jukeboy’s diary

ローリング・ストーンズの珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ オーストラリア・クラブ・エディション①OUT OF OUR HEADS!!

ローリング・ストーンズのオーストラリア・クラブ・エディション盤の『OUT OF OUR HEADS』です。1970年に発売され、規格番号はS-4656です。内容はUK盤の『OUT OF OUR HEADS』と同じです。60年代のオーストラリアのDECCAのリリースは偶然なのか分りませんが日本のキング盤と全く同じで、『ファースト(UK)』→『12X5(USA)』→『NOW(USA)』→『OUT OF OUR HEADS(USA)』そして『AFTERMATH』『BIG HITS』『BETWEEN THE BUTTONS』とUK仕様が続きます。『DECEMBER'S CHILDREN』も発売されず日本と全く同じ形態での発売というのが面白いですね!そしてこのクラブ・エディション盤はUK仕様の『OUT OF OUR HEADS』という事でオーストラリアでは70年になって初めてこの内容で発売されました。ジャケットはクラブ・エディション独自のデザインで66年頃のメンバーの写真が使われています。グループ名とタイトルの他には何もクレジットが無いシンプルなデザインです。表側だけコーティングされています。 

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裏ジャケです。曲目とアンドリュー・ルーグ・オールダムの文が載っています。アンドリューの文はUK盤『OUT OF OUR HEADS』の裏ジャケに載っていたものと全く同じです。メンバーの担当楽器やレコーディングした場所、エンジニアのクレジットも順番もUK盤と全く同じです。

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曲目とメンバーのクレジットの間にA DECCA recording, released exclusively in Austlalia by World Record Clubのクレジットがあります。DECCAの文字があるのはこの部分だけで、ジャケットの他の部分やラベルにDECCAのロゴはありません。

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裏ジャケ左上にWorld Record Clubのクレジットがあります。

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裏ジャケ右上にW.R.C.と規格番号のS/4656があります。ステレオとありますが疑似ステです。

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右下にWorld Record Clubのロゴがあります。

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裏ジャケ下部にWorld Record Clubの住所があります。メルボルンシドニーブリスベン、パースの4ヶ所の住所が書かれています。拡大すると空白が多くシンプルなデザインですね!

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ラベルです。通常のオーストラリア盤のラベルはDECCAでUK盤と似ていますが、こちらはWorld Record Club専用のステレオのラベルです。上部にWorld Record Clubのロゴ、ラベル全体にステレオを表すSの文字があります。マトリクスは機械打ちでZAL-6973-1W/ZAL-6974-1WとUK盤のステレオと全く同じです。

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B面のラベルです。「Heart Of Stone」だけRichard-Jaggerと順番が逆になっていますが、これもUK盤と同じですね!

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ちなみにオーストラリア盤オリジナルの『OUT OF OUR HEADS』(USA仕様)です。この頃のオーストラリア盤は何故か写真のトリミングが他国よりも大きく全体に暗いです。

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裏ジャケです。タイトル、グループ名の文字の形や細かいクレジットを除けば基本的にはUSA盤と同じデザインです。表側がコーティングされ、フリップバック仕様です。

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オーストラリアでまだ発売されていないということでUK仕様を選んだのか不明ですが、当時US仕様が当たり前だったオーストラリアの人はこのWorld Record Club盤を聞いてなんだか馴染みのない内容だと驚いたと思います。しかしこのクラブ・エディション盤はジャケットもラベルも独自のデザインでいいですね~。どの位プレスされたのか分かりませんが、レア・レコードの本に載っています。音もUK盤と同じで疑似ステですがほぼモノラルに近く安定していてギターの音が迫力があります。私はこのジャケットの写真が好きで一時期携帯の待ち受けに使っていました。カッコいいですよね!

ローリング・ストーンズ USA盤OUT OF OUR HEADS ステレオいろいろ!!

