ローリング・ストーンズ アナログ盤蒐集生活!

ただひたすらにローリング・ストーンズのレコードを紹介しているブログです。

ローリング・ストーンズ USA盤 FLOWERS ステレオ いろいろ!! 

ローリング・ストーンズのUSA盤『FLOWERS』です。今回はステレオをとりあげます。規格番号はPS 509で、発売日はモノラルと同じく諸説ありますがここでは1967年7月14日とします。モノラルでは下部にあったLONDONのロゴや規格番号などのクレジットは上部に移動しています。『FLOWERS』のステレオ盤はプレスミスなのかA面がモノラル、B面がステレオのものや、マトにPS 509とモノラルのLL 3509の両方が書かれていてステレオのラベルなのに両面モノラルのものが存在します。せっかくステレオ盤を買ったのに聞いたらモノラルだったら嫌ですよね~。

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左上にLONDONのロゴがあります。

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上部中央にSTEREOがあります。

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右上にPS 509があります。

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裏ジャケです。これはモノラルと共通のものが使われており、前回と同じなので細部は省略します。

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ラベルです。右側にPS 509、面表示はSide 1です。縦長のフォントが使われています。このアルバムはタイトル、曲目、グループ名などが全部小文字なのが特徴です。マトリクスは機械打ちでZAL 7752-1D/ZAL 7753-1Aです。なお、タイトルが長すぎるのか初期のラベルでは「Have You Seen Your Mother, Baby」と途中までしかありません。

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左側にPS 509、面表示はSide 1です。下部のプロデューサー・クレジットが2行に渡ってクレジットされています。マトリクスは機械打ちでZAL 7752-1E/ZAL 7753-1Fです。

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右側にPS-509、面表示はSIDE ONEと大文字です。リムはありません。マトリクスは機械打ちでZAL 7752-1K  6-22-67/ZAL 7753-1Kです。A面のマトに日付があるのでこれが一番最初かも知れません。日付の部分だけ手書きです。

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右側にPS-509、面表示はSIDE ONEです。上のラベルと比べてこの部分の文字が大きいです。また曲目の幅が狭くなっています。リムはありません。マトリクスは機械打ちでZAL 7752-1K  6-22-67/ZAL 7753-20です。A面のマトは上と同じもので日付があります。この日付の部分とB面のマトは手書きです。B面のマトは後期のものですがA面のマトが初期のものなのでここへ入れました。

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右側にPS-509、面表示はside oneと小文字です。ラベルの色は写真よりももっと濃い色です。マトリクスは機械打ちでZAL 7752-1M  △10723/ZAL 7753-1L  △10723-Xです。△以降は手書きです。

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右側にPS-509、面表示はside oneと小文字です。上のラベルと似ていますが、タイトルやグループ名の文字が小さいです。マトリクスは機械打ちでZAL 7752-1M  △10723/ZAL 7753-1L  △10723-Xです。△以降は手書きです。

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右側にPS-509、面表示はside oneと小文字です。made in u.s.a.も小文字になっています。リムはありません。マトリクスは機械打ちでPS-509  ZAL 7752-1N/PS-509  ZAL 7753-1Nです。両面共PS-509の部分は手書きです。

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右側にPS-509、面表示はside oneと小文字です。リムはありません。made in u.s.a.も小文字です。ほぼ上と同じですが一番下のZAL 7752の最後にWが追加されています。マトリクスはLL-3509  ARL-7752-1N-W/PS 509  ZAL 7753-1P  Wです。B面のZAL 7753-1Pの部分だけ機械打ちで、その他は手書きです。ここで?となった方はいるでしょう。なんとA面のマトはモノラルのものです。このレコードはプレスミスなのかA面はモノラル、B面はステレオとなっています。これ、どうやってプレスしたんだろぉ~。

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マトの部分です。はっきり見えませんがLL-3509から始まっています。ラベルの色がステレオ用の青なのがよくわかると思います。

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右側にPS-509、面表示はside oneと小文字です。made in u.s.a.も小文字で上のラベルと同じ配置ですがこちらはリムがあります。一番下のマトの表示にWが追加されているのも同じです。マトリクスは手書きでLL-3507  ARL 7752-1P-W/LL-3509  ARL 7753-1N Wです。こちらは両面共モノラルのマトで内容も両面モノラルです。これは完全にラベルを貼り間違えてステレオのジャケットに入れてしまったと思います。しかもモノラルでは今のところこの枝番は確認していません! このラベルでステレオのものを探していますが未だに見つかりません。一体どうなっているんでしょうか?

