・ウッドをサポートに加えアメリカ・ツアーを行いましたが、テイラーが抜け4人だけになってしまったストーンズの今後に少し不安を抱いていました。

ローリング・ストーンズ USA盤シングル HONKY TONK WOMEN いろいろ!!

ローリング・ストーンズアメリカでの20枚目のシングル「Honky Tonk Women/You Can't Always Get What You Want」です。1969年7月5日に発売され、規格番号は45-910です。説明不要英米でナンバー1ヒットとなった名曲ですよね!初期盤には全世界共通の写真を使ったピクチャースリーヴが付けられています。この写真はEthan Russellという人によるもので酒場にいる様子を表していて、ストーンズのメンバーは船乗りで新加入のテイラーはバーテン役で可笑しいですね!この二人のお姉ちゃんたちは誰なんでしょうね?USA盤は他国と違い写真の周りが白い枠になっています。上にタイトル、下にグループ名があります。

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右下に規格番号の45-910とLONDONのロゴがあります。

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裏ジャケです。表と同じ写真ですが、タイトルがB面の「You Can't Alway Get~」となっています。

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右下にフォトグラファーやPRINTED IN U.S.A.があります。Mfg. by Nanker Phelge Music Ltd. An ABKCO Record Company Dist. by London Records Inc.とあり、この時既にABKCOがあったとは驚きです!

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ラベルです。このプロモはモノラルとステレオがあり、最初はモノラルからいきます。右側に45-LON-910とあります。その上にPROMOTIONAL COPYがあります。タイトル、曲名の下にABKCOのクレジットがありますが、このクレジットはこれ以降の全てのラベルにあります。また、キースのクレジットは全てRichardsとなっています。マトリクスは手書きでXDR 45283-1A/XDR 45284-1Aです。マトはこれ以降全て手書きです。

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右側に45-910-DJがあり、その下にアレンジとプロデューサー・クレジットがあります。ABKCOのクレジットは左側にあります。マトリクスはXDR 45283/XDR 45284- です。A面は枝番が無く、何故かB面はハイフンで途切れています。両面に反転した5桁の数字があります。A面は判読不明ですが、B面はおそらく17702だと思います。

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右側に45-910、その上にPROMOTIONAL COPY NOT FOR SALEがあります。プロデューサー・クレジットは規格番号の下へ、アレンジのクレジットはグループ名の下にます。マトリクスはXDR-45283-1E  △77046/XDR 45284-1G  △77046-1Xです。

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ここからステレオのプロモです。B面の「You Can't Always Get~」はシングル・ヴァージョンのステレオです!右側に45-910-DJがあり、その上にSTEREOとあります。その下にアレンジとプロデューサー・クレジットがあります。ABKCOのクレジットは左側にあります。マトリクスはZXDR 45283-1/ZXDR 45284-1です。両面に反転した5桁の数字があり、おそらく17712と17711だと思います。ステレオのためマトの始まりがZXDRへと変わっています。

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規格番号の表記が45-LOS-910と、間のアルファベットがLOSとなっています。これは「Jumpin' Jack Flash」と「Street Fighting Man」のステレオのプロモでもありましたね!マトリクスはZXDR 45283-4/ZXDR 45284-2です。

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規格番号の表記は45-910-DJで、ステレオの1番最初のプロモと同じですが、文字の配置が違います。規格番号の上にPROMOTIONAL COPY NOT FOR SALEとSTEREOがあります。その下にMade in U.S.A.があります。規格番号の下にプロデューサー・クレジットがあります。アレンジのクレジットはグループ名の下にあります。マトリクスはZXDR 45283-4  RE-STEREO  △77047/ZXDR 45284-3-STEREO  △77047-Xです。

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また、以前も紹介しましたが、MADE IN ENGLAND製のLONDONのプロモです。ホフマン氏の資料によるとアメリカ向けの輸出仕様とのことですが、規格番号F 12952と発売日はイギリスのもので謎のプロモです。マトリクスは機械打ちでXDR-45283-T1-4C/XDR-45284-T1-4Cです。

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ここからレギュラー盤です。このシングルだけの特徴としてマトの枝番が無いものが存在します。しかも枝番へ続くハイフンで途切れているのでその後に数字を入れる前にプレスしてしまったようになっています。その盤から紹介します。右側に45-910が、その下にアレンジとプロデューサーのクレジットがあります。左側にタイム表記とABKCOのクレジットがあります。マトリクスはXDR 45283-/XDR 45284-です。先に書いたようにマトはハイフンで途切れていて末尾がありません。

