jukeboy’s diary

ローリング・ストーンズの珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ USA盤OUT OF OUR HEADS モノラルいろいろ!!

ローリング・ストーンズのアメリカでの4枚目のアルバム『OUT OF OUR HEADS』です。1965年7月30日に発売されました。規格番号はモノラルがLL 3429、ステレオがPS 429です。イギリスでは2ヶ月後の9月にジャケット、内容違いで発売されましたが、こちらは「The Last Time」「Satisfaction」のシングルAB面とライヴの「I'm All Right」を収録したアメリカ独自の編集盤です。日本では曲順を変えてずっとUSA仕様で発売されていましたね!「Satisfaction」で始まる日本盤をずっと聞いていたのでこの曲順を知った時はアレレ?と思いました(笑)。アメリカのビルボードで初めて1位(3週連続)になった記念すべきアルバムです。「The Under Assistant West Coast Promotion Man」はエンディングが一部カットされたヴァージョンが収録されています。今回はモノラル盤を紹介します。

ジャケットです。『12X5』と同じくデヴィット・ベイリーという人が撮ったメンバーのどアップの写真を使っています。初期の頃はシュリンクの上から「Satisfaction」が収録されている旨のステッカーが貼られていました。

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裏ジャケです。メンバーのオフタイムの写真とアンドリュー・ルーグ・オールダムの文と曲目、レコーディングの場所、エンジニア、プロデューサーなどのクレジットがあります。

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表側左下にMONO、LL 3429のクレジットがあります。

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中央の下部にLONDONのロゴがあります。いつもは右下にありますが、ブライアンの顔にロゴが被さってしまうのを避けるためか何もないこの位置に持ってきたのかも知れません。

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初期の頃にシュリンクの上から貼られていたステッカーの部分です。右下に小さくLL 3429、PS 429と規格番号が印刷されています。UK輸出仕様はこれがジャケットに直接印刷されていましたね。

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裏ジャケ右上に規格番号LL 3429と、also available in Stereo, PS 429とあります。

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曲目の部分です。12曲中6曲がオリジナル(「I'm All Right」は別として)とオリジナル曲が断然増えましたね!「Satisfaction」は(I Can't Get No)のクレジットがありません。

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アルバム制作のクレジットの部分です。

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ラベルです。このアルバムにもMADE IN ENGLANDのラベルがあります。おそらくカッコの形とマトの組み合わせは何種類かあると思いますがこれは私の持っているレコードのものですので一応の参考にしてみてください。マトリクスの逆さ文字が{}カッコのラベルです。マトリクスは機械打ちでXZAL-6791-1A/XZAL-6792-1Aです。

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マトリクスの逆さ文字にカッコがないタイプです。文字のサイズが小さく、曲順の数字の前にあったBandがありません。マトリクスは機械打ちでXZAL-6791-2A/XZAL-6792-2Aです。

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マトリクスの逆さ文字のカッコが()のタイプです。こちらも曲順の数字の前のBandがありません。マトリクスは機械打ちでXZAL-6791-3A/XZAL-6792-1AとB面の枝番が1に戻っています。

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ここからアメリカ・プレスです。これはマルーンのオープン・ロンドンです。面表示がSIDE 1となっています。マトリクスはここから全部手書きで、ARL 6791-1A/ARL 6792-2Eです。また、B面の「Satisfaction」ですがMADE IN ENGLAND盤は( I Can't Get No)が付いていますが、この後のアメリカ・プレスのラベルでは全部「Satisfaction」のみのクレジットになっています。

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こちらもマルーンのオープン・ロンドンで面表示はside oneと小文字になっています。マトリクスはARL 6791-1B/ARL 6792-2Bです。

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ここからボックス・ロンドンです。赤ラベルで面表示はSIDE 1です。この次のラベルがマルーンと赤で同じラベルが存在するので全くの想像ですがこのタイプでもマルーンが存在するのでは?、と思います。マトリクスはARL 6791-1H/ARL 6792-2Bです。

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マルーンのボックス・ロンドンです。面表示はside oneです。マトリクスはARL 6791-1J/ARL 6792-2Bです。

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これ以降はすべて赤です。上のマルーンのラベルと全く同じデザインですが色違いということで取り上げます。マトリクスも同じでARL 6791-1J/ARL 6792-2Bです。

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面表示がside 1に変更になっています。ラベル下部のマトリクス表示にカッコがありません。マトリクスはARL 6791-1K  △8210/ARL 6792-2C △8210-Xです。 

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面表示はside oneです。全体の文字が縦長のフォントになっています。マトリクスは機械打ちでLL 3429-1B/LL 3429-2Bです。マトリクスから考えておそらくこれがモノラルの最終ラベルだと思います。

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このモノラル盤のプレスは67年頃まで続けられたようです。このアルバムが発売された時点でイギリスではまだ2枚しかアルバムが出ていませんでした。アメリカではこれで4枚目なので、そのため曲数を増やすためにライヴ音源の「I'm All Right」までも収録するなんて無謀なやり方のような気がします。スタジオ・アルバムにライヴが入っているのは初めて聞いた時はすごい違和感でした。まあ、80年代までイギリスの『OUT OF OUR HEADS』の存在を知らなかったのでこれが当たり前だと思って聞いていましたがUKとUSAで共通している曲が6曲とはタイトルは同じでも全くの別物ですね!このモノラル盤は音圧が高くモノラル・カートリッジで聞くとギターのカッティングが硬く、低音も大きめでバスドラとベースが迫力ある音で聞けます。ステレオは次回紹介します。