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jukeboy’s diary

ローリング・ストーンズを中心にいろいろな珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ USA盤12X5 モノラルいろいろ!!

ローリング・ストーンズ

 ローリング・ストーンズのアメリカでの2枚目のアルバム『12X5』です。1964年10月24日にモノラル(LL 3402)、ステレオ(PS 402)として発売されました。今回はモノラル盤を取り上げます。規格番号はLL 3402です。内容はUK盤のEP『5X5』全曲とアメリカでのシングル「It's All Over Now」と「Time Is On My Side」のAB面、そしてUK盤『No.2』に収録された3曲から構成されたアメリカ独自のアルバムです。日本ではUK盤『No.2』よりこちらの方が馴染みがあると思います。「Time Is On My Side」はオルガン・イントロ・ヴァージョンです。ジャケットはUK盤『No.2』と同じ写真が使われていますが、何もクレジットが無いUK盤と比べてこちらはグループ名、タイトルを派手に表記しています。右上に水色のロンドンのロゴと、右下に規格番号とMONOのクレジットがあります。

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リア・カヴァーです。上部にタイトルとグループ名、64年頃の5人の写真があります。左側に曲目と、右側にAndrewの解説文があります。

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フロントの右上のLONDONのロゴの部分です。グループ名に合わせたのか珍しく水色です。

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右下の規格番号とMONOの部分です。こちらも水色です。

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裏ジャケの右上の部分です。モノラル、ステレオ同時発売だったので規格番号のところにalso available in Stereo, PS 402のクレジットがあります。

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右下にPRINTED IN U.S.A.のクレジットがあります。ファーストと比べてこのアルバムのジャケットにはヴァリエーションがありません。

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曲目の部分です。有名ですが、「Congratulations」のスペルが「Congradulations」とミスっています。

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なお、前回取り上げたファーストの写真を使ったUSA盤の別カヴァーですが、アメリカでの初回盤との説がありますが真相は不明です。また、このアルバムのモノラルの初回盤はブルー・ヴィニールだったという事が「Rock'n Roll Price Guide」に載っていますが、これについてはprivete pressing、ブートレグとした資料がありますのでこちらも真相は不明です。以前UKファーストのボックスト・デッカの青盤も見かけましたがこれも多分ブートレグだと思います。

ラベルです。MADE IN ENGLANDの発売時期が不明ですので最初にこちらから取り上げます。こちらはMADE IN ENGLANDのテスト・プレスです。マトリクスは機械打ちでARL-6493-1A/ARL-6494-1Aです。DECCAのFactory SampleのラベルにボールペンでマトリクスとLL 3402と書かれています。

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テストプレスのマトの部分です。

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レギュラー盤のUKプレスです。上部にMADE IN ENGLANDがあります。マトリクスは機械打ちでARL-6493-1A/ARL-6494-1Aとテストプレスと同じです。

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ラベルの上部がMADE IN ENGLAND BY THE DECCA RECORD CO, LTD.となっています。マトリクスは機械打ちでARL-6493-1A/ARL-6494-2Aです。右側の規格番号の上のマトリクスの逆さ文字にカッコがありません。また、曲目の文字のフォントも違います。UKプレスは2枚ともタイトルの表記がありません。

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ここからUSAプレスです。マルーンのオープン・ロンドンでタイトルは12X5表記です。面表示はSIDE 1です。ラベルの下部にMade in U.S.A.があります。マトリクスは手書きでARL-6493-1A/ARL-6494-1Aです。これ以降は全て手書きです。 

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マルーンのオープン・ロンドンでタイトルは12 BY 5表記です。面表示はSIDE 1、Made in U.S.A.はありません。マトリクスは手書きでARL-6493-1C/ARL-6494-1Dです。

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マルーンのオープン・ロンドンでタイトルは12 BY 5表記ですが面表示がside 1と小文字になっています。Made in U.S.A.はありません。マトリクスは手書きでARL-6493-1E △7163/ARL-6494-1F △7163Xです。

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ここからボックス・ロンドンです。ラベルの色も赤に変ります。タイトルは12X5、面表示はSIDE 1です。ラベルの下部にMade in U.S.A.があります。マトリクスは手書きでARL-6493-1A/ARL-6494-1Aです。オープン・ロンドンの1番目のラベルとロンドンのロゴ以外の部分とマトが同じです。

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えんじ色のラベルです。面表示は縦長の文字でSide 1、タイトルはありません。マトリクスはARL-6493-1D LL-3402-A/ARL-6494-2B LL-3402-Bです。A面のARL-6493-1Dの部分だけ何故か機械打ちです。

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赤ラベルでタイトルが12 BY 5、面表示はSIDE 1です。Made in U.S.A.はありません。マトリクスは手書きでARL-6493-1D/ARL-6494-1Dです。

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タイトルは12 BY 5表記ですが面表示がside 1と小文字に変ります。Made in U.S.A.があります。マトリクスはARL-6493-1E △7163/ARL-6494-1E △7163Xです。

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ファーストのモノラルはオープン・ロンドンとボックスのロンドンのマトリクスがそれぞれ別々に繋がったのですがこちらは繋がりませんね!一応オープン・ロンドンを最初に、次にボックスをまとめましたが、オープンとボックスのマトの枝番が前後して入り乱れています。プレス時期が同じでもオープン・ロンドンとボックスのロンドンを適当に使っていたのか、それとも製造工場が違うのか謎ですね。もちろん同じラベルでも枝番は数種類存在すると思いますのでこれはあくまで参考程度にしてください。このアルバムはシングル曲とEPの曲で水増しして1枚のアルバムにしてしまったアメリカらしい編集アルバムですが、曲順がすごくいいですね~。特にA面の流れは聞いていて心地よく時々出してきては聞いているお気に入りのアルバムです。ステレオは次回取り上げます。