jukeboy’s diary

ローリング・ストーンズの珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ イタリア盤 SOME GIRLS いろいろ②!!

前回に引き続きイタリア盤の『SOME GIRLS』です。今回はピンクが一番上にあるジャケットです。この配色もイタリア盤だけにしかありません。上からピンク→緑→黄色→青となっています。タイトルは赤で、中のインナーがオリジナルのDie-cutカヴァーです。

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裏ジャケやインナー、歌詞カードは前回と全く同じなのでここでは省略します。私の持っているピンクトップの中のレコードは赤いカラー盤が入っていました。ラベルは黒盤と全く同じです。マトリクスも黒盤と同じでCUN 39108 A 61016-A- 18-5-78 Ⅰ/CUN 39108 B 61016-B- 18-5-78 Ⅰです。両面共CUN 39108 A/Bの部分は手書きでそれ以外は機械打ちです。78年5月18日の日付が入っています。

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レコード全体です。78年頃って各国からいろんなアーティストのカラー盤が出ていますが、カラー盤が流行ったんでしょうか?ストーンズも「Miss You」の12インチなど各国でカラー盤が出ていますね!なお、イタリア盤はカラー盤と黒盤の規格番号が同じですが、フランス盤はジャケット(カラー盤は規格番号の部分が空白)とレコードの規格番号が黒盤とカラー盤ではそれぞれ違っています。

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イタリアではこの他に他の国にもある緑トップと青トップがあります。パステル・カラーのものは見た事がありませんが、もしあったとしたらイタリア盤だけでジャケット色違いが6種類になってしまいますね!

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また、最初のインナーで勝手に写真を用いられたルシル・ボールラクエル・ウェルチが肖像権で裁判を起こしたため、イタリアでも各国同様セカンド・プレスのインナーからは修正されてしまいます。

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裏側です。

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表側の右上に規格番号がありますが064-61616の部分が枠で囲まれていないのがファースト・プレス、枠で囲まれているのがセカンド・プレスです。ラベルとマトリクスは4種類とも全部同じです。

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いや~しかしイタリアだけの独自の配色が2種類もあるとは驚きですね!ピンクの方は80年代に通販店の文字だけのリストでカラー盤と書いてあったので買ったらピンクトップで驚いた記憶があります。黄色トップの方はマニアの方に教えて頂くまで存在すら知らず入手したのはつい10年位前です。私は地方に住んでいるのでレコードを買うのはどうしても通販になってしまいますが、80~90年代の文字だけの通販リストと比べると今ではネットで写真を見ながら買えるのでホントに便利な時代になりましたね!

ローリング・ストーンズ イタリア盤 SOME GIRLS いろいろ①!!

ローリング・ストーンズのイタリア盤『SOME GIRLS』です。これは数年前に日本最大のストーンズ掲示板Hot Stuffさんで話題になったのでご存知の方も多いかと思いますが、イタリアだけの色の配置があります。4色カラーのジャケットでは緑か青が一番上になりますが、このイタリア盤では黄色が一番上にあり非常に珍しいです。配給元はEMIイタリアで1978年6月9日に発売され、規格番号は3C 064-61016です。オリジナルのDie-cutカヴァーです。

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裏ジャケです。こちらは他国盤と同じです。

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右上に規格番号があります。イタリアのEMI盤は3Cで始まっています。

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左下にMade in Italyがあります。イタリア盤でよく見られるS.p.A.というのはSocieta' Per Azioniの略で株式会社のことを表します。なのでこれはEMIイタリア株式会社というクレジットだと思います。

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インナーです。初回のインナーでルシル・ボールラクエル・ウェルチから訴えられ変更される前のものです。

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インナーの裏側です。

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裏側右上に規格番号があります。

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インナーの他に英語圏以外の国で付けられた歌詞カードも付いています。

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裏側にはB面収録の歌詞が載っています。

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歌詞カード裏側の右下に規格番号があります。

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ラベルです。ストーンズ・レコーズの黄色いラベルです。左側に規格番号があります。面表示はSide Oneで曲目の上にあり、タイトルとグループ名は曲目の間にあります。リムの最後にMADE IN ITALYがあります。キースのクレジットはRichardsとなっています。マトリクスはCUN 39108 A  61016-A-  18-5-78 Ⅰ/CUN 39108 B  61016-B-  18-5-78 Ⅰです。両面共CUN 39108 A/Bの部分は手書きでそれ以外は機械打ちです。18-5-78というのは1978年5月18日の事だと思います。

