jukeboy’s diary

ローリング・ストーンズの珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ UK盤EP①THE ROLLING STONESいろいろ!!

1964年1月10日にイギリスで発売されたストーンズ初の4曲入りEP盤です。シングルとは違いEPにはジャケットが付けられ、デビューしたての5人の写真が写真が使われています。視線がバラバラなのがストーンズらしいですね!このEPにもいろいろなヴァリエーションが存在します。フロント・カヴァーは左上にmonoと規格番号DFE 8560があり、右上にDECCAのロゴがあります。ジャケットの表面はコーティングされています。収録された4曲はベスト盤を除いて全てアルバム未収録です。

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リア・カヴァーです。フリップ・バック仕様で、右上にMONOと規格番号、下部にDECCAのロゴと印刷所のクレジットがあります。

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初期盤にはタイトルの色が金色のものと緑色に近い薄い金色のものが存在します。これは印刷所の違いで前者がMacNeil Press、後者がWest Brothers Printersです。2枚重ねてみると違いがよくわかります。

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また、MacNeil Pressの初期と、West Brothers Printersはビル・ワイマンの楽器のクレジットをbase guitarとスペルを間違えています。MacNeil Pressの方は途中からbass guitarと修正されています。

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このEPの印刷所のクレジットの部分は4種類5タイプありますが、後で触れるどのラベルがどの印刷所か分かるように番号を振っておきます。上から順番に①MacNeil Press、②West Brothers Printers、③後期型のMacNeil Press(フリップ・バック無し)、④Pineborn Press、⑤印刷所の記載なし、の順です。

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ラベルです。左側にRECORDING FIRST PUBLISHED 1964のクレジットがあります。このタイプが初版だと思います。マトリクスは機械打ちでEFF-2663-1K/EFF2664-1Kです。ジャケットは①MacNeil Press、②West Brothers Printersの両方存在するのでどちらのジャケットのものが初版なのか分かりませんが、数は②の方が断然少ないと思います。

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Side 1が縦表示になり、RECORDING FIRST PUBLISHED 1964がP1964と変わったラベルです。マトリクスは上のラベルと同じです。ジャケットは①MacNeil Pressです。ここまでビル・ワイマンのクレジットをbaseとミスっています。

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66年後半からのボックスト・デッカです。EXTENDED PLAYが2ヶ所にあります。規格番号が縦2列に表記されています。Side 1、Side 2表示はありません。マトリクスは-1K/-1Kのままです。ジャケットは①MacNeil Pressですがビル・ワイマンのbaseをbassと正しく修正してあります。これ以降の再発は印刷所が変わっても全てビル・ワイマンの部分が修正済です。

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ボックスト・デッカですが上と違いDFE 8560が横一列に、マトの表示も逆さではなく普通になっています。EXTENDED PLAYが2ヶ所にありますが上のラベルより小さく表記されています。SIDE 1、2がありますがAB面逆にクレジットされていて通常のA面にSIDE 2とあります。曲目も曲名作者と出版社が2行に渡ってクレジットされています。マトリクスは-1K/-1Kのままです。ジャケットは③後期型のMacNeil Press(フリップ・バック無し)です。

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上の2枚と違いEXTENDED PLAYが小さく1ヶ所だけで、曲目の配置も上の2枚とは違います。マトリクスは-1K/-1Kのままです。ジャケットは③後期型のMacNeil Press(フリップ・バック無し)です。 

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 80年にリリ-スされた中央がプラスティックのラベルです。マトリクスは手書きでDFE8560A12/DFE8560B12です。両面とも離れたところに機械打ちで数字と記号があります。ラベルの規格番号DFE 8590をDEFとミスっています。これは同時にラベルが変わった「5X5」と「GOT LIVE~」のEPでも同じミスがあります。ジャケットは④Pineborn Pressです。このラベルは発売期間が短かったためかあまり見かけません。

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82年にリリースされた最後のラベルです。マトリクスは機械打ちでDFE 8560 A-1/DFE 8560 B-1です。このラベルは溝の深さが中央にあるものがジャケット④Pineborn Pressで、同じデザインで中央と円周が深くなっているものがジャケット⑤印刷所の記載なしです。

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ビル・ワイマンのbassのミス・クレジットがボックスト・デッカに変ったと同時に修正されたのは偶然かもしれませんが、これは私の持っているものから考えたのでオープン・デッカでも修正済みのものがあるかもしれません。内容は全曲カヴァーですが、センスがいい選曲ですね~!演奏もまとまっていて「Money」は同時期のビートルズのカヴァーと比べても引けを取らないと思います。「Poison Ivy」や「Bye Bye Johnny」ではブライアンのだみ声のコーラスを聞くことが出来ます。「You Better Move On」は5年後にベストの『THROUGH THE PAST DARKLEY』に収録されましたが、たったの5年であそこまでいったのかと思うと60年代の進歩って驚きですよね!