ローリング・ストーンズのUSA盤『OUT OF OUR HEADS』のステレオ盤です。ステレオといっても電気処理で音の幅を広げただけの疑似ステで、リアル・ステレオではありません。モノラルの発売は1965年7月30日ですが、ステレオは同時発売、資料によってはモノラルよりも遅く8月に入ってから発売された説があります。規格番号はPS 429です。ジャケットはモノラルの写真が下へ下がり上部に黒いラインでステレオとロンドンのロゴがあります。初期の頃はシュリンクの上からステッカーが貼られていました。これはモノラルと同じです。ロンドンのロゴはモノラルでは下部の中央にありましたが、ステレオは上部の右側です。

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表側左上に規格番号PS 429とSTEREO表記があります。初期型はステレオで、途中から疑似ステ表示に変わります。疑似ステの文が入ったため規格番号の位置が右から左へと移動になっています。

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右上にLOMDONのロゴがあります。

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初期盤に貼られていたステッカーです。モノラルと共有です。

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こちらは初期型のSTEREO表記だけのジャケットです。

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裏ジャケです。曲目やアンドリューの文などモノラルと同じ構成です。

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裏ジャケ左下にPS 429とalso available in Mono, LL 3429のクレジットがあります。

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過去3枚のステレオ盤同様右下にもPS 429があります。

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裏ジャケ中央のクレジットも初期型はPLAY THIS RECORD ONLY ON STEREOPHONIC EQUIPMENTです。途中からモノラルを電気処理でステレオ化したというELECTRONICALLY RE-PROCESSED FOR STEREO FROM A PERFORMANCE ORIGINALLY RECORD MONAURALLYのクレジットに変わります。後期型はこの部分が空欄になっています。

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ラベルです。珍しくステレオのMADE IN ENGLANDのラベルが存在します。UK盤同様ラベルの色は青です。マトリクスは機械打ちでZAL-6791-2L/ZAL-6791-2Lです。今のところマトリクスの逆さ文字にカッコがないものしか確認していません。ジャケットは表と裏ともにステレオ表記です。なお、マトリクスや、ジャケットとラベルの組み合わせは私のレコードのものなので同じラベルでもマトやジャケットのパターンが違う場合があります。一応の参考にしてください。

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ここからアメリカ・プレスです。オープン・ロンドンで面表示はside oneと小文字です。マトリクスはZAL 6971-1/ZAL 6971-4です。なお、アメリカ・プレスもマトはこれ以降全部機械打ちです。ジャケットは表、裏共ステレオ表記です。

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こちらもオープン・ロンドンで面表示はSIDE 1と大文字です。マトリクスはZAL 6791-2/ZAL 6792-5です。ジャケットは表、裏ステレオです。

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ここからボックス・ロンドンです。オープン・ロンドンの最初のものと下半分が全く同じです。面表示はside oneと小文字です。マトリクスも同じでZAL 6971-1/ZAL 6971-4です。ジャケットは表裏疑似ステ表示です。

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こちらはラベルにモノラルを電気的にステレオ化したと裏ジャケと同じクレジットがあるタイプです。面表示はside oneです。マトリクスは上と同じでZAL 6971-1/ZAL 6971-4です。ジャケットは表裏疑似ステ表示です。

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上と同じですがPS 429とside oneがずれていてラベルの色が薄いです。印刷の加減でしょうか? マトリクスも同じでZAL 6971-1/ZAL 6971-4です。ジャケットは表裏疑似ステ表示です。

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オープン・ロンドンの2番目のラベルと下半分が同じです。面表示はSIDE 1と大文字です。マトリクスも同じで6791-2/ZAL 6792-5です。ジャケットは表裏疑似ステ表示です。

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上のラベルに疑似ステ表示が追加されたラベルです。面表示はSIDE 1です。マトリクスも同じで6791-2/ZAL 6792-5です。ジャケットは表が疑似ステ、裏はクレジット無しです。

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濃いブルーのラベルです。面表示はside 1です。マトリクスはZAL 6791-3 △8221/ZAL 6792-6 △8221-Xです。△以降は手書きです。ジャケットは表裏ステレオです。