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B面のラベルです。

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この黄色トップのジャケットはイタリア盤だけです。日本盤を例にとってみると上から緑→黄色→青→ピンクなので色のローテーションはあっていますが何故黄色が一番上になったのか謎ですね!ただ単に印刷の時に順番を間違えたのか分かりませんが、緑トップと青トップはUK、USAなど多くの国にありますが黄色トップは珍しいと思います。イタリアではこの他にも他国にはないピンクトップもあるので次回紹介します。 

ローリング・ストーンズ ブラジル盤 SOME GIRLS 色違いジャケット!!

ローリング・ストーンズのブラジル盤『SOME GIRLS』です。よく知られているようにこのアルバムのジャケットにはいろいろな色違いが存在しています。基本的にはUK盤やUSA盤のような4種類の色違いのヴァリエーションがありますが、他国ではイタリア盤の最上段が黄色や、ピンクのものもあります。このブラジル盤はなんと上から黄色→黄色→オフホワイト→ピンクという独自の配色で珍しいです!ブラジルでは78年に発売され、規格番号は31C 066 61016です。

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裏ジャケです。こちらも他国と違います。青が抜けてしまった分黄色が目立ち大分印象が違います。

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右上の規格番号の部分です。規格番号の31C 064 61016があります。EMI時代は国によってCの前の数字が違いますが、ブラジルは31となっています。

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インナー表側です。これは他国と同じデザインです。

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インナー裏側です。こちらも他国と同じデザインです。

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裏側の右上に規格番号があります。うっすらとイギリス盤のCUN 39108を消した跡が見えます。

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このアルバムは英語圏以外では歌詞カードが付いていました。ブラジル盤でも付けられています。

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歌詞カード裏側にEMIのロゴとブラジル盤の規格番号があります。

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ラベルです。ストーンズ・レコーズのイエロー・ラベルです。左側にESTEREOと規格番号、面表示Aが、右側にベロマークがあります。『SOME GIRLS』の時に使われていた半分色が反転しているグループ名とその両側にタイトルがあります。マトリクスは機械打ちで61016A/61016Bです。

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B面のラベルです。

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ブラジルのオリジナル盤では他にタイトルが青でパステルカラーのジャケットがあるそうですが未確認です。ブラジルでは配給元がCBSに変わってから再発されています。CD時代に移りつつあった90年に過去のタイトルがまとめて再発され、規格番号は231.035です。この時はDie-cutカヴァーではなく、普通のジャケットになってしまいました。インナーも歌詞カードもなくレコードはビニールの袋に入っています。

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この再発盤『SOME GIRLS』の面白いところが表裏同じデザインのスリックが付けられています。これってなんか意味があるのでしょうか?

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スリックの裏側と裏ジャケです。再発盤では配色が他国同様となっています。

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裏ジャケの右上に規格番号があります。

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オリジナルのEMIではブラジルのクレジットはありませんでしたが、CBS盤ではちゃんとクレジットされています。

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ラベルです。専用のグループ名の上下反転もなくなりシンプルなデザインです。こちらではキースの作者クレジットがRichardsとなっています。マトリクスは手書きでCL 231.035 △Ⅱ AL-40449 (P)1990 2-1-3/231.035 BⅡ BL-40449 (P)1989 判読不明 Cです。何故かA面が(P)1990でB面が1989となっています。

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B面のラベルです。

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オリジナル盤の黄色が2段続いているジャケットはブラジル独自のものだと思います。同じ色が2段あるという事は配色を間違えたんでしょうか?ふつうは緑、黄色、青、ピンクの4色ですが、ここへパステルカラーのジャケットに使われていたオフホワイトが入っているのも面白いですね。裏ジャケも独自の色合いでこのブラジル盤は珍しいと思います。再発盤に付けられたジャケットと同じデザインのスリックも何のためにあるのか謎です。色のヴァリエーションを考えると当時日本では色違いが発売されなかったのが不思議ですね!こういうことを一番やりそうなのが日本なんですが(笑)。ストーンズ・レーベルになってからはあまり各国での違いがなくなってしまいましたが『SOME GIRLS』はそれぞれの国で独自のものがあったりするので面白いです。

ローリング・ストーンズ チリ盤別ジャケット BEGGAR'S BANQUET いろいろ!!