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右側にPS 509、面表示はside oneと小文字です。5番目のラベルと似ていますが下のマトリクス表示のZAL 7752が括弧で囲われています。マトリクスは機械打ちでZAL 7752-1R/ZAL 7753-1Rです。

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右側にPS-509、面表示はSIDE 1です。リムはありません。マトリクスは手書きでZAL 7752-20  8-16-71/ZAL 7753-20です。A面に日付があります。

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右側にPS 509、面表示はSIDE 1です。上とほぼ同じですが、こちらはリムがあります。また、zal 7752 bw、made in u.s.a.と全部小文字になっています。マトのbwはプレス工場コードでニュー・ジャージーのBestway Products,Inc.の事ですが、このBWのクレジットまで小文字になってしまっているのは他のタイトルでは見かけません!マトリクスは手書きでZAL 7752-20  8-16-71/ZAL 7753-20と上のラベルと同じです。

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左側にPS 509が、右側にSIDE ONEがあります。曲目が左揃いになっています。マトリクスは手書きでZAL-7752-1  TR-9-81/ZAL-7753-1  TR-9-81です。9-81は81年9月の事だと思います。

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左側にSTEREOとSIDE 1が、右側にPS 509と(ZAL 7752)があります。ここで初めてタイトルがFLOWERSと大文字になります。曲目やグループ名も全て大文字となり、「Have You Seen Your Mother, Baby, Standlng The Shadow?」と初めてフルでクレジットされています。SIDE 1の下に26という数字があります。マトリクスは手書きでPS-509 A-1-1-1  LL-3509  ARL-7752-1N  PRCW/PS-509 B-1-1-1 LL 3509  ARL-7753-1N  PRCWです。こちらはステレオのマトとモノラルのマト両方書かれているので嫌な予感がしたんですが、予感は的中、両面モノラルでした。PS-509と刻んであるのにこれは完全に間違えたんでしょうね!

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上と同じ文字の配置ですが、文字が白いです。SIDE 1の下の数字も72と変更されています。おそらくこれが青の最終プレスだと思います。マトリクスは手書きでZAL-7752-A-PS-509-2-1-2  TR 10-84 PRCW/ZAL-7753-B-3-1-2  PS-509  TR  10-84 PRCWです。TRは丸で囲まれています。おそらく84年10月のプレスだと思います。

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マトを調べたらステレオ用の青いラベルなのに数枚モノラルが混ざっていて驚きました。これは他のタイトルでは無かったことです。しかも片面モノラルで片面ステレオだなんて完全にプレス・ミスですよね~。プレスする人が間違えたとしか思えません。私の持っているラベルでモノラルだったレコードで、内容がステレオのものをお持ちの方がいらっしゃいましたら情報をお願い致します。このステレオ盤でも「Out Of Time」はフェイドアウトが早いショート・ヴァージョンです。また、「Have You Seen Your Mother~」は疑似ステです。この曲はブートではリアル・ステレオが聞けるのでおそらくこの時点ではステレオ・ミックスが完成していただろうと思いますが使われなかったのが惜しいです。いつの日か「アンソロジー」ものが出てリアル・ステレオ・ミックスが世に出るといいですね!この曲はタイトルが長いせいか初期のラベルで曲名が途中までしか書かれていないのも面白いです。そういえば日本でも「マザー・イン・ザ・シャドー」なんていう省略されたタイトルですよね!このアルバムは他とダブりが多いですが裏ベストといった感じで時々聞きたくなります。

ローリング・ストーンズ USA盤 FLOWERS モノラル いろいろ!!

ローリング・ストーンズのUSA盤『FLOWERS』です。今回はモノラルを紹介します。規格番号はLL-3509で1967年7月14日(3日、15日説あり)に発売されました。60年代のUSロンドンでは最後の編集盤になります。『FLOWERS』というタイトルからしていかにも67年のサマー・オブ・ラブに便乗して作られたアルバムで内容も当時のシングル曲やUSA盤では『AFTERMATH』や『BETWEEN THE BUTTONS』に収録されなかった曲等でまとめられています。当時のアメリカでの未発表曲が7曲収録というのも意外ですよね!以前紹介しましたがイギリスでも輸出仕様として作られました。ジャケットは5人の写真を花にたとえています。有名な話ですが、ブライアンには葉が付いていません。ビルにも申し訳程度しか葉が付いていないのも92年に脱退するのをまるで予言していたみたいですね。