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面表示はside 1でリムがありません。マトリクスはZAL 6791-3 W △8221/ZAL 6792-6 W △8221-Xと上のマトにWが手書きで追加されています。ジャケットは表が疑似ステ、裏はクレジット無しです。

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規格番号PS-429のPSと429の間にハイフンが入ります。ハイフンが入っているのは今のところこれしか見つけていません。面表示は上と同じside 1です。マトリクスはZAL 6791-3 W △8221/ZAL 6792-6 W △8221-Xと上と同じでWが手書きで追加されています。ジャケットは表が疑似ステ、裏はクレジット無しです。

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左側にside oneとZAL 6792 PHが、右側にPS 429があります。PHはプレス工場コードでインディアナ州のPRC Recording Corp.の事です。マトリクスは手書きでZAL 6791-10/ZAL 6792-9です。ジャケットは表裏疑似ステです。

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左側にPS 429とMade In U.S.A.が、右側にSIDE ONEとZAL 6791 ALがあります。ALはプレス工場コードでペンシルバニア州のAllentown Record Co.の事です。マトリクスは手書きでZAL-6791-11 AL/ZAL-6792-11 ALです。ジャケットは表裏疑似ステです。

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左側にPS 429が、右側にSIDE ONEがあります。曲目が左揃いになっています。マトリクスは手書きで T1 ZAL-6791-12/T2  ZAL-6792-12です。ジャケットは表裏疑似ステです。

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右側にPS 429とside oneがあります。このラベルだけ文字のフォントが違い縦長の文字になっています。マトリクスは機械打ちでPS-429A-1A/PS-429B-1Cです。ジャケットは表裏疑似ステです。

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左側にPS 429とMade In U.S.Aが、右側にside oneとZAL 6791があります。マトリクスは手書きでC-1 ⇔ ZAL 6791-1 TR  9-81/B2 ⇔ ZAL 6792  TR  9-81です。9-81は81年9月にプレスされたということかも知れません。ジャケットは表裏疑似ステです。

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ブルーのラベルではおそらくこれが最終プレスだと思います。左側にSTEREO、SIDE ONEと26という数字が、右側にPS 429と(ZAL 6791-A)があります。マトリクスは手書きでZAL-6791-3 PRCW △8221  PS 429 A 1-1-1/ZAL-6792-6 PRCW  △8221-X  PS 429B 1-1-1です。ジャケットは表が疑似ステ、裏がクレジット無です。

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この後は86年の100% Virgin Vinylのシリーズになります。このアルバムは「Satisfaction」が入っていてよく売れたためかラベルの変遷が多いですね!当時日本を始め、ドイツ、フランス、オーストラリア、ニュー・ジーランド、南米の国々などこちらのUSA仕様で発売した国が多くて驚かされます。また、本作はビルボード誌でストーンズ初の1位を記録した記念すべきアルバムですね!カヴァーもオリジナルも出来が良くていいアルバムです。

ローリング・ストーンズ USA盤OUT OF OUR HEADS モノラルいろいろ!!

ローリング・ストーンズのアメリカでの4枚目のアルバム『OUT OF OUR HEADS』です。1965年7月30日に発売されました。規格番号はモノラルがLL 3429、ステレオがPS 429です。イギリスでは2ヶ月後の9月にジャケット、内容違いで発売されましたが、こちらは「The Last Time」「Satisfaction」のシングルAB面とライヴの「I'm All Right」を収録したアメリカ独自の編集盤です。日本では曲順を変えてずっとUSA仕様で発売されていましたね!「Satisfaction」で始まる日本盤をずっと聞いていたのでこの曲順を知った時はアレレ?と思いました(笑)。アメリカのビルボードで初めて1位(3週連続)になった記念すべきアルバムです。「The Under Assistant West Coast Promotion Man」はエンディングが一部カットされたヴァージョンが収録されています。今回はモノラル盤を紹介します。