ローリング・ストーンズのチリ盤『BEGGAR'S BANQUET』です。チリでは現地語のタイトル表記『EL BANQUTE DE LOS MENDIGOS』が使われています。1969年に発売され、規格番号はモノラルLLC-38574、ステレオSLLC-38574です。また、未確認ですがモノラルには再発盤でLDC-38545があるようです。南米盤によく見られる白いジャケットでタイトル文字だけ現地語になっているジャケットとは違い、チリ盤は独自のもので通常の見開きの中にあった写真が使われています。厚紙をビニールで挟む南米盤によく見られる作りとなっています。そのため見開きではありません。上部に現地語タイトル、中心にグループ名があります。写真を撮影するためビニールが外れてしまったジャケットを使っています。また、ステレオは未入手なので今回はモノラル盤を紹介します。

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タイトルの部分です。文字は各国同様飾り文字のアルファベットが使われています。

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右下に南米盤によく見られる上に丸いffrrのあるLONDONのロゴがあります。

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左下にR.S.V.P.があります。

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裏ジャケです。こちらには曲目などのクレジットがあります。

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右上に規格番号とLONDONのロゴがあります。

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曲目の部分です。チリの公用語であるスペイン語で表記されています。何故か「Stray Cat Blues」が欠落していますが、レコードにはちゃんと収録されています。ちなみに「Stray Cat Blues」の現地語タイトルは「Los Blues Del Gato Descarriado」です。

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左下のクレジットの部分です。

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下部中央にINDUSTRIA CHILENAのクレジットがあります。

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通常はこのように2枚の厚紙をビニールで包んだジャケットとなっています。

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ラベルです。こちらは初回盤と言われている緑色のラベルです。LONDON ffrrのロゴの下にタイトルがあります。左側に規格番号のLLC-38574と面表示のAがあります。タイトルはスペイン語の後に英語表記となっています。マトリクスは機械打ちでXARL-8476-6A/XARL-8477-2Aです。刻印はUK盤のモノラルと全く同じで、UK盤にも-6A/-2Aがありますね。

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B面のラベルです。「Prodigal son」を含め全曲ミックとキースのクレジットとなっています。

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こちらはセカンド・プレスと言われている黄色いラベルです。タイトルが中心より下へ移動して、曲目は1行ずつではなく4行に詰めて書かれています。マトリクスは機械打ちでXARL-8476-6A/XARL-8477-2Aと緑色のラベルのマトと同じです。

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B面のラベルです。こちらも「Prodigal Son」のクレジットはミックとキースになっています。

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なんといってもチリ盤独自のジャケットがいいですね~。通常は見開きの内側で使われている写真ですが、こうやって外側で使われるとトイレのジャケットがダメだったら各国でこちらで出せばよかったのに、とも思ってしまいます。意外と音はUK盤のモノラルと全く同じ音圧、音質で各楽器がはっきりしていて硬い迫力のある音が聞けます!マトリクスの刻印がUK盤のモノラルと全く同じなので元は同じマザー、スタンパーを使っているのかも知れませんね。これは当時経済的にイギリスと交流があったからかも知れません。音もいいしジャケットも『ベガバン』のなかでは一番珍しいレコードだと思います。

ローリング・ストーンズ スペイン・クラブ・エディション盤 BIG HITS-VOL.2!!

ローリング・ストーンズのスペイン盤クラブ・エディション『BIG HITS-VOL.2』です。1969年にDiscolibroという会社からリリースされ、規格番号は7509です。スペインではレギュラー盤の『THROUGH THE PAST, DARKRLY』と同時期に発売されたようです。ジャケットは両面コーティングされていて、ブライアン在籍時後期の写真は衣装やポーズがすごくキマッテいていい感じです。サイケ調の文字やバックの青い色合いもきれいです!

