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jukeboy’s diary

ローリング・ストーンズを中心にいろいろな珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ ドイツ・クラブ・エディション①BEAT BEAT BEAT!!

ローリング・ストーンズの各国盤で特に人気が高いのがドイツ・クラブ・エディションの『BEAT BEAT BEAT』だと思います。ストーンズのアルバムとしては珍しい10インチ盤で1965年7月に発売されました。規格番号は60 368でモノラルしか存在しません。Bertelsmann Book Club(Bertelsmann Club Centerとの資料も)というところからメイル・オーダーで2000枚発売されました。このアルバムはセカンド・プレスも存在するので合わせて2000枚なのか各2000枚なのかは不明です。67年の12月には全部売り切れたようです。キースが目をこすり、ビルが電話をかけ、チャーリーがアッカンベーをしている面白いジャケットです(笑)。上部にタイトル、左下にDECCAのロゴがあります。

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裏ジャケです。タイトル、曲目、メンバーのクレジットのみのシンプルなデザインです。曲目は『1st』とEP、シングルの曲で特に当時の西ドイツで未発売だった曲はありません。「Time Is On My Side」はオルガン・イントロ、「Tell Me」はきれいにフェイドアウトするヴァージョンです。

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表側の左下にDECCAのロゴと販売元(製造元?)のSonderauflageのクレジットがあります。

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裏ジャケの上部にもDECCA-Sonderauflageのクレジットがあります。

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後期のジャケットでは裏ジャケ右上の規格番号の横のP 10が消えて、Hi-Fi 60 368も右にずれています。これはP 10が無いものに必ずしもボックスト・デッカが入っているわけではないのでラベルとジャケットは別々の時期に切り替わったと思います。f:id:jukeboy:20170216161401j:plain

メンバーはイアン・スチュワート(スペルがJANとなっています)もクレジットされています。

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ファースト・プレスのラベルです。光が反射してしまい見えずらいですが、初期ドイツ・デッカ盤のえび茶に金の文字で、ラウンド・デッカと呼ばれる楕円形のDECCAのロゴがあります。左側にSonderauflageのクレジットがあります。その下にマトリクス番号と盤全体のタイム表記があります。右側の規格番号の下にAD 5525-Lと番号がありますが何の番号か不明です。マトリクスは機械打ちでLPD-19990-X/LPD-19991-Xです。

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B面のラベルです。両面とも曲名の後にShakeやTwistといった曲のタイプがクレジットされています。

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セカンド・プレスのラベルです。DECCAのロゴがボックスト・デッカに変っています。リムの文字も違います。その他の部分は上のラベルとほぼ同じです。こちらにも規格番号の下にAD 5525-Lと謎の番号があります。マトリクスも上と同じでLPD-19990-X/LPD-19991-Xです。ボックスト・デッカには67年に切り替わったとの資料もあります。

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B面のラベルです。初期のドイツ盤のラベルはゴージャスでいいですね~。

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日本でも70年代にソニー・ファミリー・クラブというレコードを通販する会社があり、ディープ・パープルのアルバムなどを独自のジャケット、曲目で売っていましたね。日本ではこういう通販は特に売れたようには思いませんが、当時の西ドイツではどうだったんでしょうかね?このアルバムと『IN ACTION』の2枚は日本では人気が高くバブルの頃にはボロボロな状態でもとんでもない値段が付けられていましたね!10インチという大きさがかわいいし、ジャケットの写真もいいですね~。「Tell Me」を除いて全てカヴァーですが当時のストーンズはカヴァー曲の選曲がいいし、演奏のセンスも本家に負けないくらいいいと思います!