ジャケットです。『12X5』と同じくデヴィット・ベイリーという人が撮ったメンバーのどアップの写真を使っています。初期の頃はシュリンクの上から「Satisfaction」が収録されている旨のステッカーが貼られていました。

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裏ジャケです。メンバーのオフタイムの写真とアンドリュー・ルーグ・オールダムの文と曲目、レコーディングの場所、エンジニア、プロデューサーなどのクレジットがあります。

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表側左下にMONO、LL 3429のクレジットがあります。

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中央の下部にLONDONのロゴがあります。いつもは右下にありますが、ブライアンの顔にロゴが被さってしまうのを避けるためか何もないこの位置に持ってきたのかも知れません。

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初期の頃にシュリンクの上から貼られていたステッカーの部分です。右下に小さくLL 3429、PS 429と規格番号が印刷されています。UK輸出仕様はこれがジャケットに直接印刷されていましたね。

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裏ジャケ右上に規格番号LL 3429と、also available in Stereo, PS 429とあります。

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曲目の部分です。12曲中6曲がオリジナル(「I'm All Right」は別として)とオリジナル曲が断然増えましたね!「Satisfaction」は(I Can't Get No)のクレジットがありません。

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アルバム制作のクレジットの部分です。

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ラベルです。このアルバムにもMADE IN ENGLANDのラベルがあります。おそらくカッコの形とマトの組み合わせは何種類かあると思いますがこれは私の持っているレコードのものですので一応の参考にしてみてください。マトリクスの逆さ文字が{}カッコのラベルです。マトリクスは機械打ちでXZAL-6791-1A/XZAL-6792-1Aです。

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マトリクスの逆さ文字にカッコがないタイプです。文字のサイズが小さく、曲順の数字の前にあったBandがありません。マトリクスは機械打ちでXZAL-6791-2A/XZAL-6792-2Aです。

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マトリクスの逆さ文字のカッコが()のタイプです。こちらも曲順の数字の前のBandがありません。マトリクスは機械打ちでXZAL-6791-3A/XZAL-6792-1AとB面の枝番が1に戻っています。

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ここからアメリカ・プレスです。これはマルーンのオープン・ロンドンです。面表示がSIDE 1となっています。マトリクスはここから全部手書きで、ARL 6791-1A/ARL 6792-2Eです。また、B面の「Satisfaction」ですがMADE IN ENGLAND盤は( I Can't Get No)が付いていますが、この後のアメリカ・プレスのラベルでは全部「Satisfaction」のみのクレジットになっています。

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こちらもマルーンのオープン・ロンドンで面表示はside oneと小文字になっています。マトリクスはARL 6791-1B/ARL 6792-2Bです。

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ここからボックス・ロンドンです。赤ラベルで面表示はSIDE 1です。この次のラベルがマルーンと赤で同じラベルが存在するので全くの想像ですがこのタイプでもマルーンが存在するのでは?、と思います。マトリクスはARL 6791-1H/ARL 6792-2Bです。

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マルーンのボックス・ロンドンです。面表示はside oneです。マトリクスはARL 6791-1J/ARL 6792-2Bです。

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これ以降はすべて赤です。上のマルーンのラベルと全く同じデザインですが色違いということで取り上げます。マトリクスも同じでARL 6791-1J/ARL 6792-2Bです。

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面表示がside 1に変更になっています。ラベル下部のマトリクス表示にカッコがありません。マトリクスはARL 6791-1K  △8210/ARL 6792-2C △8210-Xです。 

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面表示はside oneです。全体の文字が縦長のフォントになっています。マトリクスは機械打ちでLL 3429-1B/LL 3429-2Bです。マトリクスから考えておそらくこれがモノラルの最終ラベルだと思います。