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右側に45-910とその下にマトがあり末尾にBWがあります。これはプレス工場コードでニュー・ジャージー州のBestway Products,Inc.のことです。右側はアレンジのクレジットしかなく、プロデューサーとABKCOのクレジットは下部にあります。マトリクスはXDR 45283-   BESTWAY/XDR 45284-   BESTWAYです。こちらもハイフンで途切れており離れたところにBESTWAYがあります。

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上と同じBWと書かれたラベルで、文字の配置も同じですが、文字のフォントが全く違います。左側のGideon Music Inc.が1行になっています。マトリクスも同じでXDR 45283-   BESTWAY/XDR 45284-    BESTWAYです。

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規格番号の表記は45-LON-910です。その下の少し離れたところにアレンジのクレジットがあります。下部にプロデューサーとABKCOのクレジット、Made in U.S.A.があります。マトリクスはXDR 45283-1B/XDR 45284-1Aです。

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右側に45-910とその上にMade in U.S.A.が、その下にプロデューサー・クレジットがあります。下部にABKCOのクレジットがあります。マトリクスはXDR 45283-1F  △77046/XDR 45284-1E  △77046-Xです。

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右側は45-LON-910だけで、アレンジとプロデューサーのクレジットは下部にあります。珍しくNanker Phelgeは下で、ABKCOのクレジットは左側にありそれぞれ分かれてす。Made in U.S.A.は左側にあります。マトリクスはXDR 45283-1J/XDR 45284-1Kです。その他に枝番のアルファベットが逆の-1K/-1Jも確認しました。

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右側に45-910、その下にプロデューサーとABKCOのクレジットがあります。左側にマトがあり末尾にPHとあります。これはプレス工場コードでインディアナ州のPRC  Recording Corp.のことです。その下にタイム表記とアレンジのクレジットがあります。そしてこのラベルだけですが下部にDISTRIBUTED BY LONDON RECORDS, INC.があります。以前のラベルでは上のLONDONのロゴの下にあった表記ですが下部の円周に沿ってあります。これはロンドン盤でも非常に珍しいです。マトリクスはXDR-45283-2/XDR 45284-2です。

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75年からの5N-910に変わったラベルです。アレンジやプロデューサー、その他のクレジットが4番目のラベルと全く同じです。マトリクスはXDR-45283-3-1/XDR-45284-6です。

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78年からのカラード・サンセット・ラベルです。文字の配置やフォントは上のラベルと全く同じです。マトリクスはXDR-45283-1/XDR-45284-6です。

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サンセット・ラベルですが、文字のフォントが違います。5N-910の下にプロデューサー・クレジットがあります。Made in U.S.A.は左側へ移動しています。マトリクスは5N-910-A/5N-910-Bです。

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80年代の白ラベルです。右側に5N-910とプロデューサー・クレジットがあります。左側にタイム表記とアレンジのクレジットがあります。マトリクスは上のサンセット・ラベルと同じで5N-910-A/5N-910-Bです。

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白ラベルですが、上より文字が小さくシンプルな印象を受けます。プロデューサー・クレジットは下にあります。マトリクスは5N-910  XDR-45283-B  TR  SR 786  SP/5N-910-XDR-45284-A  TR  786  SPです。TRは丸で囲まれています。A面のSRは判読不明ですがおそらくSRだと思います。786は86年7月を意味していると思います。

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このシングルは2曲共アレンジがいいですよね!A面の途中までドラムとギターとヴォーカルだけのシンプルな構成で、サビの部分から他の全部の楽器が加わり賑やかに雰囲気になります。B面もアコギから始まり徐々に盛り上がっていく構成も素晴らしいです。2曲共現在でも必ずステージで取り上げられている名曲ですね!アメリカでのシングルはこの曲までロンドンで、この後は75年のABKCOからの「I Don't Know Why」になります。ロンドン盤を全部紹介するのに2年半もかかってしまいましたがアメリカ盤はプロモ、レギュラー共にラベル違いがものすごく多いですね!次回からはABKCO、そしてストーンズ・レーベルを紹介します。

ローリング・ストーンズ USA盤 BEGGARS BANQUET いろいろ!!