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右上にドイツ盤でよく使われているものとよく似た波打ったSTEREOの文字があります。

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曲目の部分です。スペインのレギュラー盤同様、UK仕様の曲順です。曲名は英語表記です。よく見るとキースの帽子に印刷されたような文字が見えます。「Sitten' On A Fence」の終わりのNCEの部分と「Honky Tonk Women」の終わりのOMENの部分なので元になったデザインではおそらくキースの帽子に曲名が被っていたのを変更した後に消し忘れたと思います。こちらは白い文字なのでその案でいくとジャケットの印象も大分変っていたでしょうね。そういえば最近出た『ON AIR』でもビルの頭の上にFRONTの文字が残っていましたね(笑)。

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左下にDECCAのロゴとマトリクスのXZAL 9068 Pがあります。この9068はB面のマトになります。

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右下に発売元のDiscolibroのロゴと規格番号の7509があります。

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裏ジャケです。こちらも青を基調としたデザインとなっています。グループ名とタイトルのサイケ調の文字もいいですね!

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曲目の部分です。面表示はCara A、Cara Bとなっています。

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右下に表側と同じデザインのSTEREOのクレジットがあります。

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下部中央にDECCAのロゴとマトリクスのXZAL 9068 Pがあります。

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左下に発売元のDiscolibroのロゴと規格番号の7509があります。

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ラベルです。今まで紹介した各国のクラブ・エディション盤ではクラブ・エディション独自のラベルが使われていましたが、このアルバムではスペインのレギュラー盤と同じレコードが使われておりクラブ・エディション独自のレコード盤はありません。スペイン盤のラベルはオレンジのものが多いですが、こちらは黒のステレオのラベルになります。クラブ・エディションと関係あるのか分かりませんがスペイン盤で黒ラベルは『THROUGH THE PAST, DARKLY』だけのものだと思います。DECCAのロゴの上にffrrの丸いロゴがあります。規格番号はスペインのレギュラー盤のSKL 5019です。UK盤同様規格番号の上に逆さ文字のマトリクスがあります。マトリクスは機械打ちで850 XZAL 9067X1 COL/850 XZAL 9068X1 COLです。各面の9067、9068と1の間のXの部分はハイフンをXで消してあります。

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B面のラベルです。

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こちらは同時期に発売されたスペインのレギュラー盤です。八角形のジャケットで見開きではありません。

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右下にESTEREO SKL 5019のクレジットがあります。スペインではモノラル盤は発売されませんでした。

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裏ジャケはスペイン独自の青を基調としたデザインです。

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右上のUK盤ではモノラル、ステレオを判別する個所ではスペインのDECCAを配給しているCOLUMBIAのクレジットがあります。

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おそらく住所と思われるクレジットが右下にあります。

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曲目の部分です。面表示のみCARA A、CARA B表示で曲名は英語のクレジットです。中のレコードはクラブ・エディション盤と全く同じ黒ラベルのもので、マトリクスも同じです。

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レギュラー盤のオリジナルはクラブ・エディション盤と全く同じですが、レギュラー盤にはセカンド・プレスが存在します。ジャケットは八角形で全く同じですが、ラベルは1970年以降のボックスト・デッカとなります。マトリクスは機械打ちでZAL-9067.P-1W/ZAL-9068.P-2Wです。クラブ・エディション盤にはこのラベルは存在しません。 

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スペイン盤のクラブ・エディションはこれ1枚だけです。美しい独自のジャケットでメンバーの写真もカッコいいですよね!裏ジャケも文字やロゴなどが整然としていていいデザインだと思います。両面コーティングというのも高級感を増して特別なレコードという感じがしますね!スペインではこの他にレギュラー盤ですが『OUT OF OUR HEADS』の別ジャケがあります。また、裏ジャケ違いや、編集盤もありますのでまたの機会に紹介します。

ローリング・ストーンズ オランダ・クラブ・エディション盤 HAVE YOU SEEN YOUR MOTHER!! 

ローリング・ストーンズのオランダ・クラブ・エディション盤『HAVE YOU SEEN YOUR MOTHER』です。UK輸出仕様ではタイトルの最後に『LIVE』が付いていましたがこちらのタイトルにはありません。規格番号はDS 010で67年(68年初頭の説もあり)に発売されました。規格番号はラベルではNP 356 600となっています。BOEK EN PLAATというレコード、本などを通販で販売していた会社からリリースされています。ジャケットはクラブ・エディション独自のデザインです。上部にグループ名、タイトルがあり、その下に曲目があります。写真の部分は『GOT LIVE IF YOU WANT IT』の下3分の2の部分が使われています。同じ写真でも上を白くしてしまうとジャケットのイメージが大分違いますね!