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このモノラル盤のプレスは67年頃まで続けられたようです。このアルバムが発売された時点でイギリスではまだ2枚しかアルバムが出ていませんでした。アメリカではこれで4枚目なので、そのため曲数を増やすためにライヴ音源の「I'm All Right」までも収録するなんて無謀なやり方のような気がします。スタジオ・アルバムにライヴが入っているのは初めて聞いた時はすごい違和感でした。まあ、80年代までイギリスの『OUT OF OUR HEADS』の存在を知らなかったのでこれが当たり前だと思って聞いていましたがUKとUSAで共通している曲が6曲とはタイトルは同じでも全くの別物ですね!このモノラル盤は音圧が高くモノラル・カートリッジで聞くとギターのカッティングが硬く、低音も大きめでバスドラとベースが迫力ある音で聞けます。ステレオは次回紹介します。

ローリング・ストーンズ ドイツ・クラブ・エディション⑦BIG HITS その3 STONEWALL COVER!!

ドイツのクラブ・エディション『BIG HITS』の3枚目のジャケットです。Stonewall Coverと呼ばれる石ころの写真が使われています。規格番号はSFGLP 78 299で1976年から78年にかけて販売されました。裏ジャケにFONO-RING IM CHRISTPHORUS-VERLAGとありますがVERLAGがドイツ語で出版社なので、これが販売元なのかも知れません。ジャケットは石にグループ名やイギリスの国旗が書かれています。上部にタイトルとグループ名があります。ジャケットの感触は日本のいわゆるペラ・ジャケのような感じです。

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裏ジャケです。スティッキーのインナーの別ショットの写真が使われています。中央にタイトルとグループ名が、下に曲名がクレジットされています。曲目はUK盤の『BIG HITS』と同じです。

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表側右下にDECCAのロゴとSonderauflageのクレジットがあります。

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裏ジャケ左下の部分です。DECCAのロゴとSonderauflageとSTEREOのクレジットがあります。

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販売元と思われるFONO-RING IM CHRITOPHORUS-VERLAGの部分です。

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裏ジャケ右下の部分です。規格番号SFGLP 78 229があります。

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曲目の横に違うグループのレコードが5枚紹介されています。おそらくこの会社から販売されているレコードのカタログだと思います。ディープ・パープルの『FIREBALL』やニール・ダイアモンドの『Moods』などが載っています。

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ラベルです。左側にSonderauflageがあります。前回同様ここでもP1969と間違えています。右側に規格番号SFGLP 78 299とその下に16.21124の数字があります。マトリクスは6.22159-001/1//6.22159-00-2  P1973です。Munufactured in Germanyの刻印があります。

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B面のラベルです。

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このレコードは今のところこのラベルしか見た事がありませんが、プレス時期を考えるとこのラベルしか存在しないのでは?、と思います。なお、このジャケットと似たようなデザインがスペイン盤の『STONE AGE』のリア・カヴァーでも使われています。

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普通の『STONE AGE』は壁ですが、スペイン盤だけ独自の石垣になっています。これはまたスペイン盤の時に触れます。

話がずれてしまいましたが、このレコードは何といってもジャケットがユニークなことだと思います。メンバーの写真を使わずに石ころだけとはブートレグみたいなジャケットですね(笑)。このレコードは他のドイツのクラブ・エディション盤『BIG HITS』と比べるとあまり見かけないので一体どの位売れたのか分かりませんが、ほぼ同時期に3つの会社から『BIG HITS』が出ていたとは驚きです。店頭でもUK盤と同じジャケットの通常盤が売られていたので相当のロング・セラーだったんでしょうね!

ローリング・ストーンズ ドイツ・クラブ・エディション⑥BIG HITS その2 いろいろ!!