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左下にLONDONのロゴがあります。

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下部中央にMONOのクレジットがあります。

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左下に規格番号のLL 3509があります。全体に余白が多いシンプルなデザインです。

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裏ジャケです。こちらはメンバーの写真の下に曲目があります。

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左下にジャケットのデザインを担当したThe Corporate Headのクレジットがあります。

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下部中央にタイトルのコンセプトを考えたLou-in Adlerのクレジットがあります。このルー・アドラーという人はフラワー・ムーブメントのママス&パパスやバリー・マクガイヤーなどを手掛けた人です。この裏ジャケはモノラル、ステレオ共通なので、両方の規格番号が書かれています。

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右下にフォトグラファーのガイ・ウェブスターとグラフィック・デザイナーのトム・ウィルクスのクレジットがあります。その下にロンドン・レコードの住所が書かれています。

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ラベルです。最初はマルーンからいきます。面表示はSIDE ONEと大文字です。リムはありません。マトリクスは手書きでARL 7752-1J  6-22-67/ARL 7753-1J  6-22-67です。マトに日付があるのでこのラベルを最初に挙げました。なお、マトはこれ以降全て手書きです。

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面表示はSide 1で規格番号と面表示が縦長のフォントとなっています。『FLOWERS』のモノラル盤ではよく見るラベルです。マトリクスはARL 7752-1A/ARL 7753-1Bです。他に-1B/-1Bを確認しました。

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面表示はside oneと小文字です。made in u.s.a.も小文字となっています。写真では薄い色になってしまいましたが実際はもっと濃い色です。マトリクスはLL-3509  ARL-7752-1N/LL-3509  ARL 7753-1Nです。B面のARLの後のハイフンはありません。

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ここから赤ラベルです。面表示はside 1です。下部のプロデューサー・クレジットが2行となっています。マトリクスはARL 7752-1F/ARL 7753-1Eです。

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面表示はside oneと全部小文字です。プロデューサー・クレジットは一行です。マトリクスはARL 7752-1V/ARL 7753-1-Vです。

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上のラベルと似ていますが、2曲目の「Have You Seen Your Mother~」と3曲目の「Let's Spend The Night Together」が2行に渡ってクレジットされています。また、下部のマトに上のラベルにあったカッコがありません。マトリクスはARL 7752-1M  △10724/ARL 7753-1L  △10724-Xです。

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これはもう有名ですが、この『FLOWRS』に収録された「Out Of Time」はフェイドアウトが早いショート・ヴァージョンとなっています。「Ruby Tuesday」と「Let's Spend The Night Together」は5か月前に発売されたばかりの『BETWEEN THE BUTTONS』に収録されているので何でまたここに収録されたのか分かりませんが、ベスト的なものを狙ってセールスを期待したんでしょうか?この2曲と「Have You Seen Your Mother~」と「Mothers Little Helper」を外して当時のB面アルバム未収曲の「Sad Day」「Long Long While」「Who's Driving Your Plane?」と未発表曲の「Looking Tired」に入れ替えたらもっとマニアックで面白いレコードとなっていたでしょうね。

ローリング・ストーンズ USA盤シングル WE LOVE YOU/DANDELION いろいろ!!

ローリング・ストーンズアメリカでの15枚目のシングル「We Love You/Dandelion」です。1967年8月18日に発売され、規格番号は45-905です。アメリカではB面の「Dandelion」の方が14位とヒットしてしまったため、アンドリューは急遽両A面扱いとしたようです。このシングル・ヴァージョン(モノラル)は「We Love You」のエンディングに「Dandelion」のコーラスの部分が、「Dandelion」のエンディングに「We Love You」のイントロのピアノの音が小さく収録されています。また、「We Love You」にはプロモだけのエディット・ヴァージョンが存在します。ジャケットはメンバーの写真の下にサイケ調の文字でグループ名のローリング・ストーンズは使われずメンバーのファースト・ネームとタイトルが書かれています。曲名は「Dandelion」の方が上に書かれています。

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裏側は上部レコード取り出し口に切り込みがあります。左下に各クレジットがあります。

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クレジットの部分です。ロンドン・レコードの住所とPRINTED IN U.S.A.があります。

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表裏共に右下にロンドンのロゴと規格番号の45-905があります。