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右上にDECCAのロゴがあります。規格番号やSTEREOのクレジットは一切ないシンプルなジャケットです。

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裏ジャケです。こちらも独自のデザインです。上部に曲目、下にメンバーそれぞれの写真があります。

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右上にSTEREO DS 010のクレジットがあります。

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タイトルと曲目の部分です。プロデューサーとエンジニアのクレジットがあり、ここでもRecorded LIVE at the Royal Albert Hall, Londonとなっています。

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左側にオランダ語(多分)で解説がありますがなんて書いてあるのか分かりません。66年9月23日、ロイヤル・アルバート・ホールのライヴと書かれているんでしょうか?

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ラベルです。オランダで1966年から1970年まで使われていたDECCAのロゴの上に丸くffrrのマークがあるステレオのラベルです。最初にも書きましたがラベルではNP 356 600となっていますが、これは別のレコードが入っているわけではなく元々ラベルではジャケットと違うこの番号が使われています。タイトルはHAVE YOU SEEN YOUR MOTHERとなっています。音源はUSAのステレオ盤と同じです。マトリクスは機械打ちでAA 356 600 1Y 1 670 1/AA 356 600 2Y 1 670 1です。

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B面のラベルです。ジャケットでは「I'm alright」となっていましたがここでは「I'm allright」となっています。

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オランダでは当初このクラブ・エディション盤しか発売されず、このアルバムは75年に『STONE AGE』とのカップリング2枚組、76年に『IN CONCERT』のタイトルで『GET YER YA-YA'S OUT』とのカップリング2枚組でリリースされましたが、単品の『GOT LIVE IF YOU WANT IT』としてリリースされたのは78年の事です。この『GOT LIVE~』もUSA盤とはジャケットが微妙に違うのでここで取り上げてみたいと思います。規格番号は6835 128です。グループ名の下に大きくLIVEとあります。左下にタイトルのGOT LIVE IF YOU WANT ITがあり、LIVEの文字だけ黄色になっています。また、右下のミックの下にも同じように黄色でLIVEの文字があります。このジャケットはドイツ盤再発の『GOT LIVE IF YOU WANT IT』(6.22429)と全く同じジャケットです。なお、ドイツ盤の方は左上のDECCAのロゴがありません。

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裏ジャケです。USA盤とほぼ同じデザインです。

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右上に規格番号の6835 128があります。

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ラベルです。DECCAのロゴの上にffrrの丸いロゴが無い71年以降のラベルが使われています。タイトルはGOT LIVE IF YOU WANT IT!となっています。マトリクスは機械打ちでAA 6835 920 1Y 1 ℗1966 670 11 06/AA 6835 920 2Y 1 ℗1966 670 1 06です。B面の「I'm alright」のスペルは修正されています。

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オランダでのクラブ・エディション盤はこの他に『BETWEEN THE BUTTONES』があります。同じBOEK EN PLAATから発売され、規格番号はジャケットがD-106/1、ラベルではNP 356 603というのがありますがこちらは持っていません。以前eBayで出品されていましたが、通常盤と同じジャケットで規格番号の部分だけ違うようです。それと比べるとこちらの『GOT LIVE~』の方はジャケットはともかくタイトルまでも独自のもので面白いですね!タイトルだけ見ているとライヴではなくベスト盤かなとも思ってしまいます。裏ジャケの写真も5人それぞれの個性が出ていていいと思います。このアルバムを購入するにはこのブック・クラブに入会しないと買えなかったようです。おそらく当時のオランダではUK輸出仕様の『HAVE YOU SEEN YOUR MOTHER LIVE』が店頭販売されていたと思いますが、こうしてメイル・オーダーでも入手したいと思っていたマニアがいた事が窺えますね。

ローリング・ストーンズ USA盤 GOT LIVE IF YOU WANT IT ステレオいろいろ!!