以前取り上げました70年のステージ写真を使ったドイツ・クラブ・エディションの『BIG HITS』とは別のクラブ・エディション盤です。こちらは全く同じジャケットで規格番号だけ違うものが2種類存在します。最初に発売された方は規格番号が28 325-9で1973年11月15日に発売されました。発売元はGerman Record Club (Deutscher Schallplattenclub)というところで前回取り上げた『BIG HITS』とは違う通販会社です。前回のものが73年10月、こちらは11月とほぼ同時期に同じ内容のレコードが別会社から発売されたことになります。内容は他のドイツ盤同様UK仕様の『BIG HITS』です。ジャケットはシンプルなデザインでグループ名とタイトルが大きくクレジットされ、以前『AFTERMATH & OUT OF TIME』のジャケットでも使われた演奏シーンの写真を分割して使っています。

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裏ジャケです。こちらは写真がなくグループ名とタイトル、曲目だけのシンプルなデザインです。

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表側左上の部分です。DECCAのロゴと、Deutscher Schallplattenclubのクレジットがあります。

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裏ジャケの左上です。こちらもDECCAのロゴとDeutscher Schallplattenclubのクレジットがあります。

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右上に規格番号、タイトルなどがあります。

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右下にPrinted in Germanyのクレジットがあります。

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ラベルです。左側にSonderauflageと、Deutscher Schallplatten Clubがあります。前回の『BIG HITS』同様相変わらずここでもP1969と間違っています。右側に規格番号28 325-9とサブの番号SBD 258があります。マトリクスは機械打ちでK ZAL 7503-Ⅷ X/P 1973  ZAL 7503-Ⅶ A-B-Ⅱです。A-B-Ⅱの部分だけ手書きです。このマトは前回のセカンド・プレスのものと同じです。両面Munufactured in Germanyの刻印があります。

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B面のラベルです。

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このアルバムは全く同じジャケットで規格番号を28 493-5と変えて75年4月に再発されています。ジャケットがオフ・ホワイトから真っ白に変わっています。

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2つのジャケットを並べてみると色の違いがよくわかります。

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裏ジャケです。こちらも2枚並べてみました。

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表側左上の部分も規格番号のところだけ28 325-9から28 493-5と変更になっています。

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裏ジャケの規格番号の部分です。こちらも規格番号の部分だけ変更になりその他のクレジットは全く同じです。

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ラベルです。左側のクレジットがClub Sonderauflageと変更になっています。規格番号の下の数字も16.21 084となっています。マトリクスは機械打ちで6.22159-01/1//6.22159-00-2  A-B-Ⅱ P1973です。B面のマトは元の番号をXXXXXXXと消してあります。マトにP1973とあるのにラベルはここでもP1969と間違っています。また、何故かB面にだけMunufactured in Germanyの刻印があります。

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B面のラベルです。

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ホフマン氏の本に載っていたのは28 325-9の方だけで、私の持っているのと比べていたら番号が違うのに気が付き、最初は本の方がミスなのかな?と思っていましたがレコードを探しているうちに番号違いで2種類あることに気が付きました。私が最初にホフマン氏と同じ28 325-9の方を入手していたら気付かないでスルーしていたかも知れません。同じジャケット、内容なのに番号違いで再発(?)なんてことがあるんですね!このレコードは結構中古市場で出回っているので相当数売れたんでしょうね。ドイツも日本同様編集盤の数が多いのでこういったベスト物が受けるのかも知れません。『BIG HITS』のクラブ・エディションはこの後76年にもジャケットを変えて再発されているので次回紹介します。

ローリング・ストーンズ USA盤シングルSATISFACTIONいろいろ!!

ローリング・ストーンズのアメリカでの7枚目のシングル「( I Can't Get No ) Satisfaction/The Under Assistant  Promotion Man」です。1965年6月6日に発売され、規格番号は9766です。ファズを効かせたリフが印象的な記念すべきストーンズ初の全米No.1になった曲です。初期盤には『12X5』と同じ写真を使ったピクチャー・スリーヴが付けられました。

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裏ジャケも上部レコード取り出し口に切り込みがある以外は全く同じデザインですが、左下にPRINTED IN U.S.A.のクレジットがあります。意外ですがPRINTED IN U.S.A.はストーンズのロンドン盤シングルでは初めてクレジットされました。

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ラベルです。最初はプロモです。プロモ用のオレンジスワルで規格番号は45 LON 9766Vです。左下にPROMOTIONAL COPYのクレジットがあります。マトリクスはDR 35801-1C/DR 35802-1Cです。なお、このシングルのマトは80年代までずっと手書きです。