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ラベルです。最初はオレンジ・スワルのプロモです。左下にPROMOTIONAL COPYのクレジットがあります。右側に45-LON-905、その下に3行に渡ってプロデューサー・クレジットがあります。このプロモ盤だけイントロのピアノが始まった途端すぐにヴォーカルが入ってくるエディット・ヴァージョンが収録されています。このヴァージョンはこのプロモでしか聞くことが出来ません。見分け方はラベルのタイム表記が手書きで3:10と書かれている部分しかありません。マトリクスは手書きでXDR 41128 T2-2A/XDR 41129-1Cです。なお、このシングルのマトは80年代まで全て手書きです。

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手書きのタイム表記の部分を拡大した写真です。

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上と同じラベルですが、タイム表記の部分が印刷で4:39となっています。こちらには通常ヴァージョンが収録されています。マトリクスはXDR 41128 T2-1D/XDR 41129-1Dです。

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上の2枚とは違い、LONDONのロゴの下にDistributed By London Records, Inc.があります。右側の規格番号は45-905で、その上にMade in U.S.A.があります。右下にNOT FOR SALE、左下にPROMOTIONALがあります。プロデューサー・クレジットも下部へ移動しています。マトリクスはXDR 41128 T2-1H/XDR 41129-1Hです。 

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ここからブルー・スワルのレギュラー盤です。このレコードはマトでは順番が分かりずらいのでラベルから判断して並べてみました。これは最初のプロモと同じ文字の配置のラベルです。タイム表記は4:39と印刷されており、通常のヴァージョンが収録されています。マトリクスはXDR 41128 T2-1D/XDR 41129-1Dです。

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規格番号は45-905です。その下にタイム表記、プロデューサー・クレジット、アレンジのクレジットがある変則的なラベルです。マトリクスはXDR 41128 T2-SH-3 X/XDR 41129-SH2です。SHというのはプレス工場コードで『HOT ROCKS』のShelley盤で有名なニュー・ヨークのShelley Products, Ltd.のことです。

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規格番号は45-905です。規格番号の文字が小さく上と比べるとやけにシンプルな印象のラベルです。プロデューサー・クレジットやMade in U.S.A.はグループ名の下に全部まとめられています。左側のマトリクスの末尾にBWがあります。マトリクスはXDR 41128 T2-BW2/XDR 41129-BW-1です。BWというのはプレス工場コードでニュー・ジャージーのBestway Products,Inc.のことです。

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LONDONのロゴの下にDistributed By London Records, Inc.があります。規格番号は45-905で3番目のプロモと文字の配置が全く同じです。マトリクスはXDR 41128 T2-1G/XDR 41129-1J  △68043-Xです。

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70年代中期からの規格番号が5N-905へと変わったラベルです。基本的にはブルー・スワルの1番最初のラベルと文字の配置が同じです。マトリクスはXDR 41128 T2-1F/XDR 41129-1Dです。

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78年からのカラード・サンセット・ラベルです。文字の配置やフォントは上の5N-905のラベルと全く同じです。マトリクスも同じでXDR 41128 T2-1F/XDR 41129-1Dです。

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上のラベルと比べてタイトルが小さくなり、グループ名が横に広がっています。マトリクスはXDR 41128-1  TRUTONE-Pa-6-81  PRC/XDR 41129-1  TRUTONE-Pa-6-81  PRCです。マトの日付から考えて81年6月にプレスされたものだと思います。ここまで両面の最後に反対側の曲の一部が追加されているシングル・ヴァージョンとなっています。

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86年以降の白ラベルです。マトリクスは5N-905 B/5N-905 Aで、なんと「Dandelion」側のマトがAとなっています!アメリカでは「Dandelion」の方がヒットしたからA面扱いにしたのか、単なるミスなのかは不明です。このレコードだけ両面共ステレオで普通のヴァージョンが収録されています。

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この2曲は『サタニック』のセッションで録音されました。「We Love You」は鎖を引きずる音で始まりドアをバターンと閉める音の後にニッキー・ホプキンスのピアノの印象的なフレーズが入ってくるというイントロがサイコーですね!ブライアンのメロトロンがガガッ、ガガッと効果的な音を出しています。ジョンとポールがコーラスに参加しているといわれています。「Dandelion」はブライアンがチェンバロオーボエを担当しているらしいです。記録にはありませんがこちらにもコーラスにジョンとポールが参加していると思います。ポールらしき声が大きく聞こえる個所がありますし、エンディングでミックの声が消えた後で聞こえるコーラスは完全にジョンとポールですよね!ストーンズにしてはメルヘンチックな曲です。2曲共ステージでは演奏した事がありませんが、サイケ期ストーンズのサイコーのシングル盤ですよね!