ローリング・ストーンズのUSA盤『BEGGARS BANQUET』です。1968年12月7日に発売され、規格番号はPS 539です。録音は68年の夏ごろ終わっていましたが、例のトイレのジャケットでレコード会社と揉めたため、4ヶ月も遅れて招待状を模したジャケットでリリースされました。USA盤ではマトに8-19-68と日付が入っているレコードもあるので、ジャケット問題でごたごたしている時に既にプレスが開始されていたと思います。前回紹介した先行シングルの「Street Fighting Man」では両面共モノラルが聞けますが、アメリカではこのアルバムからステレオのみの発売です。

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裏ジャケです。各国盤と同じく曲目とプロデューサーやエンジニアのクレジットです。

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裏ジャケのクレジットは2種類あり、作者クレジットの部分がWritten by Mick Jagger and Keith Richardと書かれているものと無いものがあります。こちらはラベルの時に触れますが、ラベルの曲目クレジットの「Prodigal Son」の作者がM.Jagger/K.Richardとなっているものにはジャケットにこのクレジットが書かれています。ラベルの作者がRev. Wilkinsとなっているレコードのジャケットはこの欄が消されています。こちらはMick JaggerとKeith Richardのクレジットがある方です。

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こちらがMick JaggerとKeith Richardのクレジットが無い方のジャケットです。「Prodigal Son」の作者がロバート・ウィルキンスと分かった後でこちらのジャケットに変わっています。

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裏ジャケ下部のLONDONのロゴの部分です。規格番号とロンドンレコードの住所が書かれています。

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見開きの内側です。トイレがダメだったらこちらを表にしても良かったのではと思うほどカッコいい写真です。南米の一部の国ではこちらの写真をジャケット表側に使っていますね。

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見開きの左側にPRINTED IN U.S.A.があります。

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見開きの右側にデザナーのTom Wilkesと写真家のMichel Josephのクレジットがあります。

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ラベルです。このアルバムのマトはA/Bのみで枝番の数字が無いのが多いので「Prodigal Son」の作者がミックとキースになっているグループとRev  Wilkinsとなっているグループに分けてみました。それぞれのグループで似ているラベルもありますが全部別のラベルです。マトリクスは全部手書きで、ハイフンがあるものと無いものがありますが全て刻まれているとおりに書いています。最初はクレジットがミックとキースになっているラベルからです。

面表記はSIDE 1です。リムはありません。タイトルの下に下線があります。このタイトルの下に線があるのはUSAロンドン盤では『BEGGARS BANQUET』だけです。マトリクスはXZAL-8476 A/XZAL-8477 Bです。

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面表記はSIDE ONEです。リムなしで上のラベルと似ていますがタイトルの下の線がありません。マトの末尾にWがあります。マトリクスはAM-XZAL-8476 A/XZAL 8477 Bです。

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濃いブルーのラベルです。左側にPS 539とMade in U.S.A.が、右側にSIDE ONEとマトのZAL-8476があります。曲目が左揃いになっています。マトリクスはXZAL 8476 A/XZAL 8477 Bです。

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左側にPS 539とMade in U.S.A.が、右側にSIDE 1とマトがあります。配置は上のラベルと似ていますが文字のフォントが全く違います。曲目は中央揃いです。マトリクスはXZAL8476 A/XZAL 8477 Bです。

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上のラベルと文字の配置が見ていますが面表記がSide Oneで、マトリクスが面表記の上にあります。マトリクスはXZAL 8476 A/XZAL 8477 Bです。

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右側にPS 539、Side 1があります。フォントが縦長になっています。曲目は左揃いです。マトリクスはXZAL-8476-A-1/XZAL-8477-B-2とここで初めて末尾に数字が加わります。

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濃いブルーのラベルで、面表記はSIDE 1です。タイトルに下線があります。曲目は左揃いで全体に文字が小さいです。マトリクスはXZAL-8476-A-2/XZAL-8477-B-1と上のラベルの末尾の数字が入れ替わっています。

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濃いブルーのラベルで面表記はside oneと全部小文字です。曲目などの文字のフォントが細いです。マトリクスはXZAL-8476 A  △12258/XZAL 8477-B  △12258-Xです。

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これ以降は「Prodigal Son」の作者がRev. Wilkinsとなっているラベルです。同時にA面のラベルからAll songs written by Mick Jgaaer and Keith Richardsのクレジットがなくなり、1曲毎のクレジットに変わっています。また同時に裏ジャケからもミックとキースのクレジットが消えています。UK盤はタックスコードがJ/T以降にRev. Wilkinsに変わったので73年以降と推測されますが、USA盤はいつ頃変わったのか不明です。