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規格番号が5N-9766-DJと変わったラベルです。左下にPROMOTIONAL COPYのクレジットがあります。文字が全体に小さくなっています。マトリクスはDR 35801/DR 35802と枝番がありません。

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上のラベルと似ていますが規格番号の上にMade in U.S.A.があります。タイトルも2行に渡って表記されています。また、A面を表す星印が右上に移動しています。マトリクスはDR 35801  △100174/DR 35802 △100174-Xです。

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規格番号が5N 9766だけになります。Made in U.S.A.がラベルの下部に移動しています。Promotional Copy Not For Saleが右上にあります。マトリクスはDR 35801-5 判別不能の文字/DR 35802-5です。プロモは5Nのものが多いので70年代に入ってからも作られていたと思います。また、レギュラー盤に-1A/-1Aのマトが存在するのでプロモでもあると思いますので見つけたら追加します。

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ここからレギュラー盤です。このシングルからパープル/ホワイトラベルはなくなり、ブルースワルが初版となります。規格番号の表記は45 LON 9766です。マトリクスはDR 35801-1A/DR 35802-1Aです。

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LONDONのロゴが白いホワイト・ロンドンのラベルです。時期的におそらくこれが初版だと思いますが、マトの順番でここに挙げました。規格番号の末尾にVが追加されていますが文字の配置は上とおなじです。マトリクスはDR 35801-1F/DR 35802-1Cです。

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上のラベルと文字の配置が全く同じですがLONDONのロゴが通常の黒になっているらべるです。マトリクスはDR 35801-1F/DR 35802-1Gです。

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規格番号の文字が大きくなっています。タイトルが2行に渡って表記されています。また、Made in U.S.A.が右上に移動しています。マトリクスはDR 35801-1E △57421/DR 35802-1E △57421-X です。

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上のラベルと文字の配置は同じですがLONDONのロゴの下にDistributed by London Records, Inc.のクレジットがあります。マトリクスは上と同じでDR 35801-1E △57421/DR 35802-1E △57421-X です。

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75年9月からの規格番号が5N-9766と変わったラベルです。文字の配置は同じです。マトリクスは上と同じでDR 35801-1E △57421/DR 35802-1E △57421-X です。

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Made in U.S.A.がラベルの下部へ移動したラベルです。規格番号が大きく、タイトルが1行に戻っています。マトリクスはプロモの最後と同じですが、ここでは判読不明の文字はなくDR 35801-5/DR 35802-5です。

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78年9月からのカラード・サンセット・ラベルです。規格番号は5N 9766です。マトリクスはDR 35801-2/DR 35802-5です。

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こちらもサンセット・ラベルですが、規格番号にハイフンが入ります。また、タイム表記が大きな文字となっています。マトリクスは5N-9766-A/5N-9766-Bとかなり後期のもだと思います。

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80年代の白ラベルです。こちらは最初に発売された左側に19の文字があるものです。このタイプは全部のシングルではなく発売されないタイトルもありました。マトリクスは5N 9766 A/5N 9766 Bです。

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こちらは19のクレジットが無いタイプです。クレジットの部分の文字が小さくなっています。こちらは86年に「Not Fade Away」から「Honky Tonk Women」まで全タイトル発売されました。マトリクスは5N 9766-A-DR 35801 1-1/5N 9766-B-DR 35802 1-1です。

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最初にも書きましたがイントロのファズのフレーズが印象的な誰でも知ってる名曲ですね。キースのフレーズに絡むベースや、ブレイク時のドラムスなどアレンジも抜群です。ミックのヴォーカルも素晴らしい。最初はフォーク調のアレンジでブライアンのハープが入っていたといいますがどんな感じだったんでしょう?CD化の際リアル・ステレオ・ヴァージョンも発売されましたが、この曲は音が塊になってスピーカーから飛び出してくるモノラルで聞くのが一番ですよね。私は1972年6月20日の深夜のラジオでこの曲を初めて聞きストーンズを知りました。あれから45年、他のアーティストは外してもストーンズだけは飽きないのでストーンズの音楽ってホントに不思議ですよね!