ローリング・ストーンズのUSA盤『GOT LIVE IF YOU WANT IT』のステレオです。モノラルと同じ1966年12月9日に発売され、規格番号はPS 493です。モノラルではジャケットの下部にあったLONDONのロゴと規格番号がステレオ盤は上部にあります。モノラル同様初期盤はシュリンクの上からrecorded LIVE In concert at Royal Albert Hall, LONDONのステッカーが貼られています。

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ステッカーです。これはモノラルと兼用です。

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右上にPS 493 STEREOとLONDONのロゴがあります。

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裏ジャケです。STEREOや規格番号のクレジットが無くモノラルと全く同じデザインですので細部は省略します。ストーンズのUSA盤でモノラル、ステレオと全く同じというのは初めてですね!

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ラベルです。初版といわれているSide 1が縦書きになっており、PS 493の文字が大きいです。曲目は左揃いになっています。大文字、小文字の違いはありますがモノラル同様これ以降全部のラベルの下部にRecorded at Royal Albert Hall, LondonとEngineer:Glyn Johns、そしてProducer:Andrew Loog Aldhamのクレジットがあります。マトリクスは機械打ちでZAL 7517-1K/ZAL 7518-1Jです。

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バンデッド・ラベルと呼ばれている中央にラインが入ったラベルです。面表示はSIDE 1でリムはありません。マトリクスは機械打ちでZAL 7517-BW1/ZAL 7518-BW1です。両面共手書きで11-1-66の日付があります。BWはプレス工場コードでニュー・ジャージー州のBestway Products,Inc.のことです。

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バンデッド・ラベルのB面です。私の持っているレコードは両面ラインがありますが、モノラル同様どちらか片面だけラインがあるというのも存在しているようです。

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ラインはありませんが上のバンデッド・ラベルと同じ文字の配置です。マトリクスも同じで機械打ち、ZAL 7517-BW1/ZAL 7518-BW1です。こちらも両面共手書きで11-1-66の日付があります。A面のマトの末尾がBW2のものも確認しました。

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左にside one、(ZAL 7517)、右側にPS 493があります。曲目は左揃いになっています。Made in U.S.A.のクレジットはありません。マトリクスは機械打ちでZAL 7517-1B/ZAL 7518-1Hです。

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面表示はSide 1です。曲名と作者クレジットが2行に渡ってクレジットされています。Made in U.S.A.のクレジットはありません。マトリクスは機械打ちでZAL 7517-1C/ZAL 7518-1Dです。

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面表示はside oneです。このタイトルでは結構よく見かけるラベルです。Made in U.S.A.のクレジットはあります。マトリクスは機械打ちでZAL 7517-1E △9822/ZAL 7518-1E △9822-Xです。△以降は手書きです。

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面表示はside 1です。リムはありません。他のラベルと比べて明るい青です。Made in U.S.A.のクレジットはあります。マトリクスは機械打ちでZAL 7517-1E W △9822/ZAL 7518-1E W △9822-Xです。W以降は手書きです。

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面表示はside 1で、上のラベルと似ていますがリムがあります。ラベルの色は濃い青です。Made in U.S.A.のクレジットがあります。マトリクスはZAL 7517-1E △9822/ZAL 7518-20 Wです。A面の△以降とB面全部手書きです。B面のマトはもっと後期だと思いますが、A面のマトが上と続いているのでここへ入れました。

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面表示はSIDE 1で曲目などの文字が他のラベルと比べて大きいです。ラベルの色は薄い青で、文字の色も薄いです。マトリクスは機械打ちでZAL 7517-1H  PS 493-A/ZAL 7518-1G  PS 493-Bです。PS 493の部分は手書きです。写真では見えずらいですが、曲目やプロデューサー・クレジット等全て大文字でクレジットされています。

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面表示はSide 1です。曲目やクレジットの文字が小さいです。曲目のタイム表記がありません。Made in U.S.A.のクレジットはあります。マトリクスは機械打ちでZAL 7517-1M/ZAL 7518-1Lです。

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面表示はside oneです。曲目の文字が小さいです。Made in U.S.A.のクレジットはあります。マトリクスは機械打ちでZAL 7517-1P/ZAL 7518-1Hです。

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上のラベルの規格番号、面表示が上下入れ替わっています。面表示は同じくside oneで曲目等の文字の配置も全く同じです。マトリクスは機械打ちでZAL 7517-1P/ZAL 7518-1Nです。