左側にPS 539とMade in U.S.A.が、右側にSIDE ONEとマトがあります。今までのラベルと違いそれぞれの曲名の次の行に作者クレジットとタイム表記があります。マトリクスはXZAL-8476 A  8-19-68/XZAL-8477-Bです。A面にだけ日付がありますがこれを見ると68年8月にはプレスされていたようです。

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右側にPS-539とSIDE 1があります。曲ごとに作者クレジットがあります。ラベル下部のマトにBWがあります。これはプレス工場コードでニュー・ジャージー州のBestway Products,Inc.のことです。マトリクスはAM-XZAL-8476 A/AM-XZAL-8477-Bです。

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右側にPS 539とSIDE 1があります。タイトルの下に線が引いてあります。曲ごとに作者クレジットがあります。ラベル下部のマトにWがありますが、プレス工場コードでカリフォルニア州の H.V. Waddellの事です。リムはありません。マトリクスはXZAL-8476 A-W/XZAL-8477 B-Wです。

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上と文字のフォントや配置は同じですがリムがあります。プレス工場も同じです。マトリクスも同じでXZAL-8476 A-W/XZAL-8477 B-Wです。

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濃いブルーのラベルで右側にPS 539とSIDE ONEがあります。全体に大きな文字です。曲ごとに作者クレジットがあります。マトにTHがありますがプレス工場コードでインディアナ州のTerre Hauteの事です。マトリクスはPS-539-ZAL 8476-1A-T/ZAL 8477-1Bです。B面のマトだけ珍しく機械打ちです。また、XZALではなくZALで始まるのでこりゃ何かあるのか?と聞き比べましたがモノラルでもなく普通のステレオでした。

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右側にPS 539とSide 1があります。縦長のフォントです。6番目のラベルと似ていますがこちらは曲ごとに作者クレジットがあります。マトリクスはXZAL 8476 A 1C/XZAL 8477 B 1Bです。

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左側にPS 539が、右側にside oneとマトがあります。溝の形とマトから80年代のプレスです。マトリクスはB-1 ⇔ ZAL-8476  9-81/C-1 ⇔ ZAL-8477  9-81です。9-81と日付があります。 

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左側にSTEREOとSIDE 1、右側にPS 539とマトがあります。AB面共作者クレジットはありません。下部にRecorded at Olympic Studiosとあります。マトリクスはXZAL 8476-A PRCW  PS 539 A 1-1-1/XZAL 8477 B  PS 539 B1-1-1  PRCWです。

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ここまでラベルを挙げてきましたが前半のラベルはAll songs written by Mick Jagger and Keith Richardsとなっているのに対し、後半のラベルは「Prodigal San」の作者が分かった後1曲ごとのクレジットになっているのが分かりますね。作者がRev.Wilkinsになってから1番最初に挙げたラベルのマトに8-19-68と日付が入っているのでこのマトで初期型のラベルがあるのかも知れません。あくまで私の持っているレコードのマトですので同じラベルでも違うマトがあると思いますので参考程度にしてください。84年にはトイレのジャケットで発売されましたが、USA盤は規格番号はPS 539のままで良かったんですが、残念ながら裏側にバーコードがありデザインを損ねています。

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表側右上のLONDONのロゴと規格番号の部分です。

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裏ジャケです。どうせ出すんだったらバーコードと下部のクレジットはどうにかして欲しかったですよね~!

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トイレのジャケットがオリジナルですが、私はずっと白いジャケットに馴染んできたので未だに違和感があります。やはりレコードで聞くときには白いジャケットの方が雰囲気出ますよね~!ピッチを速めた(正常に戻した?)最近のCDなんて言語道断、この音源はレコードで聞くべきだと思います。前作のサイケ調から一転してアコースティック中心のブルースへ回帰したアルバムですが、「Sympathy For The Devil」のパーカッションや「Street Fighting Man」のテレコで録音した音や「Solt Of The Earth」のコーラスなどやアレンジやレコーディング面においても新境地を開拓したアルバムだと思います。USA盤はUK盤よりも落ち着いた音でアコギの響きが良く南部テイストを味わえるので私はUSA盤の方が好みです。