ローリング・ストーンズ USA盤シングルTHE LAST TIMEいろいろ!!

ローリング・ストーンズのアメリカでの6枚目のシングル「The Last Time/Play With Fire」です。1965年3月12日に発売され、規格番号は9741です。初の両面オリジナル曲でのシングルとなります。デビュー当時のストーンズとは違いリフが印象的な曲でこのシングルから快進撃が始まったといっても過言ではないと思います。B面の「Play With Fire」も名曲です!初期盤にはピクチャー・スリーヴが付けられました。

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裏側です。上部レコード取り出し口のカットがある以外は表と同じデザインです。

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プロモ盤のラベルです。規格番号が45 LON 9741Vとなっています。ラベルの左下にPROMOTIONAL COPYがあります。マトリクスはDR 35209-1B/DR 35210-1Bです。なお、このシングルのマトは80年代まで全て手書きです。

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規格番号末尾のVがなくなったラベルです。ラベルの左上にPROMOTIONAL COPY、右上にNOT FOR SALEがあります。マトリクスはDR 35209-1E  △56396/DR 35210-1E  △56396-Xです。

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ここからレギュラー盤です。パープル/ホワイト・ラベルです。65年の夏頃にはブルースワルに変ってしまったので「The Last Time」のパープル/ホワイト・ラベルはこのデザインしか存在しません。マトリクスはDR 35209-1E  △56396/DR 35210-1E  △56396-Xですがもっと若いのがあると思います。

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65年の夏頃からのブルースワルです。最初はLONDONのロゴが白抜きになっていました。これは短期間だけ出回りました。マトリクスはDR 35209-1D/DR 35210-1Dです。

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ホワイト・ロンドンですが上のラベルの規格番号の末尾からVがなくなったラベルです。その他の配置は全く同じです。マトリクスはDR 35209-1F/DR 35210-1Gです。

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LONDONのロゴが通常の黒いラベルです。LONDONのロゴが白から黒に変った以外は上のラベルと全く同じです。マトリクスはDR 35209-1F/DR 35210-1Aです。

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文字のフォントが変わり、Made in U.S.A.が規格番号の上へ移動しています。プロデューサー・クレジットが下部から規格番号の下へ移動しています。マトリクスは2番目のプロモと同じでDR 35209-1E  △56396/DR 35210-1E  △56396-Xです。

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LONDONのロゴの下にDistributed by London Records, Inc.のクレジットがあります。マトリクスはDR 35209-1E  △56396/DR 35210-1E  △56396-Xです。

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1975年9月からの規格番号が5N-9741に変ったラベルです。マトリクスはDR 35209-1/DR 35210-1と末尾のアルファベットがありません。

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1978年9月頃からのカラード・サンセット・ラベルです。このラベルは2種類あり、こちらはMade in U.S.A.が規格番号の上にあります。マトリクスはブルースワルの最後と同じでDR 35209-1/DR 35210-1と末尾のアルファベットがありません。

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上とは文字のサイズが違い、Made in U.S.A.がラベルの下部に移動しています。マトリクスは5N9-741-DR-35209/5N9-741-DR-35210です。

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80年代のホワイト・ラベルです。マトリクスは上と同じで5N9-741-DR-35209/5N9-741-DR-35210です。

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最初にも書きましたが、この曲はブライアンの演奏するリフが印象的です。間奏のギター・ソロはキースで計算されたいいフレーズを弾いています。この頃からオリジナル曲のアレンジも凝ったものになり演奏力もグッと上がりましたね!エンディングで延々と続くミックのシャウトもスゴイです。「Play With Fire」は美しいバラードで初来日公演でも演奏されましたね。両面強力なナンバーが収録された素晴らしいシングルだと思います。