jukeboy’s diary

ローリング・ストーンズの珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ オーストラリア・クラブ・エディション①OUT OF OUR HEADS!!

ローリング・ストーンズのオーストラリア・クラブ・エディション盤の『OUT OF OUR HEADS』です。1970年に発売され、規格番号はS-4656です。内容はUK盤の『OUT OF OUR HEADS』と同じです。60年代のオーストラリアのDECCAのリリースは偶然なのか分りませんが日本のキング盤と全く同じで、『ファースト(UK)』→『12X5(USA)』→『NOW(USA)』→『OUT OF OUR HEADS(USA)』そして『AFTERMATH』『BIG HITS』『BETWEEN THE BUTTONS』とUK仕様が続きます。『DECEMBER'S CHILDREN』も発売されず日本と全く同じ形態での発売というのが面白いですね!そしてこのクラブ・エディション盤はUK仕様の『OUT OF OUR HEADS』という事でオーストラリアでは70年になって初めてこの内容で発売されました。ジャケットはクラブ・エディション独自のデザインで66年頃のメンバーの写真が使われています。グループ名とタイトルの他には何もクレジットが無いシンプルなデザインです。表側だけコーティングされています。 

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裏ジャケです。曲目とアンドリュー・ルーグ・オールダムの文が載っています。アンドリューの文はUK盤『OUT OF OUR HEADS』の裏ジャケに載っていたものと全く同じです。メンバーの担当楽器やレコーディングした場所、エンジニアのクレジットも順番もUK盤と全く同じです。

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曲目とメンバーのクレジットの間にA DECCA recording, released exclusively in Austlalia by World Record Clubのクレジットがあります。DECCAの文字があるのはこの部分だけで、ジャケットの他の部分やラベルにDECCAのロゴはありません。

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裏ジャケ左上にWorld Record Clubのクレジットがあります。

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裏ジャケ右上にW.R.C.と規格番号のS/4656があります。ステレオとありますが疑似ステです。

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右下にWorld Record Clubのロゴがあります。

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裏ジャケ下部にWorld Record Clubの住所があります。メルボルンシドニーブリスベン、パースの4ヶ所の住所が書かれています。拡大すると空白が多くシンプルなデザインですね!

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ラベルです。通常のオーストラリア盤のラベルはDECCAでUK盤と似ていますが、こちらはWorld Record Club専用のステレオのラベルです。上部にWorld Record Clubのロゴ、ラベル全体にステレオを表すSの文字があります。マトリクスは機械打ちでZAL-6973-1W/ZAL-6974-1WとUK盤のステレオと全く同じです。

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B面のラベルです。「Heart Of Stone」だけRichard-Jaggerと順番が逆になっていますが、これもUK盤と同じですね!

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ちなみにオーストラリア盤オリジナルの『OUT OF OUR HEADS』(USA仕様)です。この頃のオーストラリア盤は何故か写真のトリミングが他国よりも大きく全体に暗いです。

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裏ジャケです。タイトル、グループ名の文字の形や細かいクレジットを除けば基本的にはUSA盤と同じデザインです。表側がコーティングされ、フリップバック仕様です。

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オーストラリアでまだ発売されていないということでUK仕様を選んだのか不明ですが、当時US仕様が当たり前だったオーストラリアの人はこのWorld Record Club盤を聞いてなんだか馴染みのない内容だと驚いたと思います。しかしこのクラブ・エディション盤はジャケットもラベルも独自のデザインでいいですね~。どの位プレスされたのか分かりませんが、レア・レコードの本に載っています。音もUK盤と同じで疑似ステですがほぼモノラルに近く安定していてギターの音が迫力があります。私はこのジャケットの写真が好きで一時期携帯の待ち受けに使っていました。カッコいいですよね!