jukeboy’s diary

ストーンズ大好き人間です。1972年から集めてきたローリング・ストーンズの各国盤や珍しいレコードを紹介しています。

ローリング・ストーンズ オランダ盤 THE ROLLING STONES 3③オリジナル盤いろいろ!! 

前回、前々回に引き続きローリング・ストーンズのオランダ盤『No.3』です。前回まで再発盤を2種類紹介しましたが、今回はオリジナル盤の『No.3』です。1965年2月に発売され、規格番号はLK 4661、モノラルです。ジャケットのデザインや規格番号はUK盤の『No.2』と同じです。ジャケット表側はコーティングされています。

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UK盤同様左上にMONO LK 4661があります。

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裏ジャケです。基本的にはUK盤と同じですがタイトルの部分がUK盤ではNO.2となっていた箇所がTHE ROLLING STONES NO.3となっています。フリップバック仕様でUK盤にあったDECCAのロゴの下のクレジットがありません。

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タイトルの部分です。NO.3となっているのでここで見分けがつきます。

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右上にMONO LK 4661があります。また、このオランダ盤もBlind manになっており、修正されたものは今まで見た事がありません。

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DECCAのロゴの部分です。UK盤にはあったロゴの下のクレジットの部分が空白になっています。

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なお、話が前後しますが、オランダの初版はUK盤のジャケットが使われていたようです。UK盤のジャケットなので裏ジャケのタイトル表記はNO.2となっており、当時買った人はジャケットはNO.2なのにレコードはNO.3になっているのでビックリしたでしょうね(笑)。でもまあ当時はそこまで見る人はいなかったかもしれませんが~。私が持っているレコードはblind manが修正された後のジャケットです。余談ですがオランダではファーストも最初はUK製のジャケットを使って中のレコードだけオランダ・プレスだったらしいです。

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インナーです。ドイツ語、英語、おそらくフランス語とオランダ語の文で書かれています。英語の部分を読むとレコードの取り扱い方や針の針圧や取り換えの時期についての記述があります。DECCA等のクレジットはどこにもありませんが、おそらくこれがオリジナル・インナーだと思います。

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ラベルです。オランダでは64年までは枠がないラベルが使われていましたが、65年のこのアルバムから中央に枠がありその中にMONOや規格番号がクレジットされているタイプに代わっています。タイトル表記はTHE ROLLING STONES- Nr.3となっています。マトリクスは機械打ちでXARL 6619 1L 1 670 111/XARL 6620 2L 1 670 1です。こちらはジャケットがNO.3の中に入っていた青い色が鮮やかな方です。初期のオランダ盤のラベルから考えるとこちらの色の方がオリジナルだと思うので先に挙げましたが、そう考えると当時のオランダではUK製のNO.2のジャケットとオランダ製のNO.3のジャケットが並行して発売されていたのかも知れませんね。

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B面のラベルです。A面にあった著作権などのマークの一つが欠落しています。

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おそらく後期盤の色が濃い方ですがジャケットはUK盤のNO.2の方に入っていました。写真では薄い色になってしまいましたが実物はもっと濃い青です。マトリクスはXARL 6619 1L 1 670 112/XARL 6620 2L 1 670 111と各面一番最後の部分が違っています。111→112、1→111と変化しているのでこちらの方がマトが進んでいるので後期型と判断しました。

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B面のラベルです。

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最初NO.2のジャケットの方は元の持ち主の人かレコード店で状態のいいもの同士を合体させてしまったのかもと疑っていましたが、資料でこの組み合わせもありとあったので納得しましたが当時の人はジャケットとラベルのクレジットが違うので不思議に思ったでしょうね。私も最初にNO.2のジャケットで入手したので「アレ?UK盤のジャケットじゃん!」と完全に騙されたと思いました(笑)。今まで見た感じではNO.2の方が多く、意外とNO.3のジャケットの方が少ないような気がします。何らかの理由でジャケットの生産が間に合わなくて急遽イギリスからジャケットだけ輸入したんでしょうか。音はイギリス盤同様、ギターのカッティングやベースなど硬質ではっきりした迫力のある音が聞けます。順番が前後しましたが、この後は前回まで紹介した2種類の再発盤となります。オランダ盤はファーストも最初はUK盤のデザインで発売され、再発のたびにジャケットが独自のデザインへと変わっていって面白いのでまたの機会に紹介したいと思います。