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面表示はSIDE 1です。文字全体が縦長のフォントになっています。ラベルの色も明るい青です。Made in U.S.A.のクレジットはあります。マトリクスは機械打ちでZAL 7517-1R  PS 493-A/ZAL 7518-1R  PS 493-Bです。PS以降は手書きです。

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面表示はSIDE 1です。MADE IN U.S.Aを含め全てのクレジットが大文字表記です。曲目の文字が小さく、マトの後にBWがあります。マトリクスは手書きでZAL-7517-19  8-16-71/ZAL 7518-19  8-16-71で8-16-71と日付のクレジットがあります。BWはプレス工場コードでニュー・ジャージー州のBestway Products,Inc.のことです。

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面表示はSIDE ONEです。上のラベルと同じくマトの後にBWがあります。リムはありません。マトリクスも同じでZAL-7517-19 8-16-71/ZAL 7518-19 8-16-71です。 

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面表示はSIDE 1、リムはありません。3番目のラベルとほぼ同じですが、マトの後にBWがあります。また、3番目のラベルにはなかったMade in U.S.A.が追加されています。マトリクスは上と同じで手書きのZAL-7517-19 8-16-71/ZAL 7518-19 8-16-71です。

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面表示はSIDE ONEです。規格番号と面表示のサイズが大きいです。リムはありません。こちらもマトの後にBWがあります。マトリクスも上と同じで手書きのZAL-7517-19 8-16-71/ZAL 7518-19 8-16-71です。ここまで4枚マトの後にBWがあり、マトも全く同じです。また、同じ会社でプレスしていたせいかこのマトの後にBWがあるものはA面がSIDE 1なのにB面がside oneといったようにA面のラベルとB面のラベルが違うタイプのものが貼られているレコードも何枚か発見しました。 

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左側にPS 493とZAL 7517 PHが、右側にSide Oneがあります。PHはプレス工場コードでインディアナ州のPRC (以前のPhilips) Recording Corp.の事です。曲目は左揃いになっています。マトリクスは手書きでZAL 7517-20-?1/ZAL 7518-1-1です。A面の末尾の?は文字が薄く判読不能です。

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左側にPS 493、右側にSIDE ONEがあります。曲目は左揃いになっています。マトの後にTHがあります。THはプレス工場コードでインディアナ州のColumbiaが経営している Terre Hauteの事です。ロンドン・レコードの系列ではないので他のレコード会社にも委託してプレスしていたっていう事でしょうか?マトリクスは手書きでZAL 7517-21  T1/ZAL 7518-21  T1です。

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左側にPS 493、ZAL 7517が、右側にSODE ONEとMADE IN U.S.A.があります。マトリクスは手書きでB-1⇔ZAL 7517/A-1⇔ZAL 7518です。何故かA面がBに、B面がAと表記されています。

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左側にSTEREO、SIDE 1が、右側にPS 493と(ZAL-7517-A)があります。ここで初めてラベルにタイトルのGOT LIVE IF YOU WANT ITがクレジットされています!作者クレジットはなくなり、曲名の後は時間表記のみとなっています。今まであったエンジニアのクレジットもありません。86年の100% VIRGIN VINYLに変わる前のおそらくこれが最終プレスだと思います。マトリクスは手書きでZAL 7517-20  PRCW PS 493 A-1-1-1/ZAL 7528-20 PRCW PS-493 B-1-1-1です。

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このステレオ盤は左側にバンドの演奏、右側にミックのヴォーカルが位置しており、しかもミックのヴォーカルだけ前面に出ていて明らかにスタジオで取り直したのがみえみえです。当時の日本盤もこちらのステレオ・ミックスの方で発売されていましたね。例のスタジオでの2曲は左チャンネルに歓声、右チャンネルに演奏が入っており、歓声の方のチャンネルを消すとスタジオ録音として聞けます。75年頃私は歓声の方のチャンネルをオフにしてカセットに録音してスタジオ・ヴァージョンにして聞いていました(笑)。このステレオの音源は最初のCD化の際、UK盤や日本盤のCDで聞けましたが、1曲ごとに空白がありライヴ盤としては違和感がありました。現在はこのステレオ盤の方はCD化されていませんが、アナログ時代のモノラル、ステレオ、そして最初のCD音源と現在のCD音源等をまとめたデラックス・エディションなんて出ないですかね~。